2023年も12月に入りました。
1年の振り返りでもしてみようかと思ったのですが…
今年はそれなりに色々あったので、ピックアップ形式で絞ろうかなと。
今回の記事では、
今年、私が嬉しくもあり寂しくもあった、
一つの出来事について書いていこうと思います。
誰も楽しめない話かもしれないのですが、
今年を振り返る上で個人的には外せない出来事なので…
今の気持ちを形にして残しておく意味でも。
その出来事というのは、
私の所属音楽ユニット「Sky Blue」(SB)
が、9年ぶりに活動を再開し曲を発表出来た事。
そして、その曲の発表と共にユニットとしての活動に終止符を打った事でした。
Sky Blue(龍徹/パッチ)
ユニットそのものの事については、
別の記事でも書いてあるので特別ここでは書きません(長くなるから😅)
SBは2014年を最後に活動をストップしていたので(それも私のせいで😅)まさかまたこのように曲作りが出来るとは全く思っていなくて。
活動していた期間は、ブランクを考えるとおそらく実質5、6年くらいではないかと思います。
元々はニコニコ動画の方のみで曲を公開していました。
制作したのは全12曲(未発表曲1曲含む)。
その実質5、6年という活動期間の中で私は、
SBコンポーザーの龍徹さんから音楽に関する様々な事を学んだと思っています。
曲作りに関する技術的な面だけではなく、
音楽そのものに対する考え方なども含めて。
音楽スキル0に等しかった未熟な私を成長させてくれた龍徹さんの存在は、私にとってはとても大きなものでした。
私からすると、ユニットの仲間でありながらも「師匠」のような感覚とさえ思います笑
私が自作の音楽制作を始めたのも、龍徹さんの存在がきっかけ。
お互いの音楽の趣味にも共通点があり、
龍徹さんの作られる曲はどれも私の好みのものばかり。
そして何より、音楽への向き合い方のひたむきさと、聴き手に対する愛の深さ。
そこが私にとって、音楽をやる上での一番の学びとなった部分です。
龍徹さんの作る音楽は、その優しく真面目な人柄が全体に滲み出ているようでした。
そんな彼と巡り会えて、一緒に音楽が出来た事を私は心から誇りに思っています
SBが9年ぶりに発表したのが、
ラストソングとなった
「SKY BLUE」という曲でした。
今でも本当にし切れたのかどうかはわからないのですが、ラストソング制作には、それまでの罪を償い失われていたものを取り返す思いで取り組みました。
(罪については過去の記事にも書いているのでここでは省きます)
長年の空白を経て以前と同じような時間を龍徹さんと共にし、一つの音楽を作っているという感覚は素直に嬉しくもあり、
「これが完成したらSBは終わる」
と理解していながらの制作は、
同時に寂しいものでもありました。
「SKY BLUE」は、
私達2人の為の「SBからの卒業ソング」でもあるのだなぁと思います。
SBを終了させる事に対しては、
あえて自分の罪を一旦横に置かせてもらうとすれば、2014年当時の私は未練しかなかったというのが本音です。
でも今は、やっとと言うべきか、
スッキリした気持ちで終わりを迎えられたかなと思っています
ラストソング後でしたが、
SBとして今年の夏に発表した曲が実はもう一つあります。
「遠い夏、大地蹴って」
長年、未発表のままだった曲でした。
私がスッキリした気持ちで終わりを迎えられたのは、「SKY BLUE」に加えて、この曲を発表出来た事も大きいです。
理由については、こちらに詳しく書いてあります。
↑の「こちら」を読まなくても何となくわかるようにざっくり言えば、
先程も書いていた「罪」というのがこの曲の制作に関わる事だった、という事です。
SBは、活動や存在そのものが
「2人の人物の小さなストーリー」
だったと思います。
誰にも知られる事はなかったかもしれないけれど、ネットの片隅にひっそりと、でも確実に存在していて…
2人が紡ぎ出した言葉や音は、
拙くも、全てが紛れもない真実。
少しずつ少しずつ、ゆっくりとそのページは増えて行き、今年、一冊の物語の本として完成したのかなと。
別に今お酒を飲んでもいないし、深夜でもありません笑
芝居じみたくさい台詞のように感じるかもしれませんが、ちゃんとした私の本心です
SBという小さくも温かなストーリーの中に自分が参加させてもらえた事、
良い事も悪い事も、全てをひっくるめて、
龍徹さんには、この上ない感謝の気持ちでいっぱいです。
今現在は、私が勝手に過去のSBの曲を新たな形でご紹介する活動を単独で行っています(勝手にと言っても龍徹さんの了承は勿論得ていますが😅)
私は過去の自分を許したつもりではいますが、
一度はSBを壊してしまった事、
空白を作ってしまった事実が消える事はありません。
やれる事があったはずの時間、
龍徹さんにとってのチャンスも可能性も全て、
私が奪ってしまった事はどうしたって消す事はできないので…
そういう時間を取り戻すつもりで、
せめてこういう形で、これまでのSBを1人でも多くの方に届ける活動をしていこうと、地道に頑張っている所だったりします。
少しずつ、SBのこれまでの全12曲をご紹介していこうと思っていますので、もしよかったら少しでも覗きに来て頂けると幸いです
SBメンバーとしての
私にとっての2023年は、
長年の罪の意識からようやく解放された年
解放してやっても良いと自分自身が許せた年
という感じかなと思います。
勿論それだけではなくて、
過去純粋に音楽制作を楽しんでいた、
「SBボーカル・パッチ」にまた戻る事の出来た素敵な年
でもありました
2023年は私にとって
特別で、大切な年となりました。
何度も書くようですが、改めまして
龍徹さんに心から感謝。
SBに心から感謝です✨