ぱらだいむしふと -8ページ目

FUNKISTが好きです

FUNKIST LIVE TOUR 2010~2011 
『Welcome to JAPAN tour よーいどーんどんどどーんどーん~』
2011年1月27日(木) 渋谷O-west


平日の極寒の中、大入り満員でFUNKISTのツアーファイナルでした。
多くを語らずとも気持ちは充実してるけど、記憶に留めておきたいので記します。

O.Aだった「LONELY↑D」は凄く頑張ってた。
盛り上げ上手だったし楽しめました。
だけど申し訳ないことにFUNKISTへの期待が強すぎて、
今振り返るとあんまり覚えてないです。ごめんなさい。

もう一度出会う機会があったら、ちゃんと聴いてみたい。
それくらいクオリティの高い、しっかりとしたバンドでした。


O.A終了。長めの転換の後、いつものSEにのってFUNKISTメンバー登場。
もうこの時点からテンションは最高潮!
去年の3月に同じWESTで見た時はモッシュもない所謂コンサートノリで。
それに不満は無かったしその時も凄く楽しいライブだったけど。

やっぱりFUNKISTの曲は自然と体が動くんだ。自然と口ずさむんだ。

だから今日はわちゃわちゃしたいって思ってた。
その気持ちを汲んでくれるかのように1曲目から「GO NOW」!!

おっほーーー!!!

多分10-FEETとツアーを回ったり、フェスに出たりで客層にも
変化が出てきてるんだと思う。
ノリの良いお客さんが多くて、初っ端から各所でモッシュが起こってました。


でもだからこそ変化の時期で、初めてツアーやワンマンに来る人も沢山
いたからこそ、周りを冷静に見るべきだったって今は思います。


FUNKISTのツアーは家族連れや子供連れも大勢見に来てます。
でも、だから騒ぐなとか馬鹿やるなって言うつもりは全然なくて。
上にも書いたようにわちゃわちゃしたいよ俺も。

でも・・・だからこそのTPO

いくら楽しくても「そこ」がいつものバンド、いつもの客層じゃないってことは
理解した上で遊ばないと駄目なんじゃいかって思うんだ。


僕がこの目で見たことだけを正直に書きます。
人づてじゃない、感じたことを書きます。


『SUNRISE』でみんなで踊って。楽しいはずの会場で
押されて苦しそうにしてるお母さんを見ました。中学生くらいの子供は
楽しそうに混ざって踊ってて。多分その子を放っておけないからお母さんも
ピットから離れなれないんだと思う。
そんなお母さんにも、手当たりしだい構わずモッシュの波はぶつかっていく。

ちょっとだけ気遣えればいいのになあ。


『ムーンライズカーニバル』で、タオルを回すのに夢中でちっちゃい子を
吹き場飛ばしてる輩がいました。
その子は端っこに追いやられて泣いてました。
親はどこだろう、可哀そうにと思いつつ若干その子に向かう動線を
ガードしつつ気にしてると、近くで気持ちよさそうに合唱してた女性が
どうやらお母さんのようでした。
多分お母さんがファンなんでしょう。お母さんが笑顔な程、ちょっとだけ
悲しい気持ちになりました。


ライブは最高で、気持ちがこもってて。
世界をテーマに、壮大なスケールを歌ってるのに
西郷さんのフィルターを通した実体験で歌われてるから
ものすごくそれがリアルに感じされて。

届くし、熱いし、沁みる。


だからこそみんなに優しくなってほしい。みんなに笑顔でいてほしい。
きっとできると思うんだけどな。知らない人と肩組んで歌える空間なんだもん。


そんな悲喜こもごもなライブでした。

以下思い出せるだけ歌った曲を。かなり順不同。


GO NOW
Traveling
MAMA AFRICA

いつまでも
Snow fairy
ft
hira hira

春日井 陽子フルートメドレー
バナナトレイン
ピースボール

Wonderful World
こどもたちのそら
SUNRISE

[EN]
1/690000000

[EN2]
ムーンライズカーニバル
BORDER
愛のうた



最初の3曲は間違いなし。
「MAMA AFRICA」ではLeyonaと、
パーカッションのラティールがゲスト参戦。

「いつまでも」はアンプラグドで。

陽子ちゃん復活のメドレーは笑顔がとまらなかった。

かと思えば「バナナトレイン」前のMCで涙腺決壊。
泣いて笑って。もう心の振り幅がすごいことに。

アンコールの「1/690000000」は作詞した乙武洋匡さんが
ゲストに登場。この歌は先日FUNKISTがテレビ出演した時に
先んじて聴いてたんだけど、正直テレビで見たときは全くピンと来なくて。

だけどライブの生音。迫る感情。あの空間だからか、それとも
なにかしらわからないプラスアルファが働いたのか。
今日聴いたこの歌は最高に心に響きました。

なんてことはない、最高に良い曲でした(笑)

〆は「愛のうた」で。


どれだけ強く 君を抱きしめても

僕ら一つにはなれないみたい でもね

どんなに遠く 離れたとしても

いつもいつもでも 心は一つなんだよ



僕は大好きな人を想いながら、いつもこの歌を聴きます。
思い入れの深い曲。大好きな曲です。

今年はもっと沢山FUNKISTが見たいなー


FUNKIST・NUBO・Fat propの3つは遠征も考えつつ追っかけたい。
元気とエネルギーをもらえるバンドです。


色々とあったけど、今日は行って良かった。
また素敵なライブに出会いたい。
音楽に触れて笑顔になりたい。


人を好きになること
音楽を好きになること
貴女を想い生きること


今年1年、そうやって想いを大事にしたいです。

ありがとうございました。

【ぱらだいむしふと ぼりぅむ9】 ~2nd anniversary~ 【出演者第一弾発表】

O.S.D.!

タイラダイスケ!

鶴岡優子!

安達扶友子(元 L.A.SQUASH) !

ジャックサトシ!


みwなwぎwっwてwきwたwぜw

「O.S.D.がMARZで企画」大成功!!チャッチャチャース

O.S.D.の皆さんお疲れ様でした!
今回もいつも通りのあったかくて楽しいイベントでした。

今回は「ぱらだいむしふとCREW」と銘打っていただいて
3人で転換DJらしからぬ乱痴気騒ぎでございました。

でも楽しかったんで結果オーライw


覚え書きも兼ねて、当日流した曲を列記しときます。


~客入れ~
僕へ(君彩りLOVER)
タカラモノ~この声がなくなるまで~ (ナオト・インティライミ)
駱駝(高橋優)
ファンタジー(世界の終わり)
THE DIE IS CAST(FAT PROP)
空ばかり見ていた(グッドモーニングアメリカ)
Burn The disco Floor with your 2STEP!!(Fear, and Loathing in Las Vegas)
hammer ska(10-FEET)
DRUG FREE JAPAN(HEY-SMITH)
いつも何度でも(6% is MINE)


【LIVE】東京勘定屋
「枠にはまらないロック」なんて言うと陳腐な物言いだけど、説明しづらいバンド。
カッコイイからライブ見ろとしか言えない。好きだなー

DJのリハでグッシャーとかミッシェルに反応してくれた佐久間さん。
MCでもDJに触れてくれてアガりまくったのは個人的に秘密です。


~転換1~
Traveling(FUNKIST)
STAY YOUTH FOREVER(Northern19)
暁(Lyu:Lyu)
心の声(EDDY)
パンデミック yeah yeah(ストライカーズ)


【LIVE】A(c)
相変わらずの爽やかな音楽。
リズムに乗って踊るのがホント楽しすぎる!

まさかの「last spurt!!」1曲目とか。慌てるっちゅーねんw


~転換2~【のりそ屋メロウ】
・THE YELLOW MONKEY / パール
・サカナクション / アイデンティティ
・フジファブリック / sugar!!
・世界の終わり / 虹色の戦争


【DJ Performance】ダイノジ
大地さんもタツヤクラッシュも鮫さんもいない。
だけど始まっちゃえばいつも通りのダイノジ!!

今回ダンサーはタコサムさんと、ハゲちらかしてる
斉藤さん(トレンディエンジェル)のお二人。
最前列の携帯いぢってた女子を大谷さんが
強引にステージにあげたり、個人的にヒヤっとする場面も
ありましたがそれも含めてダイノジワールドなんだよなー

遊びにきてたFUNKISTメンバーが出てきて踊ってましたw

ハリー&マヒル(MINMI)がほんとうに良い曲。


~転換3~【いりこ】

せとり待ってますwww


【LIVE】月ノ魚
活動休止前の最後のライブ。
思えば初めて見た両国のライブで一目ぼれして。
それから楽しい思い出しかないなー
けっこう暗い歌も多いはずなのに、記憶に残るのは
熱くて、暖かくて、笑顔ばっかり。

こんなに愛されてるのに休止もったいない!本当に!!


~転換4~【のりそ屋メロウ】
・ペガサス幻想
・ポケットビスケッツ / YELLOW YELLOW HAPPY
・相対性理論 / LOVEずっきゅん
・ラルク / Driver's high
・AKB48 / ポニーテールとシュシュ
・ナナイロマン / 恋とマシンガン


【LIVE】O.S.D.

1 住道
2 io
3 マタクリカエス
4 暁(新曲)
5 僕らの冬
6 最後まで
EN.your song

多分こんな感じのセトリ。
なんかいつにも増して人間味のあるライブだった、そんな印象。
10日のぱらだいむの時も思ったけど、人を笑顔にさせるバンドって
実はなかなか居ないんよね。音楽の力を改めて実感するし、
O.S.D.のメンバーが音楽にこめてる想いみたいなものもなんだか
凄く感じる、素敵なライブでした。
MCでのメンバ-紹介とか新鮮すぎたwww

「幸せだーーーーー!!!!!」
「当たり前だーーーーー!!!!」


~客出し~
CHANIN feat.O.S.D. & Loco-Passion(FUNKIST)


前回、割合孤独だったDJも、やっぱり仲間と居ると全然違って。
勿論前回も楽しかったけど、輪をかけて楽しむことができました。
のりそ2回目のお客さんとのシンクロ率には少々嫉妬したけどねw

また機会があったら是非誘って欲しい、素敵なイベントでした。
打ち上げが少々カオスすぎたのはここだけの話です。

あー

楽しかった!!

【ぱらだいむしふと ぼりぅむ7】後記と【重大発表】

転げ回りながらも駆け抜けてきた2010年シーズン。
振り返れば8回目開催。
1年間の総決算的な想いも込めつつの「ぼりぅむ8」でした。

終わりよければ全て良し。

師走の忙しい時期ということもあり、クリスマスやら忘年会やらCDJやら。
少ない休日を当て込む用事が多い月の中で足を運んでくれた
沢山の人にただただ感謝。

そのぶん後悔のない一夜をご提供できたと信じてます。


【ぱらだいむしふと ぼりぅむ8】

年内最後のぱらだいむ開催、前回ジャンルを越えた
ゲストブッキングだったこともあり、今回はバンドゲストのみで行うことし招聘。
結果『ぱらだいむしふと』ならではの素晴らしいバンドブッキングが成ったと
心の底から確信してます。


【butterfly inthe stomach】

以前から熱烈オファーを出し続けていたバタスト。
その想い通じて、念願のぱらだいむ参戦。

圧倒的なスピード感&溢れるPOPセンス。
音源もなんだけど、ライブは更に衝撃的で無心で踊りました。
普段のライブは割と縦ノリと手を挙げる仕草。所謂コンサートノリで
ぱらだいむのお客さんならきっとそれを良い意味で破壊してくれるって
思ってたけど思いのほかフロアは冷静だったかな(苦笑)

時間帯も早かったし、アッパーな選曲じゃなかったのもあるかもしれないけど。
慣れない深夜公演に出演してくれて本当に感謝。
誤解を恐れずに言うなら、あの空間は全ての人に笑顔と成長を与えて
くれたと思う。ほんと楽しかった!


【O.S.D.】

僕がぱらだいむをやっている。やり続けている意味を見事に体現してくれました。
現場で見て、聴いてくれた人には最早説明なんて不要だと思うけど。

いやー、楽しすぎでしょ?

「なにあれ?」「すっげー楽しい!」「動画じゃ伝わらねーよ!」等々
たっくさんの声を終演後もらってニンマリが止まりませんでした。
深夜のあの時間帯になんてハッピーなことか。

おそらく初見の、最初は様子見だったお客さんたちも次第に笑顔で跳ね始め、
最後にはフロアが笑顔の波で大きく揺れる。
コレ、いつも僕が夢にみてたことだし、本当に素晴らしいことだし、
バンドの力、音楽の持ってる力の凄さだと思います。

ぱらだいむの呼ぶバンドに間違いない!っていつも自分で言ってますが
今後はより自信を持って声高に叫んでいけそうです。


【BRAZILIANSIZE 】

深夜公演のさらに深夜な時間帯。下手したら朝方って時にブラサイが
聴ける喜び。安定感と楽しさが同居するパフォーマンス。

ジャンベを客に叩かせる余裕(笑)

二度目の出演でしたが、呼んで良かったー。WALK名曲すぎるでしょ。
折角書いたセットリストを箱に提出せず放置とか、持ってきた物販
やらないとか、出番前に普通に飲んでるとか。
深夜に適応した自然体な感じも物凄い好きです、きっとまた呼びます。



で、ゲストバンドが凄いとDJが苦労するのは嬉しい悲鳴なんですが。
そんなプレッシャーをものともせず楽しんでプレイしてたウチのDJ陣。
曲がりなりにも2年近くやってきて、回を重ねるごとに成長・進化して
きたんだなー。そんな実感を一番感じた今回でした。

【のりそ屋メロウ】は、1人になってからの成長著しく。
今までのアジデートはそのままに、お客さんのニーズをしっかり押さえた
選曲の中に自分の色を巧みに織り交ぜるイキなプレイ。
絶対他じゃかかならいような曲を違和感も嫌味もなくPUSHできるのは
もう才能って言っていいんじゃないかと思うんだよね。

【まっは】もそれは同様で、見るたび繋ぎの精度とか
フロアの掌握力とは少し違う「感じる力」みたいなものが上がってる気がして。
安定感抜群のDJっぷりは、オーガナイザーとしては本当にありがたいんです。


mixiコミュニティにはセットリストも載せてます。
おそらく数日中には全員分UPされる(ハズ)なんで、あの日気になった曲、
改めて見て気になる曲なんかがありましたら是非チェックしてみてください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=46579011

ちなみに当日の自分のDJですが、あの場でも言ったんですが
ありがたいことに最近DJとして少しだけ認知されてきたみたいで、
「どんなジャンルかけるんですか?」とか「イベントってどんな曲かかるんですか」等
聞かれることが増えてきたんです。
で、そのたび困るんですね。勿論「~ナイト」みたいな特化したイベントや
好きなジャンルが特化してるDJって需要と供給からいったらわかりやすいし
お客さんもその方がいいと思うんですね。

でも「ぱらだいむしふと」もそうだし、僕個人もなんだけどかける曲は
自分の感じた「良い曲」なんですね。だから邦楽も洋楽も問わないし、
アニソンだってレゲエだってミクスチャーだってJ-POPだって何でもかけるんです。

きっと商業面で考えたら絶対に損してると思うし、
イベントとしてもDJとしても好かれにくいとは思うんだけど。

それでもこのスタイルを変える気が今のところありません。

ちっちゃい子がおもちゃ箱に心をキラキラさせるみたいな。
誕生日のプレゼントの中身を見るときみたいな。
漫画の最新号を手に取った時のような。

ドキドキやワクワクを持って欲しい。凄くハードルが高い、難しいこと。
だからこそ技術を磨いて沢山の音楽に触れたい。

そんなこんなで、今回はゴリゴリな感じで選曲しました。
ラスベガスで天下一武道会に参加してくれた皆様。ありがとう(笑)



今回は12月ですし、若干のパーティー仕様だったぱらだいむ。
お飾りやケーキの振る舞い。そしてなんといってもオーガナイザー自ら
夜なべした「メンマ」「カクテキ」「浅漬け」の振る舞い。

全て無料での提供ながら30人分程用意した全てが完売。
ライブハウスがあれだけキムチ臭におおわれるのもぱらだいむならではwww

もっともっと面白いことをやりたい。
もっともっとビックリすることをやりたい。

常に前向きに、そんなことを考えて考えた結果。
ぱらだいむしふとは来年、さらに走り出します。
現場ではあんまり驚きの声がなくていささか拍子抜けの感もありましたが、
イベントとしては一大事。まさに「重大発表」と呼ぶにふさわしい発表を
行いました。次回はぱらだいむ2周年。

お祝いと集大成の意味を込めまして、次回開催は・・・・・



『吉祥寺 CLUB SEATA』で開催いたします!!!

スタンディングキャパ600人!!!!!

ぱらだいむしふと どこへ行くのか!?


日程は2011年3月21日(祝)、三連休の最終日。321なんて覚えやすいですね。
そしてそして、時間帯はいつものオールナイトではなくデイタイム!

15時~22時のロングラン公演(予定)

2周年のお祝いに、過去に出演したバンドやゲストを沢山呼んで、
さらにオオバコならではのゲストも呼んで。
とにかく楽しく皆でお祝いしたい!
もちろんぱらだいむレギュラー陣も負けておらず。

「のりそ屋メロウ」奇跡の復活
創設メンバーの復帰

など、ずっとぱらだいむを愛してくれていたお客様には楽しめる
催しが目白押しです。


1年前にね。

「素人みたいなやつが何のコネもなくてUNITまでできるんだ」
「ロックのパーティーをやってるヤツがちょっと夢持てるでしょ?」

って言ってた人がいたんですね。僕はそれにすごく感動して。
頑張るってことを恥ずかしいとか思わずに。失敗を恐れずに。
例え全部から無茶とか無謀とか言われたとしても。

今なんじゃないかなーって思ったんです。

頑張ります。遊びにきてね。

【butterfly inthe stomach】ノコト

バタストのことは書くのにちょっと勇気がいります。
それほど想い入れが強くて、出演を熱望していたバンドです。


“ドキドキさせる”という意味を持つバンド名の通り、繊細な心情表現と情景描写、
耳に残るメロディで、誰もがいつか経験した“切なさ”を鳴らす


去年メンバーが交通事故を起こしてしばらく音楽活動を
休止してたこともありましたが、現在はそんなことがあったなんて
微塵も感じさせないパワフルなライブを見せてくれてます。

予期せず、今日はGARAGEでワンマンライブでした。
思えば去年の復活ライブも同じGARAGEで。
体の中にボルトが入っていることを話していて、背筋が凍ったのを覚えてます。
歩けることに感動ーって言っていて、その意味を改めて噛みしめたのを覚えてます。

今日のライブは凄かった。しばらくライブを見てなかったんだけど、
成長著しいとはまさにこのこと。全く別物のバンドでした。

以前は軽やかで繊細で、その分どこか脆さも見せる音楽でしたが、
演奏に遥かに安定感が増してたし、勢いだけじゃない疾走感が
曲全体から感じられるようになってました。

ライブ後半、「アシタカ」から続いたアッパーソングの波。
立てノリの爽快なロックチューンの流れはほんとカッコイイし、メッチャ楽しかった!

ベルアシタカベル

音も唄い方も、転調や斬新なリフがたまに襲ってきて一筋縄じゃいかない。
でも そこがまたいちいちカッコ良くて、ゾクゾクして。

なんだろ、メチャクチャ楽しいんだよね。

3ピースなのにいろんな音が合わさっている。
それでいて絡まり方が抜群で、音の渦が楽しくて仕方ない。

音源を「ACIDMAN」テイストって評したことがあったけど、全然違いました。
全然違う進化を遂げてました。
微動だにせずライヴを観る人も居るだろうけど、大概の人は
自然と体が動いてしまう音だと思う。
音も最高だけど、やっぱ唄がいい。声がいいんです。

今日聴いてて感じたのは、ミディアム~スロウな時の雰囲気は、
なんとなく「GRAPEVINE」の匂いを感じる。勿論演奏も声もまるで別物ではあるけど。

ヘッドフォンフォトグラファーヘッドフォン


全体的な印象は、もはやどのバンドに似てるとか形容し難く。
バタストはバタストでしかない。それが素直に嬉しいなー。

・・・ちょっとだけ「Lyu:Lyu」を思い出すけど(笑


狭いステージから身を乗り出して、お客さんに全力で答えてる姿。
汗も髪も振り乱しながら、何かと戦ってるような振り絞り方。全力も全力。
めっちゃシャウトしてると思ったら、お客さんを見て
「分かった分かった」って顔して うなずいてたりする。


「ぱらだいむしふと」の関係性って基本わきあいあいで、ピースフル
だと自分自身では感じていて。それは出演者とスタッフ、お客さんも含めて。

だからこそバタストみたいな攻撃的な優しさって言うか。
ロックを体現してるバンドを呼びたかったんです。

深夜にライブハウスで。

こんな経験そうそう出来ないよって本気で思ってます。


「好きな仲間と過ごす」「好きな本と過ごす」「好きな音楽と過ごす」
・・・そういう時間ってのが素晴らしいなぁ、って思うんだよね。
当たり前のことのことなんだけど。

ぱらだいむでそういう過ごし方ができたら最高だよなぁ。
そういう幸せな「小さな時間」だったらいいなあ。

そんなんでふらっと遊びに来てくれて、そこで自分の好きなバンドが
1つ増えたとか、大切な仲間が一人増えたとか、或いは普通に生活する
一日の中でたった一分でも笑う時間が長くなったとしたら。

そんな風に思う瞬間があったら、僕にとってこれ以上の幸せはないと思う。


あと1週間ちょい


みんなで遊びたい