Loverb's Live SENDAI Club Junk Box | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

朝は今にも降り出しそうな空だったのに、昼過ぎにはきれいに晴れ渡り、陽も射した。
青空を連れてきたのは誰だ。
こんな日に限って仕事は進まず終わらず片付かず(!)ジリジリと時間は過ぎて、終えたのは6時をとうにまわった頃。
明日が思いやられる・・・いや明日の事は明日・・・ってスカーレット・オハラだったっけ?そんなことより今ならまだ間に合う。快速に乗る。


いつかの中央線と同じ。
いつかの井の頭線と同じ。
自分で、選んで、乗った。隣に座る人はいなくて。


仙台に入ったのは7時過ぎ。この街の夜は早い。
アーケード街を歩いて行くとバタバタと店が閉まっていく。お買い物タイムは終了だ。
帰り足の人の波に逆らって歩く。軽く何か食べようかとも思うが出演時間が早まっていたら、と思うと足は真直ぐForusへ向く。


少し押してた(笑)。
女の子ヴォーカルのバンド。バックが良さげなのに、ヴォーカル負けてないか?なに唱ってるのか聴こえない。
セット替えの間、久し振りにナヲさんと話す(無事帰還&朝9時出勤できたかしらん)。少し痩せたようだけど、元気そうでよかった。
“庭”の静まり返り様とは裏腹に(?)いつもの面子は揃っていらっしゃるようで、少しホッとする。
(↓以下、タイトルや歌詞などうろ覚え故、間違い多数あると思います。正確なところを知りたい方はどうぞオフィシャルヘ)


このSEは初めてかな。
これは聴いたことある・・・♪もう ここから動かないで♪
次の曲は初めてだ。新曲?な~んか夏仕様だなぁ、選曲も衣装も。
ホワイトジーンズに黒T(誰も脱がないから胸のプリント見えず・気になる!)同じく白のジップアップのブルゾン?

「夕立ち」。
サビのSPIN氏のフレーズ、生で聴けて嬉しい。
「Freesia」。
アルバムでは「届かない」とケチをつけていたリズム隊もしっかり、ココまで届く。
m-gで「萎れない花なんて ないから」と詠っていた声はいま
「花はまだ 枯れないさ」と力強く歌っていた。
・・・・・やっぱLoverbはまずライヴありき、なのかね。


MC。
ライヴ告知。
メンバー紹介。
幻の八田氏ベースコーナー(貴美氏が二度に渡って話をふるも、あっさりマイクを取り上げる。社長のいじわる・笑)。そして後半。


「ペシミスト 嘲笑え」
♪~君が 本当はここにいる自分だと♪
こんなにグチャグチャな気持ちで毎日泣いたり笑ったり忙しくしているすぐ隣に、こんな場所があって、気になる人達が音を出していて。
それは紛れもなく「今」で。
聴きながら、心の中で“次は「天国と地獄」”と勝手に決めてた。
聴きたい聴きたい、と思っていたら、ラスト。
♪天国と~地獄に 行こうよ 今すぐ♪
アタシがライヴ好きなのは、音がどうとかいうよりも、たぶん、「いま」だからだ。
大体、音がどうとかウンチクを垂れるほど、楽器にも音楽にも詳しくなんかないじゃないか。
気になる人達の「いま」に触れて、自分の「いま」と「ここ」を確かめてる。


帰り道を歩きながら、友人と電話で話した。
「今までで一番よかった」
そう思えるのはたぶん、幸せなことなのだろう。
時間こそ短いものだったが、本当に満足したみたいだ。
出来ることなら、また。ここで。