大好きな
その曲には
影ある想いが隠れていて

特に
そのオリジナルが
ライブで流れても来ると

走馬灯のように
その景色が蘇り
身震いしながら
そこへと連れ去られる

昨晩のライブもまたそれで
つゆのあとさき


高校2年の夏
どうにかしたいが
どうにもならない内気さは

自分の中で処理出来ずに
苛立った若さ

そんな頃から
半世紀が過ぎて
今まだ僕はここにいる





満席の客席を見渡せば
ほとんどが
僕ら世代より上な
先輩達ばかり

不自由な身体でも
そこへと
その身体を運び
心を寄せる



多くの方々は
笑い

多くの方々は
涙する

そんなコンサートは
他にはなく

誇らしくもあり
でも
それを誇らない謙虚さは
この国に生まれて良かったと
改めて思う





やはり
ここが
最高峰なようだ

出会えたことに
そして
同じ時代に
感謝…



セロ弾きのゴーシュ


最近の歌は…    などと

お嘆きの貴兄たち


そろそろ

ここへは

いかがだろうか…


今でも全国を周り

その数を減らしたとはいえ

週に1度も歌っているここは

それでも

チケットは取り難いけれども…



ここは
国立競技場

本日は
さださんのコンサートで
早々と取れたチケットを握り締め
カミさんと
そのテニス仲間のオバさんたちと
楽しみにしている

オバさんとはいえ
僕よりわずかに若いから
ちょいと失礼のないように
お姉様方なんて言葉を使っている
自分が見える   笑

そこへ
息子が現れて
ここにいたいと言う

ライブの前に
エキシビジョンとして
サッカーの試合があり

息子たちのクラブチームが
選出された

高校から
アメフトへと転向した息子は
僕はおよびではないと言い
呼ばれたくせに
戻って来てしまった

カミさんはそれを制し
呼ばれたのなら
行きないと追い払う

グズを言いながらも
戻って行くと

なんと
スタメンで名前が呼ばれて
さあ
試合が始まった

相手チームは? と見れば
浦和レッズ

それも
あの頃の人気チームで
闘莉王に
長谷部に
山田に
ワシントンもいる…

なんでよ? なんて
思っていると
試合の流れは見えないまま
終わり



さあ
さださんのコンサートが始まった


ゲストには

千春が出て 大爆笑だ!


2階席の1番前で
身体を乗り出しでいる
隣のオバ…
いや
お姉様方

誰かがハンカチを落とし
氣になっていると
下で拾ったオバさんが
それを手にやって来た

これ! って
それを差し出す姿は

老いたとはいえ
あの日の
憧れのキミ

えっ? って
思っていると

あらっ! と
微笑んでくれて

でも
それは僕らだけの中で
処理した無言

ライブが終わると
たい平さんのお姉さんが迎えに来て
これから楽屋へと誘ってくれた

そうだ
お姉さんはライブの度
楽屋へと出掛けると言ってたから
次回は
一緒にと頼んでおいたっけ…

楽屋へと入ると
さださんは
ようこそ! と微笑んで
多くを語ってくれた

お姉さんに感謝して
楽屋を出た



会場を出ると
その彼女が待っていて

そこには
樋口くんも

そうだ
中学の時の友達だ

やあ! と言われ

おお! と返すと

お前には
言ってなかったんだけれど
オレ
彼女と結婚したんだよ

えっ?
お前が?…

ちょいと悔しかったけれど
僕らのマドンナを
射止めたのかと
嬉しくなった

何度も何度も
フラれたけれど
なんとかね… って
微笑んでいる2人

そうか
で いつ?  と問うと

去年だというから
驚いた

そうだよ
僕らはもう
還暦だよ…

この齢で
新婚か? と笑うと

そうなんだよ
やっとだよ! と苦笑い

見れば
あの頃
彼女に憧れた仲間たちが
ゾクゾクと集まって来る

斉藤くんに
田中くんに
荻野くんも…

おい
こいつら
新婚さんいらっしゃいに
出しちまおうぜ! と

生徒会長だった
荻野が笑う

そうだ
そうだ! と皆微笑んでいる

場面はそこへと入れ替わり
三枝さんが
椅子から転げている

僕らはそのスタジオで
笑い転げている

するとその彼女が
言葉を吐く

本当は
そこにいるあの人が… と
僕を指差している

えっ? 
そんな今更… と
困った瞬間

目が覚めた


今朝もまた
不思議な夢からの生還だ

しかし
これってまさか? と思うのは
なんと
今夜
さださんのコンサート

リアルタイムで
そんな夢をみた

まさか
会場に
彼らがいたりして…



昨今

夢は彼らが運んで来ると

思ってみる


今朝は

この玉響が

ゆらりしていたっけ…


昨今

夢でなくとも
古い友達の顔が
ふと浮かぶことがある

それは
あまりにも昔の
ガキの頃の
すでに忘れてしまっていた友達たち

すると
不思議かな
その名前まで同時に現れて

思わず
森田くん…  なんて
呟いている

なんで今頃? と
思ってみると

もしや
まさか? なんて
つまらぬ解釈までも…

元気かな? 
それだけで良いはずなのに

安否を
確認したくもなるが
もう届かない


そんなことが増えれば
先日の夢もまた
6月30日に… なんて

あまりにも
具体的なそれもまた
氣になる始末



昨晩は
そんなことを考えていると
玉響たちは
いつもよりも
賑わっていたっけ…

やはり
彼らがそれを
運んで来るのだろうか

分からない



森田くん

田口くん

青木くん

田中くん…


幼稚園から

中学までの友達たち…


元氣かなあ?


そんな齢になった


裏金 献金

カネの問題は
いずこへ?


我々の心は届かない!

これで更に
政治離れが加速する




石破さんが
最後の仕事として
今日
解散してくれたら
なんて…


ここは
ビルの屋上らしい

遥か下を見れば
三越なる看板が見える
そうだ
日本橋の三越の屋上だ!

でもしかし
記憶では
ここは植物園のような場所

そして
神社があるはずなのに
見える光景は
まるで荒野のようだ

さてと思っていると
強い風が吹いて来て
その荒野は砂ぼこりとなり
前が見えなくなった

良く見れば
それは竜巻で
こちらへと近づいて来る

逃げねば! と思った瞬間
間に合わず
巻き込まれた

そのまま
上空へと連れ去られ
回転する身体に
誰かが
手を差し伸べてくれて

その手を掴み
強く握りしめて
引き寄せると

なんと
ドロシー

そうだ
オズだ
魔法使いだ!

舞い降りると
僕は案山子に
ワラ男の姿になっていて
隣りには ぱふがいる

おや?
確か
ここでは トトなはずで

ぱふの前の愛犬 トトは
ここから頂いた名前

そんなことよりも
ぱふに会えて
嬉しさのあまり
強く抱きしめた



ドロシーはと見れば
おや
ジュディーガーランドではなく

その娘の
ライザミネリだ!

なぜ? と問えば
母は
もう… と顔をしかめる

そうか
時は遥かに過ぎて
今は
もう21世紀


さてすれば
物語はどんな道へ? 


そこへ
それは美しい魔女が現れ
目の前の黄色い道を
辿りなさいと微笑んでいる

すると
直後
黒づくめの悪い魔女が現れ
反対側の
赤い道へと強要する

ぱふは
そんな魔女に吠えて
悪い魔女を脅している

魔女は
慌てて呪文を掛け
ぱふを連れ去ってしまった

僕は
手を伸ばしたけれど
届かない

ぱふを返して欲しければ
赤い道を歩いて行き
大王さまの城へと着いたら
その王冠を奪って来い! と
嫌な言葉を吐く

良い魔女は
それは危険だからダメよと
止めるけれども

僕は
それを振り切って
赤い道を行く

ドロシーは
仕方ないわね と
僕の後につく

さあ
冒険だ!

赤い道を歩いて行くと
猿と
キジとがいて
お供しますと言う

えっ? と思ってみれば
僕は
桃太郎の姿

ドロシーは
着物姿のお姫様のようだ

赤い道には
中山道と書かれている

目の前には関所があり
この先は
山道らしい

物騒な森だ
何か武器でも持たねばと
すれば
坊はすでに刀を差している

ドロシーは
いつのまにさか
関所で頼んだカゴに乗っている

僕らは
キジたちに先導され
その峠道へと入る

その峠の山中には
茶屋があって
立ち寄り
甘酒でもと頼むと

茶屋の娘が
あちらのご隠居さんからだと
差し入れを頂き

ご挨拶をと見れば
水戸黄門
スケさんカクさんの姿はなく
ひとり旅とのこと

ならば
ご一緒しましょうと
歩き出せば

ゴマのハエが現れ
カネを出せ! と脅して来た

こんな奴らに
負けるはずはないと
刀を抜き
バッタバッタと倒した

さすが
免許皆伝と褒めてくれたけれど
ここは
もしや
水戸黄門が
印籠を出せば
済んだのではないか? と
苦笑い

こりゃ
厄介になって来た
いや
面白くなって来た

そう思った瞬間に
目が覚めてしまった

なんでよ?
これからってとこじゃん! と
もう1度 目を閉じたけれど
もう
そこへは戻れず
今朝は不完全燃焼  笑

肩の痛みは更に増して
どうにもこうにもならない

15年ぶりに襲われた50肩
でも
60だけどなんて
治療院の先生は笑っているが

この痛みは
何をしても治らないことくらい
本当は知っている

15年前は
1年掛かった

マッサージに
指圧に
注射に
湿布に… と

ジタバタしたけれど
一切 治る気配なし

真夜中に
その痛みで何度も飛び起きる

もう
良いや! と諦めた頃

ある日
突然
治った…

きっと今回も
ジタバタしても
一切 効くことなく
イライラするだけなのだろう

それでも
この紅葉の季節
わずか2日で良い

なんとか
山へとって
ジタバタしてみるが
効果なし

もしや
止められてるのかも? と
思ってみれば
諦めもつく

ただし
還暦をも越すと
あと何度? と
言葉が出てしまう

あと何度
桜を観れるのか? と
思うよりも

観たい紅葉は
下界にはなく
この足で8時間
急坂を歩いて登らねばならない

すれば
長くても
あと10年

いや
厳しくも長い山道
楽しく到達出来のは
あと5年ってところだろう



ぱふを失って
もうすぐ3年

朝晩 
1時間づつの散歩も
疎かになり
サボった身体は
ぼんやりし始めた

たまの休日に
軽く走ってみれば
ゼーゼーする始末

なんとかせねばと
思いながらも
ちょいと楽な方へと
傾き出した私生活

さて
そろそろ本氣モードに
戻さねば… か


体調を崩すと
そろそろ
もう良いかな なんて
ふと思ってしまうことがある

心とは
氣持ちとは
そんな程度だから

その一瞬
判断を間違えると
取り返しの付かないことにもなる

さて
ご同輩
どうする?


実家へと戻れば
真っ先に仏壇に手を合わし
ありがとうございますと呟けば

ほら
多くの玉響たちが姿を見せて

やはり
守られているのかと
更に一礼する



ここには
板状に直した位牌が
箱に入り納められていて
その数のあまりの多さに
背筋を伸ばす

本家の長男
絶やすことなく
これらを守らねばならないと
改めて心する




還暦を越し
突然 見え始めたそれらは
きっと
何か意味することがあるのだろうが

今まだそれは
分からない

お寺も
神社も また然り

特に

善次郎の奉納額が納めてある
実家近くの氏神神社では
鳥の姿の何者かが
上空から物凄い速さで

舞い降りて来る



鳳凰かと
思ってみるが
それもまた 分からない






まるで
不思議な世界に
迷い込んだかのような今

何かに
包まれている気配を
感じながら
感謝してみる


しかしね
なんだかなあ って
思うばかり…

こんなことで
国を決められては困る!

それに
それぞれの党の方針に投票した
我々の心はいかに…




まあそれも
次の選挙で
本当が分かるはすで

きっと
次のそれは
世の中がひっくり返るほど
変わるはずだと…

こんなチャンスに
あれこれ言って
出来なかった野党もまたダメで

もしかすると
自民が3つほどに割れて
新たな党が出来るのかもしれない

良いか
悪いかは別として
女性総理は
かなりの短期政権となるのだろう

民主主義とは
なんぞや?…



本当にこの国を

良くしたいのかね?


ほら
顔を見れば 分かるよね?
心は顔に 出るからね…

失礼



実家の親父から
そろそろ
収穫に来いと連絡が入り
ではと…

家庭菜園というには
少し大きく
でも
農家までではなく

あくまでも
家族でだけの野菜畑

今回は
キウイと
さつまいもとを

すれば
キウイはカゴ2つ収穫したところで
もう良いかな? って具合





毎年
これが
カゴ20くらいは獲れるから
またしばらくしてから
獲りに来るかと



さつまいももまた
3つの苗を掘ったところで
もういいかな? ってくらい
汗だく…

農作業とは
とても疲れるわけだ

素人が
素人なりに作ると
こんな まばらな大きさだけれど

それでも
完全無農薬だから
きっと

こうして汗かき作れば


これが元気の元なのだろう

夢が叶うまで
あとわずか…

なのに
その夢は
肩をかすめ歩み去った…

そんな
人生の節目となる瞬間は
自分では
それと分からないことばかり

また機会があるさ! と思ったが
実際には
それが
最初で最後だった

大抵は
そんなことで終える
1度だけの チャンス!

それに氣付いた時には
遥かに遠退いて
もう手が届かない


それは
男女の仲もそんなようで

目の前の彼氏彼女
もしや
もっともっとのが? なんて
思って
疎かにしていると

さらりと
さらわれてもしまい
生涯 後悔することにもなる

それもまた
大抵が
そこそこの モテ男で

僕ら
モテないくんたちは
やっと巡って来た
その彼女を
大事にしたわけで…



ほらと
周囲を見渡してみれば

見掛けの良い男ほど…
そうではない男ほど…

そんなことだよ
ご同輩