「教師は合理的配慮をする義務がある。」
「それをしないなんて教育者失格だ。」
と言われた者です。
上記のクソいちゃもん…苦言について思うところは、
①"合理的配慮"は誰の仕事か
②"教育者失格"と口に出せる教師は、奴隷根性が染み付いている
③奴隷教師は周りにとっても害悪
の3つです。
①"合理的配慮"は誰の仕事か
教師にできる合理的配慮と、できない合理的配慮があります。
活動内容、活動量なんかの工夫は、教師にできる合理的配慮だと思います。
ただ、今回の話のように
・人口密度みっちみちの教室に、大暴れ強度行動障害重度肥満ちゃん(在校生)と、肢体不自由心臓病ちゃん(転入生)を詰め込む。
・肢体不自由心臓病ちゃんにマンツーマンで人をつけてほしいという保護者要望。
という環境・人員配置で、ただの一教師ができることって何なのでしょうか。
教室を増設することも、人員を増やすことも、一教師にはできません。
それができるのは県や国だけです。
県や国がしてくれない以上、できないものはできないです。
それでも転入すると言うのであれば、現場の大人はできることを精一杯やるしかない。
でも、実際に困る・危険に晒されるのは子どもですよね。
そうなってほしくないので「受け入れるのは無理です」と言っているんです。
仮に来年その子が転入してきたとして…
私、来年100%異動なんですよね。
(県の基準で絶対に他校に赴任しなければならない教員年数)
絶対その子の担任になることはない。
なので適当に話を受け入れて、次の担任に丸投げするのが一番楽ちんです。
それをしないで異を唱えてる時点で、少しは危機感を持ってほしい。
②"教育者失格"と口に出せる教師は、奴隷根性が染み付いている
私のことを"教育者失格"と言った、例の支援学校の担任・学部長。
彼らの言いたいことは、
「教室がギチギチでも、支援者の人数が足りなくても、そんなの理由にしないで教育への熱意(笑)で踏ん張れよ。」
という所でしょうか。
きっと彼らは、同じ状況になったら迷わずそうするのでしょうね。
③奴隷教師は周りにとっても害悪
熱意だけで踏ん張りたい人は勝手にどうぞって感じです。
(そんな自己満で子どもを危険に晒すのは、かえって無責任だと個人的には思いますけどね。)
(奴隷ではない)教師がすべきことは、結託して県や国に声をあげていくこと。
できないことは「できない」と声をあげて、学校設備や予算を勝ち取っていくこと。
一教師だけではどうにもならない問題の解決のために、協力していくこと。
それを忘れて、「できなくても声をあげないで黙ってやれ」的なことを言う奴隷。
まじで害悪。
そういう奴隷がいるから、県や国が「こう言ってるしまだ大丈夫」と腰を上げないんじゃないですかね。
普段はそんな言葉使わない善良な市民です。←