私は肥満です。

意思が弱くてダイエットに成功したこともありません。



子どもの頃から肥満でした。

標準体型だった時期はありません。





一方、母親はガリガリです。


・標準体重
・美容体重
・シンデレラ体重
・モデル体重
というのがあるらしいですね。初めて知りました。
(以下URLから引用)
これで言うと私は標準体重オーバーですし、母はモデル体重を下回る感じです。





母親は私が太っているのが相当嫌だったようで、


・機嫌が悪いと「デブ!」と言う。機嫌が良いと「ムチムチ」と言う。


・ダイエットをさせようと小学生の頃から防風通聖散(漢方。クソまずい。)を飲ませる。


・ダイエットをさせようと色々なダイエット方法を試される。
させられたことのあるダイエット
○朝バナナダイエット(朝ごはんがバナナだけ。)
○心太ダイエット(食前に必ず心太を食べる。これのせいで未だに心太が嫌い。)
○キャベツダイエット(食前に山盛りのキャベツを食べる。)


・学校で身体測定がある時は、前日に断食させられる。


などなど色々させられたんですけど効果は出ず。

当の本人が全然やる気なかったので当たり前っちゃ当たり前かもしれません。







母は、私が中学生、妹が小学生くらいの頃から働きに出ていたことがあります。

(上司と上手くいかなかったらしく辞めましたけどね。そりゃあんなキ○ガイババアと性格合う人はそうそういないわ。



朝出勤し、午後3時くらいに帰ってきます。



学校行っている間は給食があるのでいいんですが、問題は夏休み・冬休みなどの学校が長期間無い時。



あの母親、昼食を用意せずに出勤していました

私の記憶では用意していてくれたことは1回もありません。





中学生で肥満体型、
更に食べ盛り、
更に更に運動部に所属。

部活後、お腹ぺこぺこの状態で帰ってくる私。



空腹を我慢できず、冷蔵庫にある物で適当に料理をして食べていました。



小学生の妹(と、たまにASD父)、食う時だけは便乗。

妹は不味い不味い言いながら嫌そうに食べていました。

「じゃあ食うな!」
と何度キレたことか。

それでも結局完食するんですけどね。

でも確かに、中学生が一人で作る適当料理なのでそんなに美味しくはなかったと思います。
いっつも野菜炒めばっかりだったし。





3時に帰宅した母、大激怒。


「なんで私が帰ってくるまで待てないんだデブ!!」

「冷蔵庫にある物だってタダじゃないんだ!!自分の力だけで用意した気になりやがって!!」

「夕食にこの野菜使おうと思ってたのに!計画が崩れるじゃん!!」

「食べた後の皿洗いは誰がやると思ってんだ!!」


とか言って発狂してました。





私は心の中で

「じゃあパンでもカップ麺でも冷凍食品でも用意しておいてくれればいいじゃん。」

「3時までなんて絶対待てないに決まってるだろ。」(デブ思考)

と毒づき、母親にどんなに怒られても昼食作りをやめませんでした。



皿洗いに関しては、小6で一切の家の手伝いをしないと決めていたので絶対にやりませんでした。




今思えばかなり強かな中学生ですね。
現在こんなに偏屈な大人になったのも頷けます。





そんな私なので、多少の罰では狼狽えませんでした。
(というか怒鳴る殴るは耐性がついていた。)



母からの制裁で最も堪えたのは逆ハンガーストライキ、つまりご飯を用意してもらえないことでした





母親に反抗した結果ご飯を用意してもらえないことはちょいちょいありました。

「育ててもらってることに感謝しろ。」
「感謝しない奴は世話もしないし食事も用意しない。」
という理論だそうです。
意味不明。

いっそ完全にネグレクトしてもらって児相や施設で育った方が幸せだったかもしれません。





逆ハンストの中でもガチでキツかったのは以下の3つです。



①私の誕生日に私抜きで外食


私の誕生日の前日、小さいことで母と言い合いになりました。

(原因は覚えてないです。母は毎日のように発狂してたのでそれが当たり前すぎて…)


そこからいつものご飯抜き。



次の日の私の誕生日は、私だけ置いて家族で外食に行っていました


お腹が空いてるの以上に、精神的にしんどかったです。





②私を置いて家族旅行


これは別に母と喧嘩したとか何でもない日です。


ある時突然、
「明日、パパと(妹)と横浜に旅行に行ってくるから!」
と突然の宣言。



私も行きたい!とめっちゃ駄々をこねたのですが、

「もう予約しちゃったから無理だよ。」
「あんたは部活あるでしょ。」(当時中学生。)
「(飼い犬)の世話よろしくね!」

と軽ーくあしらわれました。



そして一人ぼっち(犬はいますが)でお留守番。

勿論食事の用意は無し。



旅行後、
「これお土産!あー楽しかったー!また行きたいー!」
と言われ、八景島シーパラダイスのタオルハンカチ一枚を渡された時は殺意を覚えました。





③逆ハンストを徹底するため全財産没収


当時高校生。
給食は無い学校で、お弁当制でした。



母に反抗した時、
「親に感謝しない奴は弁当も作らないから!」
と宣言されました。


私は
「自分で作るからいいもん!」
と言い返しました。


母は

「冷蔵庫にあるものだって親の金で買った物だろ!使うのは許さない!」

「買い食いも許さないから!自分で働いた金じゃないだろ!」

「今すぐ全財産出せ!」

というとち狂った持論を展開。

財布に入っていたお金(その年に貰ったお年玉)を全て没収されました。



次の日、
まじで弁当無し+一文無しで登校。



友達にめっちゃ同情されました。
お弁当のおかずを分けてくれました。

ありがたいけど、すごく惨めでした。







そんなこんなな経験から、


2、3日くらいは断食できる


・ただし一度食べ始めると腹12分目まで食べないと気が済まない。腹8分目とか絶対無理。


財布は2個持ちじゃないと不安。


・「誰が食わせてやってる」的な発言がとても苦手。(夫はそんなこと絶対言わない人間だけど)専業主婦になることに物凄い恐怖がある


という、食と金の亡者になりました。

痩せられない言い訳かもしれないですけどね。