つい最近、仕事がキャパオーバーすぎて発狂していました。
そんな中、来年度うちの学年に転入してくる(かもしれない)お子さんが浮上してきています。
今年、うちのクラスだけで転籍の話が出たのが3人。
多すぎ。
加えて、ここに来て外部からの転籍もあるとか(白目)
過労死する(白目)
しかも、そのお子さんの状況は以下のような感じ。
(個人情報なのでフェイクあり。)
・現在、肢体不自由の支援学校に在籍。
・歩けるようになってきたので転籍したい。
(と言っても、足に装具はついているし、歩行はゆっくりでおぼつかない。)
(・なので保護者は『なるべくマンツーマンでついて安全を確保してほしい』と言っているらしい。)
・肢体不自由の他に、指定難病になっている心臓病がある。
・知的ボーダーで療育手帳は無し。身体の手帳を所持。
・学習面は、学年相応からちょっと遅れてる程度。
・『居住地の公立小には肢体不自由の支援学級があるが、そこには通いたくない。』と保護者は言っている。
(下の兄弟がいるので、兄弟を偏見の目に晒したくないらしい。)
・うちの支援学校(知的)を見学に来たところ、保護者が大層気に入ったらしく、熱烈に転籍を希望している。
(和気あいあい感がよかったらしい。)
…いや、下の兄弟のこととか分かりますよ。
分かりますけどね。
それを加味しても個人的には、
・療育手帳持ってないなら知的の支援学校来るなよ。
・"知的ボーダー""療育手帳なし""知的の支援学校出身"の三拍子だと、高校卒業後に進路先無理ゲーになる匂いがプンプンする。
(知的の支援学校の進路は、福祉利用か障害者枠一般就労しか斡旋できない。)
・公立小の支援学級の方が、将来の就職先や進学先の幅が広がるのでは。
・身体の手帳持ってるなら、そのまま肢体不自由の支援学校にいた方が、そっち系の進路の斡旋は強いはず。
・今のうちのクラスはぶっちゃけクソ環境(1教室に教師3人子ども10人、うち1人は強度行動障害かつ重度肥満)。
・と言うか、物理的にあの教室には11人目は入らない。既に狭すぎて動物小屋みたいな人口密度になっている。
とか、色々思うところがあります。
その子のためを考えると、おすすめできる環境ではない。
それでもうちの学校へ来たいのなら、
・"マンツーマンは無理"というのを理解してもらう必要がある。
・将来の進路の幅が狭まる可能性を理解してもらう必要がある。
んじゃないかと。
で、その話を学部長に伝えました。
学部長から副校長(連絡調整役)にも伝わりました。
副校長も概ね同意だったのか、向こうの肢体不自由支援学校の副校長(連絡調整役)にも伝えた模様。
すると、向こうの肢体不自由支援学校の担任&学部長が大激怒したらしい。
「保護者がこんなに強く希望しているのに、希望されている学校側が拒否するなんて。」
「教室が狭いだの、人数が多いだの、教師が足りないだの、進路先が斡旋できないだの、そんなのは理由にならない。合理的配慮をする義務がある。」
(出たー。合理的配慮。笑)
「そんなことを言う奴は教育者失格だ。」
らしいです。
(直接言われたわけではなく、向こうの学校に知り合いがいる先生から聞いただけなんですけどね。)
思うところがあるので続きます。