​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -245ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

朝は今にも降り出しそうな空だったのに、昼過ぎにはきれいに晴れ渡り、陽も射した。
青空を連れてきたのは誰だ。
こんな日に限って仕事は進まず終わらず片付かず(!)ジリジリと時間は過ぎて、終えたのは6時をとうにまわった頃。
明日が思いやられる・・・いや明日の事は明日・・・ってスカーレット・オハラだったっけ?そんなことより今ならまだ間に合う。快速に乗る。


いつかの中央線と同じ。
いつかの井の頭線と同じ。
自分で、選んで、乗った。隣に座る人はいなくて。


仙台に入ったのは7時過ぎ。この街の夜は早い。
アーケード街を歩いて行くとバタバタと店が閉まっていく。お買い物タイムは終了だ。
帰り足の人の波に逆らって歩く。軽く何か食べようかとも思うが出演時間が早まっていたら、と思うと足は真直ぐForusへ向く。


少し押してた(笑)。
女の子ヴォーカルのバンド。バックが良さげなのに、ヴォーカル負けてないか?なに唱ってるのか聴こえない。
セット替えの間、久し振りにナヲさんと話す(無事帰還&朝9時出勤できたかしらん)。少し痩せたようだけど、元気そうでよかった。
“庭”の静まり返り様とは裏腹に(?)いつもの面子は揃っていらっしゃるようで、少しホッとする。
(↓以下、タイトルや歌詞などうろ覚え故、間違い多数あると思います。正確なところを知りたい方はどうぞオフィシャルヘ)


このSEは初めてかな。
これは聴いたことある・・・♪もう ここから動かないで♪
次の曲は初めてだ。新曲?な~んか夏仕様だなぁ、選曲も衣装も。
ホワイトジーンズに黒T(誰も脱がないから胸のプリント見えず・気になる!)同じく白のジップアップのブルゾン?

「夕立ち」。
サビのSPIN氏のフレーズ、生で聴けて嬉しい。
「Freesia」。
アルバムでは「届かない」とケチをつけていたリズム隊もしっかり、ココまで届く。
m-gで「萎れない花なんて ないから」と詠っていた声はいま
「花はまだ 枯れないさ」と力強く歌っていた。
・・・・・やっぱLoverbはまずライヴありき、なのかね。


MC。
ライヴ告知。
メンバー紹介。
幻の八田氏ベースコーナー(貴美氏が二度に渡って話をふるも、あっさりマイクを取り上げる。社長のいじわる・笑)。そして後半。


「ペシミスト 嘲笑え」
♪~君が 本当はここにいる自分だと♪
こんなにグチャグチャな気持ちで毎日泣いたり笑ったり忙しくしているすぐ隣に、こんな場所があって、気になる人達が音を出していて。
それは紛れもなく「今」で。
聴きながら、心の中で“次は「天国と地獄」”と勝手に決めてた。
聴きたい聴きたい、と思っていたら、ラスト。
♪天国と~地獄に 行こうよ 今すぐ♪
アタシがライヴ好きなのは、音がどうとかいうよりも、たぶん、「いま」だからだ。
大体、音がどうとかウンチクを垂れるほど、楽器にも音楽にも詳しくなんかないじゃないか。
気になる人達の「いま」に触れて、自分の「いま」と「ここ」を確かめてる。


帰り道を歩きながら、友人と電話で話した。
「今までで一番よかった」
そう思えるのはたぶん、幸せなことなのだろう。
時間こそ短いものだったが、本当に満足したみたいだ。
出来ることなら、また。ここで。



宮城県美術館へ行く。
「棟方志功展」




棟方志功、大好きだ。
作品になんともいえない暖かみを感じるしそれに、
なんといってもあの創作風景にヤラれた。



板にキスしそうなほど顔をくっつけて
一心不乱に突っ切るように彫り進むさまは、子供心にかなり強烈だった。

この一瞬でなければ
想いをカタチにできないとでもいうような。



入口に、満面の笑みをたたえた写真。
使っていた道具の数々。
著作の初版本『板極道』。
ぎゃぁー素敵。

これ見ただけでも来たかいがあるわ。



どれも、見ていると顔がニヤけてくる。
笑顔なくしては見れないのだ、棟方作品は。



相変わらず順路通りに見て歩けない赤い蛇であるが(苦笑)場内をなんども周回した。

板画作品は『~の柵』というのが多い。
本人の解説があった。
柵というのは四国の巡礼の方々が寺々を廻って納める廻札のことだそうだ。
『わたくしの願所に一ツ一ツ願かけの印札を納めていくということ、それがこの柵の本心なのです。(中略)一柵ずつ、一生の間、生涯の道標を一ツずつ置いていく。作品に念願をかけて柵を打っていく。この柵はどこまでも、どこまでも続いていくことでしょう。際々無限に。』


この言葉をもう一度読みたくて、思わず文庫板で売られていた「板極道」を買ってしまった。



珍しくグッズも買った。
華狩領という作品をあしらったバッグ。

  『弓を持たない 鉄砲を持たない 心で花を狩る』

という意味があるらしい。カッコ良過ぎ。



放っとくと閉館時間まで周回を続けそうなので(笑)
無理矢理?美術館を後にする。


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朝、墓参りをしてから出掛けた。



見慣れた駅前の景色も、新幹線のホームから眺めると全然違う。

列車内ではアナウンス
『この列車は発車後、終点東京まで300kmノンストップです』
・・・そうなんだ、300kmあるんだ。知らなかった。



東京駅に降り立って、丸の内口へ出るまで、乗り換え案内を見ながら

「東西線に乗って木場へ行こうか」
「中央線ならTHE CONRAN SHOPだな」
「のぞみに乗り換えて空中庭園か直島か」
なんてブツブツつぶやく。

いーでしょ
言うだけタダなんだからw



ほぼ開館時間直後に入場した。
なのに、何だこの人の多さは。
少々くじける。



建築って、人が造って人が利用するものなのに、
それを“観る”時はその人が邪魔に感じるって、なんだか。



展示室に入ったのに、ケータイ鳴らしてる誰か。
こーゆー場所で鳴る着メロって本当におマヌケ。
だから邪魔なのよ!



フォートワース現代美術館の写真パネルの前で
夫婦らしい二人連れが話している。
『これ、川べりでもないのに水入れたの?』
『うん』
『ほんと、好きねぇ。』
・・・つい、笑ってしまう。
ほんと、好きよねぇ。



その水も含めて、氏の作品に不可欠なもののひとつが
光、だよね。
建物の真ん中に穴あけて(失礼!)光を取り入れるの好きみたいだし。

水が照り返す光もあるし。
水辺に造るのもパターンだよねぇ。



展示室をつなぐ通路の一番奥には
「グラウンド・ゼロ・プロジェクト」
のスペースがあった。



現場の写真、映像、そして模型。
模型なのに、丸い線がとても優しく見える。
つい、手を延ばしたくなる。
触れたい気持ちと涙を、こらえる。



映像を繰り返すモニタを観ていると、後ろで誰かが言う
『なんでこれが採用されなかったのかしら。
 なんかビルが建つんでしょう、バカじゃないの』
・・・そこまで言いますか。
“ファン”としちゃ当然かな。



あの時の、TVに映る光景を見ながら感じた、なんとも言えないイヤな気持ちは、
失う痛みを持った時に感じた気持ちと似ている。
同じかもしれない。


何も出来なかった。
ただ受け入れるしかなかった自分。



今もし、現地に立ったなら、きっと相当泣けるな、アタシ。
『バカじゃないの』と言う気持ちもやっぱり、わからないでもない。



キレイさっぱり片付けて、小奇麗なビル建てて、
みんな忘れてしまうつもりなんだろうか。



世界に、忘れるヒトと忘れないヒトがいるなら、
きっと無くならない。
この先、どうなるんだろうね。



もっとゆっくり観たかったけど、建築展ってやはり
現物ほどに長居したい場所ではなかった。

昼頃にはギャラリーを出た。



新幹線に乗ってからずっと、青空が見たいと切に願っていたのだけど、
見えたのはモニタに映ったN.Yの青空だけ。

朝も夕も、太陽は
分厚い雲の向こうで丸い輪郭を見せてくれた。







軽く風邪ぎみ。
寝ていたいところを頑張って起きて、出掛ける。
自宅と会社の往復からしばし、解放。



舞台「黒蜥蜴」
・・・美輪さんは一度、(本人言うところの)音楽会で観たことがある。

持ち歌に限らず好きな曲を1曲ずつ紹介しながら、
曲が始まるとその中に入り込んでしまい、エンディングでぶっ倒れるさまには驚いた。

拍手の後に何事もなかったかのように立ち上がり、
髪や衣装を直しながら次の曲を紹介する美輪さん。

今日はお芝居なのでそんな姿は見られないが
演じる姿を楽しみに会場へ向かった。



普通の(?)ライヴの
圧倒的に女の子ばっかというパターンに比べて、年代を問わず男性多し。
4割はいるんじゃないかな。
さすがだ。

似たような格好ばかり、というのも見かけない。
ほんと、子供からお年寄りまで、さまざまな客層で
客席を見る限りじゃ何を観に集まった人達なのかさっぱりわからない(笑)。



開演5分前には客電が3回、ゆっくり点滅して
いかにも“らしい”ベルが鳴り、お決まりのアナウンスが流れる。
・・・お決まりじゃなかった。


携帯の電源、時計のアラームは当たり前だが
咳きについてまで注意された(笑)。
 『どうしてもという場合はハンカチで押さえて』
 『ハンカチのないお客さまにはのど飴を用意してございます』
客席まばらに爆笑。

それでもいたな。アラーム鳴らしてるヤツ。
誰か機関銃持ってきて。



開演後“ドラマ”が動き出すまでちょっと、退屈にも感じたが
TVでお話をするのや唄うのと違う美輪さんは、なんだか
とても自然というか一番“らしく”見える。


幕間の休憩が2回。
演目からして、ロビー、売店じゃなくバーでも用意してよ。



3幕、締めて約4時間の舞台は、
本当にすみずみまで美輪さんの目の行き届いた世界で、
完全な球体のオブジェでも観ているようだ。

完璧、という言葉が似合う。
お芝居そのものは好きずきだろうが、
ここまで完璧なものを見せつけられると、気持ち良いくらい。

クライマックス、隣のおねーさんは泣いてる。



アタシは泣けなかった。
カーテンコールの方がうるうる来た。
 『ものを創るってこういうことよ』
と言われているようで。



ここまで出来たらさぞかし
 『ねぇ、観てみて見てっ!!』
てなキモチだろうな。ウラヤマシイ。




暖かい。
四月上旬並みの気温とかで、殆ど春だ。

青空が、いつだったか、初めて高速バスに乗ってトウキョウへ出掛けた時と同じ。
南下するにつれて、青みを増していった、あの空。



あの陽射しは、幼い時からずっと、覚えている。
暖かく、優しくてそして、痛い。
思い出すたび、新しく出会うたび、泣きたくなる。あの陽射し。



19:00過ぎにはClub Junk Boxへ入った。
知らないバンドのVo.が『テンション低い』とギャラリーに文句言っている。
そりゃ違うだろ。ま、そりゃともかく・・・・・



知らないバンドの音でも辛くなく、へーきでいられる。
今日は大丈夫かも。

Loverbファンは美人さんばっかだよな~なんて(オヤジか?・笑)眺めつつ、セッティングを待って、そして。
・・・このSEは好きだな~。こーゆーの弱い。



メンバーの表情も見えないくらい、後ろにいたせいかもしれないけど、
今日は“オトヲ タノシメタ”らしい。
前回よりももっと、4人それぞれの音がはっきりと、よく響いてくるようだ。
最前列とその近辺の皆さんも楽しそう。



ステージは、“いま”そのもので、一瞬でしかなくて
後悔しようが満足しようが、それがすべてだ(と思う)。



そんな場所に身を置けるヒトを
心底羨ましく思う。



赤い蛇も、ウタでも唄うヒトに生まれてくればよかったのに。
そうすれば“いま”はそこで完結するだろーから、
こんなトコでブツブツ日記なんか書かないだろーしさ。



楽しめても、考える“特性”は相変わらずらしい。はは。ま、“抽象”じゃないから。
・・・ヒトの“ポートレイト”を合わせ鏡にして、自分を見ている?!



『貴重かもしれない』というアルバムを買って、帰った。
18日はasiaへ行こうかと思っていたが、3月にはワンマンだそうで、それまで待とうという気になった。
「待てる」くらい、今日の“いま”を楽しんだらしい。
成長したかな~>自画自賛