「あたご」と「愛宕神社」
俳優・地井武男が東京周辺の街を散歩する番組「ちい散歩」で、愛宕周辺を紹介していた。
去年のこと、愛宕神社へ行こうとしてなかなか見つからず、あの辺りをグルグルうろついたので、「おっ、この辺歩いたぞ」って感じで見ていた。
その時の記事(愛宕神社の由来とか) http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-181.html
そして、愛宕神社から日吉神社までの道順も分からずに神社の方に尋ねた。その方も少しテレビに映っていた。
あのときは大変助かりました、とテレビに向かってお礼しました。(ほんと、歩き回りましたから)
いや、それにしても、愛宕周辺はいいですね。東京タワーに高層ビルに、下町(?)風情の露地もあって、どこか昭和レトロな感じも残っている。地井武男も「異質な風景、そこがいい」って言ってました。
で、「あたご」
最近、なにかと「あたご」の名前がニュース出てくる。
例の「イージス艦衝突事件」である。
事故の経緯とかはここでは書きません。ただ「あたご」という名を自衛隊艦なんかに使うなって、いうことだけを書きます。
名前の由来は、「京都の愛宕神社」から名前を取ったという。(東京の愛宕神社は京都のものを家康が勧請したもの)
愛宕神社といえば、「火伏せ、防火」だから、そのあたりから「防衛」というのを関連付けて
名付けたのだろうか、まあ詳しいことは分からないが……、
そうだとしたらあまりにも安易すぎる。
だって愛宕神社といえば、日本一の天狗が棲み、明智光秀は本能寺の変を起こす前に戦勝祈願をした場所であり、南北朝時代には怨念を残して死んだ後醍醐天皇らが世の中を転覆しよう集まってくる場所である。(細かいことはここで )
そういうことを知っていて名付けたのかな、その辺が実に不可解である。
この事故や名称のこと聞いて、真っ先に思い出したのが、原子力発電所「もんじゅ」の事故のこと。やたら、仏様の名前を使うから、こんな事故が起こったんだという話が当時、話題になっていた。
『「もんじゅ」の名は仏教の文殊菩薩に由来し、同じ若狭湾に面する天橋立南側にある天橋山智恩寺の本尊から来ているといわれる。原子炉の名前を釈迦三尊から取ったことに関しては、すでに運転を終了している「ふげん」(普賢菩薩に由来)と共に仏教関係者などからの批判的意見が多い』(ウィキペディアから)
『かつて、もんじゅの事故の直後、敦賀に住んでいた作家の水上勉氏が、仏教の菩薩の名前を使用している動燃の態度を“不遜”と叱ったが……』(原告団ニュース58号から引用)
つまり、安易に神仏から名前を拝借して、名付けるな、ということですよ。
名前には意味がある、ということ。
あっ、そんなことも少し前に書いたな~。興味のある方はそちらへ。http://pcscd431.blog103.fc2.com/blog-entry-234.html
また長くなりそうなので、ここらでやめておきます。
アカデミー賞、作品賞が「ノーカントリー」に決まった理由。
主な受賞作
作品賞「ノーカントリー」
監督賞ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン「ノーカントリー」
主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
助演男優賞ハビエル・バルデム「ノーカントリー」
主演女優賞マリオン・コティヤール「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」
助演女優賞ティルダ・スウィントン「フィクサー」
長編アニメーション映画賞「レミーのおいしいレストラン」
美術賞「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
撮影賞「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
衣装デザイン賞「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
編集賞「ボーン・アルティメイタム」
外国語映画賞「ヒトラーの贋札」
脚色賞「ノーカントリー」
オリジナル脚本賞「JUNO/ジュノ」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」と「ノーカントリー」の一騎討ちと言われていたが、「ノーカントリー」の圧勝となった。
さて、TBSラジオ「ストリーム」の「コラムの花道」のコーナーで、アメリカ在住の映画評論家「町山智浩」が今回のアカデミー賞を総括していた。
その中で「ノーカントリーが受賞することは事前に決まっていた」と言った。
その理由は、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」と「ノーカントリー」の制作が同じミラマックス社であり、プロデューサーがスコット・ルーディンと同じであること。となれば、映画界で先輩にあたるジョエル・コーエン、イーサン・コーエンを先に受賞させようという意向が製作者側にあったという。
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン作品は今までに「ファーゴ」「バートンフィンク」など評価の高い作品はあるが、まだ作品賞、監督賞は取っていないからだ。
まあ、凄い読みですね。
私は、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン兄弟作品の中では、「未来は今」と「赤ちゃん泥棒」がコメディタッチで好きでした。
今度の「ノーカントリー」はどうやらネガティブで深刻な話らしい。町山智浩も「アカデミー賞向きの作品ではなく、ラストもパンフレットを読まないと分からない内容」となっているらしい。
さて残念なのは「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の監督「ポール・トーマス・アンダーソン」。
私は、この人の作品が大好きで「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」もいいですが、1970年代の米ポルノ業界の内幕を描いた「ブギーナイツ」は傑作ですよ。(ただし万人受けする作品ではありません)
ただ今回の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は内容がハードで陰惨な物語らしい。
まあ、それでも早く見たいな~。
それにしても、なんで、アカデミー賞の放送って「WOWWOW」の独占放送なの?
これを有料放送でやるのはおかしい。
こういった映画作品でないもの独占して、スクランブルをかけて見せないようにしておいて、見たい人は契約して金払えみたいな商法は、あまりにもケチくさいぞ。
こういうときにこそ無料放送にすればいいのに……。
さんまの「松本のすべらない話」を痛烈批評は、たぶんこんな理由。
2008/2/22 のニユース記事から
『さんま「あれが面白いんだ~!?」 「松本のすべらない話」を痛烈批評
明石家さんまさんが大人気テレビ番組「人志松本のすべらない話」を痛烈に批評する音声が「ユーチューブ」にアップされ、ネット上で議論をよんでいる。さんまさんは、「お笑い芸人が『すべらない(おもしろい)話』をするのは当たり前」だから、こんな企画で番組が作られたこと自体が信じられないというのだ。』
この記事を読んで、真っ先に思ったのが、さんまが仕返しをしたのだということ。
数年前に、ダウンタウン松本が「ダウンタウンDX」の中で、すべった話をしたゲスト(確か、女性ゲストだったと思う)に「そういう話は、さんま御殿の方でしてください」と言ったことがあった。
記憶が定かではないのだが、そのゲストはさんま御殿によく出ていた人だったはず。
それに松本は「そういう話は、ごきげんようのサイコロトークの方でしてください」といったこともあった。たぶん松 本はああいうトーク番組が嫌いで、少し下に見ているんだとおもう。
そういったことを「さんま」が聞いていて、こういう批判になっているんだと思うですが…。
だれか覚えている人いないですかね。本当に松本が言ったはずなんですが。
こういうときに分かるテレビ局の品格 市川崑追悼番組
映画界の巨匠市川崑が亡くなって1週間以上経った。
テレビ局各社がどのような追悼番組を放送するか、注目してみた。(関東の話)
NHKの教育テレビは、市川崑を特集していたドキュメンタリーを再放送していた。
またNHK・BSの方では「細雪」を放送。
一番早かったのがフジテレビの「ビルマの竪琴」、土曜の午後で、3時間放送。
TBSは「犬神家の一族」を月曜の9時から放送。
テレビ東京は金曜の昼から時代劇ドラマ「赤西蠣太」を放送した。
朝日テレビは何もしないのかと思っていたら、BS放送の方で、既に土曜日の夜に「どら平太」を放送していたらしい。
さて、日本映画界にとって重要な人であり、後の映像作家に多大な影響を与えた人物が亡くなっても、何の追悼番組を放送しないテレビ局がある。
それは「日本テレビ」だ。
そして、この局は先週「日本アカデミー賞」という映画の賞を放送していた。だが映画の授賞式の中でも、全く「市川崑」の死に触れていない。(もしかしたら、番組の前後で少しくらいは言ったかもしれないが)
先週、日本アカデミー賞がおかしいといったことを書いたけど、下らないインタビューをダラダラ流すよりも、偉大な功績を残した人物の死を悼むといったことがその中にあってもいいはずではないだろか。この授賞式に出席している人たちは、日本映画界に身を置く以上、何らかの形で市川崑の影響を受けているはずだから。俺は影響を受けていないなんて言う奴がいたら、そいつは映画界から消えた方がいい。
アメリカのアカデミー賞では、必ず、前年に亡くなった映画人の映像が流され、哀悼の意を込めて、皆が拍手で送る。
売れっ子のハリウッドスターたちも、過去の映画人の死を悼んで拍手を送るという姿は、なかなかいいもので、私はいつもここで感動してしまう。こういった形で、次の世代に映画界は引き継がれていくんだなあ、って感じがして、実にいい。
だが、日本アカデミー賞にはこういったものが全くない。だからどこか品位がなく、また権威も感じられないのだろう。
そして、そんな映画賞を主催する日本テレビだが、市川崑の追悼番組を流す気配がない。この局のしていることといったら、東京国際マラソンで女子アナを10人以上走らせて喜んでいるくらいだ。ここからまた、どうせ下らない感動の安売りを始めるんでしょうけど。
「まあ、そんなことどうでもいいじゃん」って言う人もいるでしょう。
でも、こういう時に分かるんですよ、
その局の対応力が。
バラエティー番組ばかりで品格のないと思っていた「フジテレビ」が、(そんなところが好きなんですけどね) 真っ先に、土曜の夕方の三時間も使って、「ビルマの竪琴」を放送するというは驚きでした。これだけ素早い対応を見せたわけですから、それは凄いことでしょう。これは、市川崑の強力な信奉者が局内にいたのか、それとも「ここは偉大な映像作家への敬意を示すべきだ」といった気骨のある人がいたのか、あるいは「木枯らし紋次郎」のときお世話になった人が偉くなっていたとか、まあ、何らかの動きがあったに違いない。(勝手に想像で書いてますが)
それに引き替え、日本テレビは。
本当に何もしないのか、
いいのか、それで……。
たしか、日本テレビ制作の「四十七人の刺客」があるはずだろう。
いや、映画じゃなくたっていい、ちょっとした追悼番組を流したっていいじゃないか。
別にゴールデンタイムに放送しろとは言わない。再放送のドラマだらけの平日の昼だっていい、スカスカの中身のない番組だらけの深夜だっていい、時間は空くはずでしょう。
テレビ局として、敬意を表するという態度があっていいと思うんだけど。
だって、他の局は何らかの形でちゃんと追悼番組を組んでいるんだから……。
「大統領は私が撃った! JFK事件45年目の衝撃」の感想
2008年2月21日(木)19:00~20:54 日本テレビ系列で
「大統領は私が撃った! JFK事件45年目の衝撃 」という番組が放送された。
丁度「週刊 歴史のミステリー」第5号でも「ケネディ暗殺の真相」という特集があって、タイミングがとてもよかった。
もしかして、連動しているの?それとも、新しいムーブメントが起こってるの?
で、早速、番組を見てみた。
日本テレビ「モクスペ」ホームページから番組案内などを引用http://www.ntv.co.jp/mokusp/contents/080221.html
今から45年前、アメリカ第35代大統領ジョン・フィッツジェラルド・ ケネディ(通称JFK)がダラスをパレード中に凶弾に倒れました。
事件は全世界に衛星中継され、世紀の暗殺事件として歴史の1ページとなりました。
犯人は、リー・ハーベイ・オズワルドで、単独犯行といわれてきました。
しかし、その歴史を大きく覆す告白証言が、事件から45年の歳月を経て突然、事件の闇の中から出現しました。
「オズワルドは、狙撃に加わっていない。狙撃者は3人。最後に撃った オレの弾丸(タマ)がケネディに命中したんだ。」
この衝撃証言したのは、現在別の事件で終身刑を受け服役中のジェームス・ファイルズという人物。
私たちはこの情報をあの映画「JFK」の原作者から入手したのです。
しかもまだ一度もアメリカのメディアに公開されたことのないファイルズの告白VTRも存在していました。
ファイルズとはいったい何者なのでしょうか?どんな意図が あって45年もたった今、告白したのでしょうか?
もし彼の証言が真実だとすれば、世界の歴史が塗り変わることになるメガトン級のスクープです。
これまでJFK暗殺事件については、事件犯人が誰かというシンプルな疑問を大きく脱線し、背後で事件を演出した黒幕探しに終始してきたように思えます。
番組では、事件から45年という節目に改めて原点に立ち返り、「ケネディを撃ったのは誰か」という1点に徹底的にこだわりました。そこには驚愕の真実の数々が隠されていました。
番組の5大スクープ
(1) 世界未公開映像!真犯人を名乗るジェームス・ファイルズの告白テープ その衝撃の中味を徹底分析。
(2) 事件の一部始終を記録した警察無線音声テープを入手!最新の音響科学解析によって浮かび上がってきた衝撃の新事実。
(3) 犯人に断定されたオズワルドの無実を証明する3つの証拠。
(4) 刑務所に服役中のファイルズに接触成功!ファイルズが肉声で語った犯行の動機とは
(5) ファイルズの犯行を示唆する歯型のついた銃弾(薬きょう)を オランダで発見。
といった内容。でその人物がこちら
では、上記の5大スクープとやらが番組でどうなっていたかを見てみましょう。
(1)ジェームス・ファイルズのインタビューは2003年11月19日、シカゴ・ステートヴィル刑務所で撮られたものであり、自分がケネディを撃ったと告白している。ケネディを狙った人物は他に3人いて、3発の銃声を聞いた後、自分が撃ったもの(4発目)が頭に命中したものだという。撃った場所は教科書倉庫ビルの6階ではなく、ブラシノールの丘、ケネディの斜め前から狙ったことになる。
ファイルズが使った銃は「ファイヤーボール」と呼ばれる短いライフルであった。
(2)事件を調査したウォーレン委員会によると、銃声は3発であると報告された。しかし、護衛の白バイ無線記録に、狙撃されたときの音声が残っていて(白バイ隊員はH・B・マクレーン)、調査すると銃声は4発ある。
番組では暗殺の目撃者、ローズメリー・ウィルス(赤いスカートの少女)がインタビューに答え、銃声が4発あったと証言している。
(3)ファイルズの証言によると、オズワルトはただの案内役であり、事件のときは一発も撃っていないという。理由は3つ。①ライフルを撃てば、顔や体にも硝煙反応出なければならないのに、逮捕後の検査では、オズワルトは両手にしか硝煙反応が出ていなかった。②5,6秒に3発も撃つことは難しい。③オズワルトはマフィアから雇われたファイルズの案内役でしかなかった。
(4) 電話でのインタビューに答えたファイルズだったが、「犯行の動機とは」という問いには、チャールズ・ニコレッティという人物に頼まれたから引き受けた、ただの仕事だったという。また、この仕事を指示した人物については名前を明かさないし、その理由も明瞭ではない。では、なぜ今頃になってこんなことを告白する気になったのかといえば「事実を言いたかった」というだけだった。
(5)1988年グラシノールの丘で、住民が薬きょうを発見した。その薬きょうには人間の歯型がついていた。ファイルズは薬きょうを齧るのが癖であり、暗殺事件のとき確かに現場に置いてきたと証言していた。
この薬きょうは現在、オランダのケネディ研究家のウィム・ダンクバーが所有している。
と、こんな感じの内容でした。見ているあいだは面白かったけど、見終わったあとに何か物足りないものを感じた。
CIA関与説とか、ソ連陰謀説とか、FBI関与説とかそういった陰謀説を取り上げているのはなく、実行犯、狙撃した人に焦点を絞った内容だったからか。
私としては、誰が撃ったとかではなく、どういった陰謀だったのかが知りたいところなんですけどね。どうせ証言(告白)するなら、裏で指示した人物の名前を明かせばいいのに……。
それに、本当にこの人が暗殺犯だとしても、どうも釈然としませんね。証拠が少ないし、証言もどっかで聞いたようなことばかりだと思う。それに最大の証拠である薬きょうが、25年も経ってから発見されるってどういうことなの? グラシノールの丘が怪しいって、事件当時から言われてきたことなのに、そんな重要なものが誰も見つけられなかったどういうこと?
大体、狙撃した実行犯が今も生きている自体がおかしい。真っ先に殺されてもおかしくないはずだ。マフィアってそんなに甘くないはずでしょう。
さて、JFK暗殺に関する公的資料は2039年まで封印されているという。
それまで真実は明かされないということなのか。
それまで私は生きているかわからないですけどね……。
とりあえずは、もう一度、映画「JFK」と「ボビー」でも見ようかな。
