すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

【フランス】パリの最新インテリア、インテリアアイテム、家具、インテリアコーディネートからパリの日常まで、現地特派員が様々な情報をお届けします♪

1年前まではその文化さえなかったフランスで、マスクは必需品になりました。

未だ屋外を含めた公共の場では、マスク(サージカルマスク)の着用が義務とされています。

 

というわけで薬局で販売されている50枚入りのサージカルマスクも、メジャーな白と水色のものだけでなく、お洒落な色のものが登場しているので、フランスのマスク、お隣イタリアのマスクを、日本のマスクとも比較してみました。

 

 

 

まずフランスのマスク・イタリアのマスクですが、どちらもそれぞれ箱にロット番号が記されています。

製造日、製造工場、使用期限、また使用方法などは3~4ヶ国語で表記されています。

 

 

 

フランスのマスクの箱は、なかなかシュッとしていておしゃれなデザインですね。

箱はシールで封がしてあり、「大人用」「ナチュラルグリーン」と書いてあります。シールの緑色が、おそらくマスクの色なのでしょう!ワクワク。

 

 

箱を開けてみると、フランスで販売されている大抵のサージカルマスク同様、個包装などは無く、こんな風にドサドサっと箱に直接入っています。

そして色が…予想外の渋い抹茶色。シールの色見本とは乖離がありますが、そこはフランスあるあるということで、心をゆらしてはいけません。悪くはない(=フランス語では褒め言葉)。

日本のマスクと比較してみても、あまり大きさも変わらないようです。

 

 

 

次に、イタリアのマスクです。

何やらグラデーションが綺麗なマスクが箱に描いてあります!色んなパターンのグラデーションが楽しめる、カラフルマスクが入っているのでしょう!こっちもワクワクしますね。

 

 

イタリアのマスクは箱に封はなく、中のマスクがビニールで密封されていました。

…が、ちょっと様子がおかしい。

 

開封してみると、全く予想していない5色のマスクが入っていました。トマトもびっくりの赤をはじめ、ものすごく鮮やかな単色のマスク。箱に描いてあったマスクはどこにもありません。こんなはずじゃなかった…箱のどこかに「※イラストはイメージです」とでも書いてあったのか…。

 

色のある方が表ですが、誇らしげに「メイド・イン・イタリー」とエンボスしてあります。

こちらも、日本のマスクと比べても、やや大きいといったところです。

(なんだか青のマスクは色落ちしています)

 

 

 

予想外の100枚のカラーマスクを抱えてしまった私ですが、これからはじまる暑い季節、「100日後には終わっているマスク生活」であって欲しいと思っています。

 

 

接種会場はこちらです。

駅からの案内に導かれて、ここはパリ郊外の街の体育館。今日はワクチン接種の日です。フランスでは、基本疾患のない50歳以下の人は、前日予約でワクチンを打つことができるようになりました(※5月27日以降は18歳以上は誰でも予約可能)。

私は近所での予約枠を見つけることができなかったので、電車に揺られて45分ほどの郊外の街でお世話になることにしました。

 

いわゆる「残ったワクチン枠」なのですが、予約時にワクチン自体のメーカーを選ぶこともできます。私が選んだのは二回接種が必要なタイプで、一回目の予約が取れると、二回目の接種日も同じ会場で予約を取ることになるので、通いやすい場所のほうが便利です。

 

 

会場の道順は、受付・問診・接種・待機15分&証明書の発行の4ステップ。

私は定期的に筋肉注射を受けているので痛さも想定内でしたし、大きな会場でしたが、待機中にも特に具合の悪くなった人もいなかった様子でした。

「さあどうぞ、良いスペクタクルを、マダム!」と入り口声をかけられたのをはじめ、要所要所のスタッフにはオペラ座のようににこやかに送り出し。 証明書と一緒に貰ったお土産にアルコールジェルを携え、会場に入ってから出るまではきっちり1時間のワクチンツアー。

現在接種から一週間が経っていますが、指定された鎮痛剤を服用することもなく、その日から普通に過ごしています。

 

 

バカンス前に駆け込み大規模接種が進んでいるフランスでは、シャルル・ド・ゴール空港の近くでは、ドライブスルー接種も始まります。

ちなみに15分の待機時間中に具合が悪くなった場合は、クラクションをプップーと鳴らして知らせるそうです。

映画館、劇場、美術館、デパート…。

 

5月19日から再オープンされた施設は様々ですが、テラス席の開放と21時までの外出時間延長は、初夏のパリの風景を取り戻したように思えました。

 

 

デパートは再オープンを待つ長蛇の列ができていたり、朝一番の映画の回も満員の様子。

ニュースでは、マクロン大統領とカステックス首相が、早速テラスで朝のカフェを一杯楽しむ様子が流されていました。

 

 

飲食店は6月の上旬まではテラスのみでの営業予定ですが、もともとテラスのスペースを持っていない飲食店は、昨年の夏頃と同じように宅配業者などに割り当てられた路上駐車スペースに仮設テラスを設置することになっています(写真の黄色の枠内)。

 

 

暖房が必要な寒さが続く雨がちな5月ですが、SNSではレストランの予約満席の報が飛び交い、寒空の下では明るい声が暗くなるまで響いていました。

 

主治医に「過去に肺の手術経験あり・感染したら高リスク」と診断された夫は、ワクチン接種の為の予約が可能になりました。

「1回目の摂取」で予約を試みると、製薬会社①と②から選択できるのですが、①社がサイト上では予約できない現状に対して、②社は予約がガラガラ。明日の朝イチでもOKですよ!状態です。どちらを選ぶかは、夫の場合は自由のようです。

一方、医療従事者でもなく高齢者でもなく、リスクの高い慢性疾患もない私のような一般人がワクチンをできるだけ早く受けるためには、 ”covidliat” へのオンライン登録という手段があります。

これは、もしワクチンが余ってしまい、接種施設でやむなく廃棄しなければならない状況に陥った時に、リストに登録された近隣住民に連絡がされるシステム。
限られたワクチンが、できるだけ無駄なく、多くの人に行き渡るように、考えられているようです。

フランスは他の欧州諸国に比べてワクチンの対応が遅れ、予断を許さない状況が続いています。
春うららかな中、ソーシャルディスタンスが充分に保たれる森の中で、束の間のノーマスクピクニックに興じるとします。

昼間に活動している分には、イマイチ、「外出制限」を肌で感じられないロックダウン中のパリです。

3月20日以降、生活必需品を扱う店以外は休業する事になっているのですが、発表直後から「何をか生活必需品」問題は一転二転。

美容室は?お花屋さんは?本屋さんはOK。大型スーパーの洋服コーナーは、赤ちゃんの衣料品のみ購入可能。浄水器のフィルターはNOで、復活祭用のウサギさんグッズは絶賛販売中。

政府発表のリスト外のものは、売るも売らないもお店の匙加減的なところもあるようです。

 

 

私達一般市民には曖昧に感じるライン引きがありますが、とりあえず、食料品とマスクは「生活必需品」。

ついこの間まで、普通の雑貨屋さんじゃなかったかな?というお店も、店頭にこれぞ生活必需品というものをワゴンに並べて絶賛営業中。

 

 

アルコールジェル、アルコールジェル、マスク、マスク、トイレットペーパーの山(生活必需品!)、その横は唐突に卵、大容量の玉ねぎ、クリスマスの売れ残りであろうチョコレートの大きな箱。チョコレートはフランス人の大切な大切な、生活必需品だそうで。