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すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

【フランス】パリの最新インテリア、インテリアアイテム、家具、インテリアコーディネートからパリの日常まで、現地特派員が様々な情報をお届けします♪

外出制限も更に一段階解除された今週、ますますクリスマス色が濃くなってきました。

 

『クリスマスのお買い物は小規模商店で』、と勧めるのはパリ市の広告。

 

 

大型スーパーでもおもちゃ売り場は閉鎖されるなど、外出制限中は、生活必需品でないものの売り場・商店は通常の営業ができない状態でした。まだまだ再開ができない文化施設などは、苦しい状況が続いています。意思表示のために連帯することーフランス人の行動様式のひとつです。

 

ノルマンディーからトラックに運ばれてやってきたもみの木は、もうあちらこちらで見るようになり、最盛期を迎えています。

 

 

樅の木を支えるのは、木の切り株。クリスマスの木の切り株を模したケーキ、ブッシュ・ド・ノエルの「ブッシュ」とはこの部分のこと。

 

 

毎年、クリスマスは粛々と過ごす派ですが、今年は私も近くのお店でブッシュ・ド・ノエルを注文してみることにします。

 

 

2回めの外出制限が段階的に解除されてつつあり、クリスマスのお買い物に出かける人々を見かけるようになりました。
フランス人にとってクリスマスは本当に大きなイベント。年間消費の中で最も予算が高いのがクリスマスプレゼントということで、経済にも元気になってほしいところです。

夏のバカンス頃から引き続き商業施設など公共機関でのマスク着用は義務。警察のコントロールにあえば、違反者への罰金は135ユーロ=約17000円ですが、その前にそんな人がいたら警備員さんにつまみ出されます。マスクを着用していない人を受け入れてしまった施設もまた、罰せられる対象になるからです。

現在はレストランやカフェでのイートインも不可なので、お買い物の途中にデパートのカウンターでコーヒーを買ったところで「そういえばここでは飲めないんだった」となり、一息つくのに人気の少ない公園まで移動と相成ります。


毎日5℃前後のパリはなかなかの寒さですが、外でマスクを外してコーヒーを飲む貴重な時間。
ラ・グランド・エピスリーのコーヒーは、ビスケットでできたカップを選ぶこともできます。カロリーを補充したら、お買い物後半戦です。

 


 

抗体検査機関はコンビニのように点在しているので、簡単に受けることができます。
私も風邪っぽい症状が続いたので、体調が辛くないときを見計らって検査へ。PCR検査ほどの精度はないそうですが、結果は10分程度で出ます。とりあえず陰性ということでした。

 


新規感染者数が1日平均1万7000人に「減った」フランスは、ユーロ内でも感染者増殖率が最も低い国の一つとなっています。それに伴い、28日金曜より様々なことが緩和されはじめるそうです。ロックダウン中のバカンスも日本のGoTo以上に移動をしていましたが、これから年末に向けてGoTo帰省、GoTo忘年会ムードです。
 
まだ生活必需品以外の商店は開店制限があるので、「クリック&コレクト」や「コール&コレクト」が推奨されています。できるだけ地域のお店を使うようにという動きです。
一方で通販も盛んですが、私はロックダウン中に小規模店舗に頼んだ荷物が既に3つ行方不明になっています…保険、払い戻し、追跡などの問い合わせに時間を割かれている現状です。

 

となると届くのも早い大手Amazonを頼りたいところですが、外資資本に対して「彼らが我々を殺す!」という拒絶を示す人たちもいるわけで、強い語調の貼り紙を目にすることもあります。

 

 

検査の帰り道、まだロックダウン中のパリですが、レビュブリック広場では何らかのデモが開かれているのが遠目にもわかりました。人の動き、制限に感じるムラも、フランス人の重んじる「自由」というところなのでしょうか。

 

 

 

夏頃にはみんなが列をなしていた、ラボラトリーのPCR検査のテント。現在は同じようなテントが、薬局の外にも建てられています。
パリ市内はまるでコンビニのように薬局が点在していますが、日常的に歩く距離の範囲内でも、このテントを目にするようになりました。


このテントは抗原検査のための簡易施設。現在フランスではPCR検査・抗体検査・抗原検査が可能です。
抗原検査はPCR検査ほどの精度はないそうですが、 健康保険証を持っていれば基本的に予約なし・無料・15分から30分で検査結果が出るというもの。

 



今のところやや風邪っぽい感じがあるものの、2020年のボジョレヌーボーは味も香りも美味しくいただけたので、まだコロナの流れ弾には当たっていない…かしら。

 

 

 

「すみません、これは…フルーツの含有率が何パーセントでしょう?私は砂糖が多いものを、健康上避けなければいけなくて」。

ジャムを選んでいると、同じく隣でジャムを選んでいたご婦人に声をかけられました。

 

フルーツ含有率?

 


 

マダムに示された辺りを見ると、「フルーツ63パーセント」の表示あり。今まで気にしていなかったのですが、こんな表示があったんですね。

「大丈夫ですよ。このみかんといちごのジャムは、フルーツ含有率63パーセントです」。

 

柑橘類のジャムは48パーセント、ブラックチェリーのジャムは57パーセント。

よりコンポート(ジャムよりも砂糖が少ない)に近いジャムは、ブルーベリーのものもいちごとルバーブのものも、それぞれ65パーセントとフルーツ含有率が高め。Nutre-Scoreも5段階評価中の「C」と、見えやすいところに表示されています。

 

この「Nutri-Score」というものですが、2017年から加工食品に表示され始めた、フランス発の栄養スコア。糖分や脂質、プロテイン量などの栄養を点数化したもので、 今では欧州各国でそのシステムが広がりつつあるそうです。 自社製品に最低ランクの「E」を表示しなければいけないメーカーさんも心苦しいところかと思いますが、そういう点が健康への意識向上を促しているのでしょう。

 

それにしても、「スーパーで知らない人に話しかけられる」という、パリっぽい人との交流の垣根の低さ、なんでもないやり取りに「コロナ前」をふと感じた出来事でした。