「ウィーンの春 クリムトからシーレまで ウィーン分離派 1898-1918」ー宮城県立美術館 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。



朝、ジャック・マイヨールの悲報を聞く。
ショック。



彼の心の内を知ることはできないけど・・・

自らの命を断つことを、
考えたことはあるが
実行したことはないワタシは

誰かの自殺ニュースを聞くたび、色々と考えてしまう。



・・・そんな鬱々とした気分で朝を迎えても、
街は相変わらず賑やかで。

欲しがっていたLitaのAlbumを手に入れ

「ヴィジュアルもどこか分離派ちっくやの~」と
思い出したように美術館へ足を向ける。



「ウィーンの春 クリムトからシーレまで ウィーン分離派 1898-1918」
は今日が最終日。



隙あらば、警備の目を盗んで
マッキントッシュのハイバックチェアに座ってやろーと粘ったがかなわず(笑)
約100年前に創られた数々の品を観て、帰る。



美術館を後にして、気づいた。
空が海みたいに青くて、白い月が浮かんでいる。



100年前もこんな空、あったの?



彼にも見て欲しかったな。
今日のこの青い空。



彼も含め、今年のクリスマスを迎えられなかった人へ。
迎えることの出来た人へ。
Merry Christmas.