​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -246ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

お気に入りの靴を履いて、出掛ける。
バスに乗って、少し、日常から切り離された気分。



目的地は、諸橋近代美術館。
ダリの作品を沢山コレクションしているトコ。



こんなに沢山、一度に観たのは、初めて?
あっ違う。新宿三越で一度観た。
(あの時は警備員のアタマしか見えなくて。狭くて暑くて、作品のコト何も覚えてないよ。「えび電話」ぐらいかな・笑)



ガイドブックには、こんなコメント。

『天才を演じきることで、天才になれる』

・・・そーかい!役者やったんかい!



入口すぐ、「宇宙象」のお出迎え。
かっこいー!

「鳥人」
かっこいいー!!

ひとり浮かれつつ、場内を周回する。



水彩画もあるんだね。
びっくり。
シルクスクリーンとか、勢いがあって、色も線もキレイ。



「記憶の固執」はMoMA展で観たけど、その中の“歪んだ時計”(ガイドには“柔らかい”時計、とある。けど、つい“歪んだ”と言ってしまう。性格?・笑)が
あっちにもこっちにも登場している。

 「記憶の持続」
 「時間のプロフィール」
 「時間の気高さ」
・・・“時間はキミ次第だよ”とでも言われている気分だ。



・・・だから、最後には「記憶の固執の崩壊」にまで辿り着いたの?
ねぇ、たんぽぽの綿毛と黄昏れてないで、答えてよ。



ポスター サルバドール ダリ 記憶の固執 (柔らかい時計) 1931年ポスター サルバドール ダリ 記憶の固執 (柔らかい時計) 1931年

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諸橋近代美術館は、裏磐梯。山の上です。
そんなトコに車も持たず日帰り予定で
とことこ出かけてく私はほんと考えなし(笑)。

最寄り駅に着いたはいいが、美術館行きのバスは出たばかりで、一時間待ち・・・
迷わずタクシーに乗りました。

このタクシーの運転手さんがいい人で、こっちが何も知らずに来たと知って
あれこれ教えてくれて、帰りもバスがつかまらないだろうからと
美術館に着いたら待っててくれて。

無事往復できて駅についたら
「今度は泊まりでね」

はいっ、おじさん。ありがとう!^^
友人とオペラシティへ。
「ダグ・エイケン new ocean」



「01:thaw」はちょっと、bjorkの映画を思い出したり。

「05:new ocean floor」
「06:new ocean new machine」
という作品が面白かった。

X字に立体交差して吊り下げられた
大きなスクリーン(2つ)に
交互に映し出される、シンメトリカルな映像。

スクリーンの中の歩き続けるヒトと同じスピードで
スクリーンの周りを歩きながら眺めた。



後で、Gallery 5で音源がないかと探したけど、なかった。
ヴィデオ・インスタレーションは、やっぱり音だけじゃだめなのね。



・・・スクリーンが切り替わるまでずっと歩きながら眺めた後、
遠心力にブレーキかけながら出口へ向かうと、
係の(?)おねーさんがにっこり笑って足下を照らしてくれた。


多分、このブース内を周回しながら観ていたヘンな客をずっと見ていたのだろうおねーさん
止めずに好きにさせてくれてありがとう。



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初めてオペラシティを訪れたのは、ヒッチコックの映画をモチーフにした現代作家のグループ展でした。

夜、ひとりで出かけていって、真っ白な壁と床と天井に
「こっちも真っ白に飛びそ~」なんて思いつつ
エントランスでチケット買って、後ろを振り向いた瞬間からが
恐怖の始まり。

ほんと一瞬で変わったのにはびっくりだったな。

最後のブース、恐いシーンの音をかき集めた作品が面白くて後を引きましたね。
・・・現代版「肝だめし」か?



帰る時になって、始めにエントランスでチケット買った時に遠くから響いていた音が
これだったんだと気づいて、なんだ始めからしてやられていたのかと苦笑い。
いかにもヒッチコックらしいやんまったく!(笑)



だから、ダグ・エイケンの時は
あの白どうなるんだろ~思ってました。

恐怖はなく、優しい白でした。
ホッ。


新宿行きのバスを途中で降りる。

知らない場所。
初めての電車。
行き先は上野。



国際こども図書館へ行く。
上野公園を突っ切っると、東京国立博物館と黒田記念館をはさんだ通りに
ガラス張りの明るいエントランス。

に、似合わない警備員の姿。
さすが国会図書館。



こども仕様の各へやを、
おとなサイズで歩き廻る。
ガリバーにでもなった気分。


そう、ガリバー多し。
見物目的か?(そういう自分も確かに・笑)
ガリバーは一人で、周りに小人がたくさんいるはずなんだけど・・・


「絵のない絵本」に
絵があることを知る。んん~。



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渋谷へ行ったのは
もちろんLoverbのライヴの為だけどもうひとつ、
都内へ行くなら是非とも行きたい場所があった。



ワタリウム美術館
「バックミンスター・フラー展」



13MOON関連サイトでもみかけるこの名前、
名前しか知らなくて、何をした人なのかは全く無知であった。

今年始めの「ホゼ&ロイディーン・アグエイアス 来日メモリアルスピーチ」会場の中野ZEROで、ポスターをみかけて(確か神奈川の方で開催中だったやつ)
「行きてぇ~っ!!」
とひとり騒いでいたが時間がなく・・・
ワタリウム美術館での開催を知って、これは行かなきゃと。



初めての場所で軽く迷子になりつつ辿り着くと・・・
結構小さいんだね。
美術館つーとどーしても、
木場のMOTとか“広い敷地にでかい建築”を想像しがち。



1Fでチケットを買う。
期間中何度も入場出来るらしい。
こられるもんなら来るよ!ほんとに。
心で泣く。



模型は復元したものが多いようだけど・・・見てるとつい笑ってしまう。
これ、当時の御本人は嬉々として作ってたんだろーな。



彼のみてた世界のカタチは
まるい地球儀でもなく一枚の断ち切り地図でもなく
もっと広い場所みたい。



もし彼が日本で生まれ、畳とお箸で育ったなら・・・
どんな“ライトハウス”を作ったろう?


朝、ジャック・マイヨールの悲報を聞く。
ショック。



彼の心の内を知ることはできないけど・・・

自らの命を断つことを、
考えたことはあるが
実行したことはないワタシは

誰かの自殺ニュースを聞くたび、色々と考えてしまう。



・・・そんな鬱々とした気分で朝を迎えても、
街は相変わらず賑やかで。

欲しがっていたLitaのAlbumを手に入れ

「ヴィジュアルもどこか分離派ちっくやの~」と
思い出したように美術館へ足を向ける。



「ウィーンの春 クリムトからシーレまで ウィーン分離派 1898-1918」
は今日が最終日。



隙あらば、警備の目を盗んで
マッキントッシュのハイバックチェアに座ってやろーと粘ったがかなわず(笑)
約100年前に創られた数々の品を観て、帰る。



美術館を後にして、気づいた。
空が海みたいに青くて、白い月が浮かんでいる。



100年前もこんな空、あったの?



彼にも見て欲しかったな。
今日のこの青い空。



彼も含め、今年のクリスマスを迎えられなかった人へ。
迎えることの出来た人へ。
Merry Christmas.