あれから
27年もが過ぎて

63歳
あまりにも早い

やっと
これからって齢に…

僕はすでに
その齢を越して
妻もまた
来春には
そこへと並ぶ

今朝は
寝起きに
そんなことを話し

遠方ゆえ
本日 

墓参出来ないことを
詫びてみた

親の齢に近づくと
感慨深くもなるようで
言葉少なくも

そうだね と
うなずく姿は
なんとなく
母に似て来たようかな

元気ならば
90歳
僕の母と同い齢だ



時間は
相変わらず
一方通行に進む

どこかのタイミングで
戻せないかと
何度 願ったことだろう

孫たちを
見せることは出来たけれども
本当の孝行には
間に合わなかった

どれだけ生きたかではなく
どう生きたかなのだと
誰かは言うけれど


どれだけ生きたかに
重みを置きたい

僕は
とある倉庫の軒先で
射的の銃にコルクの弾を詰めている

ふと空を見れば
綺麗な青空に
真っ白な雲が流れて来た

それを眺めていると
その雲が黒く色を変え出して
突然
発火し燃え始めた

慌てたけれど
とても綺麗だ

そこへ
次の雲が流れて来て
今度は
クリスマスツリーのように
キラキラと
沢山の色を放っている

僕は届かないコルクの銃で
それらを狙い
撃ってみた

すると
そのコルクの弾は

その雲まで飛んで行き
ドカン! と大きな破裂音を立て
雲は消えてしまった



えっ?
届くはずがないその銃は
見返しても
ただのオモチャの銃だ

ならばとまた
コルクの弾を詰めて
何もない空へと撃ってみた

すると
そのコルクの弾は
スローモーションで飛んで行き
コツン! と
見えない何かに
当たった音がした

空から
やりやがったな! と
声がして

それは
姿を現した

UFOだ!

キラキラと輝くそれは
急降下して
逃げる間もなく
僕の目の前にいる



僕は…
なぜだ?
動けない

それは
わずか1mの高さで
ドローンのように浮遊している

宇宙人でも
現れるのかと
ドキドキしていると

突然 小さくなり
いつものオーブと化した

なんだ
脅かすなよ と口にすれば

いくつもに姿を増やし
増殖して行く

やがて
目の前は
様々な姿のオーブだらけとなり
とても美しい景色の中に
この身を投げ込んでいるようだ



その中のひとつが
ゆっくりと僕の前に来て
ちょいと立ち止まり
挨拶でもするのかと思った
次の瞬間
僕の身体へと飛び込んだ

あっ! と思ったが
痛みはない

さてこれは? と問えば
耳元で声がする

それは
キミ自身だと

長いこと待っていたはずの
キミだと

何か
足りないと感じていたものだと

えっ? と叫んで
目が覚めた…


はてさて
それは
何なのか?

このポンコツ男
知性かな?   
それとも度胸かな… 笑



そう言えば

長いことみていたあの夢を

最近 みなくなった


青空の中

コールタールの焦げる匂いを伴って

震えながら

敵艦に突っ込む悪夢だ!


今は代わりに

こんな 不思議な夢ばかり…



バックトゥーザフューチャーが
もう40年かと思うと
多くを振り返るばかりとなり

ひとつひとつを思い出し辿ると
ひとり勝手に熱くもなる



最近
昔の仲間たちに
とても会いたくなったのは
持ち時間が
減って来たからなのだろう

特に
ステディだった彼女にもと
思ってみるのも
残り時間のせいだろう



それでも
そこだけは会わずに
あの頃の記憶だけを
大事に仕舞い込んで置いた方がと
現実に引き戻される

お互いに
枯れた容姿で再会するのは
野暮ってもんで

美しかった頃しか
残っていない記憶を
最後まで持ち続けたいと
心を戻す

そうだ
それでもきっと彼女ならば
イカしたババアになってるはずと
わずかに願ってみても
そんなはずはない

それは
失礼ながら
周囲の同世代をと見れば
現実が分かること

もちろん
男たちも同じで
鏡の中のそれは
仕方なくも
世間と変わらずな姿

焼けぼっくいに火がつく なんて
そんなことは
もうそこにはなく

ダンナや
カミさんよりも
皆 孫が… と
微笑むばかり



あれから40年と
きみまろさんは笑って言うけれど

その40年は
残酷な時の流れのようだ

失礼

YouTubeに

Instagramに
TikTokに…と
SNSの内容が荒れて来て

ついでに
facebookも
messengerも
Xも…

そろそろ
そちらも要らないかな… と
思い始めた昨今

LINEだけ残しておけば
それで良いかな なんて

そんな思いは
僕だけではないはずで
すれば
やがてそれらも終わりを迎え
次の何かが現れるのだろう



わずか10年ほどで
入れ替わる世の中

未来は
どこまで発展し
でも
そこへの道のりで
いくつもが栄え
いくつもが滅び
いくつもが… と繰り返すのだろう



あれだけ
大切だったテレビが
もうすでに
要らなくもなって来た

あれだけ
大事だった
若い頃の思い出も
もう多くを
忘れてしまった

記憶を辿れば
本当だったのか
それとも
都合良く
変わって来たのかと

わずかに疑いながらも
都合の良い側を選ぶ

すると
それに合わせて
あの頃って記憶は
更に都合良く
変わってしまう

でも
それで良いと思ってみれば
きっと
それが幸せなのだろう

そうだ
過去すらも
変えられるのだなあ


昨今の
タカ派の総理の発言により

お隣りの大国からは
あの国へは行くな! なんて
制限がなされたそうだ

なるほど
これでやっと
お互いの氣持ちが一致したね! と
苦笑いしてみるが…

はてさて
本当は
仲良くせねばならない国



昨今
同世代のオバさんたちは
韓流とか言う
西のアジアを目指して
微笑んでいる

僕は
そんなアジアには興味すらなく
常に
遥か東の大国ばかりを見て来た

ユーロもまた然り
古い欧州の文明にも
一切 興味はなく

それでも
そろそろと思ってみれば
もう
長いフライトは
無理だと諦め顔

それよりも
この国を知らな過ぎたと
わずかな空き時間に
ふと想った
この国を飛び回ってみる



しかしだ
コロナ禍以降
突然 増えた外国人観光客

そこへ
円安が加勢して
観光地は
外国人だらけ

その為に
宿代は上がり
泊まり難くもなって

結局
迷惑を受けるのは
この国の人々

観光業ばかりが
潤っても
その街で暮らす方々が
混雑は面倒だと
逃げ出すなんて…

数年
鎖国してみたら良いのに…

失礼

相変わらず

夢は毎晩 みている


睡眠が足りているのか

それとも

取り巻く玉響たちの悪戯か…



毎度 夢は
これからと言う場面で
目が覚めてしまう

すかさずまた
その場面の続きへと
目を閉じても戻れない

なぜ
そこへと戻れないのかと

なぜそこで
起こすのかと

嘆いてみるが
どうともならず
そんな内に
忘れてもしまう

ああ
良いところだったのに
ああ
もう少しだったのに
なんてことばかり



今朝のそれもまた
あと少しって場面で
起きてしまった

そんな夢は
いつも妖艶で
もう少しで! って
男の本音ばかり

もしも
その先 やっちまっても
夢は罪ではないからね

なんて
ひとり もがいてる内に
またしても
忘れてしまった

残念

すべての命に
重みを置くと

そろそろ
菜食主義にでもなろうかと
世の中の矛盾に
突き当たる

いつくもの不都合はあれど
今の僕ならば
完全な菜食主義には
なれないだろうけれど

卵や
魚あたりを残してくれたら
肉はなくとも大丈夫かとも思う

タンパク質は豆から
ビタミンは野菜や木の実からで
間に合わうようだ



山から現れた熊を駆除するのは
仕方なくも思うけれど
その原因を作ったのは
人間たちの傲慢さで

いずれ
地球から裁かれねばならない

人間たちは
さぞ
この星を支配した顔をするが
そろそろ本氣で
野生動物たちとの
共存を考えねばならない

その前に
人間どうし
いつまでも争ってないで
仲良くせねばならないか…



人間たちよ
生き方が違うぞと

そろそろ違う星から
黒船のように
現れる頃かとも思ってみる


テレビの前
病み上がりの初老がひとり
甲子園ボウルを観ている

大学生のアメフトの 決勝だ!



今年は
組み合わせが変わり
立命館 VS  関学 となった

そうだ

史上初
関西勢どうしの試合となり
やはり
底辺の広い関西に
関東勢は敵わないらしい

数年前までは
ここの勝者と
社会人の勝者とが
お正月に東京ドームで
日本一を競っていたはずが

仕方なくも
力の差があり
そのライスボウルは
社会人たちの決勝と化した



本当は
これほど面白いスポーツはないが
この国では
なかなか それが叶わない

そろそろ
1人くらい
NFLへと加入出来たならば
良い宣伝となるだろうが

本場は
東洋人たちを
受け入れる隙間すらない

噂では
ハワイ大の若い日本人が
キッカーとして
候補にあると聞いたけれど

はてさてそれも
どうなることやら



10年前
息子たちも
そこへと目指し
頑張ってはいたけれど

遥か見えない先行きは
やはり
この国でも
プロリーグを作ってからかと
今更ながら思ってみる




どちらを応援してるの? と
カミさんに聞かれて

どちらも関西勢
しいて言えば
息子のサッカーの先輩が
高校でアメフトに転向して
立命館に引っ張られ
優勝した姿を知っているから
そっちかなあ と答えてみた

そういえば
息子の幼稚園の友達は
その高校の野球部で
甲子園で優勝したことをも
思い出した


若いって

良いなあ と思いながら…

バックトゥザフューチャーが
今週で
40周年だそうだ

時の流れのあまりの早さと
あの頃って頃に
ひとり熱くなる




振り返れば
若さは バカさ
言うに言えないことばかり

初めてのそれは
彼女を追い掛け
無理に出掛けたLA郊外の映画館

字幕のない中
周りの方々と
笑うタイミングがズレたことを
今頃 思い出してみるけれど

その他のことを
思い出せない


きっと
別れの瀬戸際で
言葉を探していたのだろう



相変わらず
今まだこれが
僕の中での最高峰で

きっと
これを越えるものは
現れず終えるのだろう



時間は益々
スピードを上げて
目の前を通り過ぎて行く

孫は
あと何人増えるのかと
あと何人見れるのかと
そんなことばかりを
思う齢となった


DVDとなり
すでに
いつでも観れる状況にあるが
そうなると
なかなか引っ張り出すことも減る

あの日の
あの映画館での感覚をと
本日
字幕なしで観てみると

なるほど
そういうことか! と
また振り返る

あれから40年
それと同じだけの時間は
もう僕には
残っていない…


そうそう
マーティが
彼女から知らされた
電話番号に掛けてみたことがある

もちろん
この番号は有効ではありません

電話を切り
もう一度ダイヤルしてください
と戻って来た

なぜか
そんなことを思い出す

This number is not valid.

Please hang up and dial again.


なぜ お前は来ないのだ! と
大石内蔵助に責められた 夢枕

腹に傷があるだろう
首にも傷があるだろう
生まれながらのアザもあるはずだ

それが義士だった証拠だと
詰められ
はっ! として飛び起きた

では
私は いったい?  と問うと
そのうちわかると
そう怒り 消えた…



今朝のそれは
またしても
いつかの夢だ!

そろそろ討ち入りかと
なんとなく思いながら
寝たからか

それとも
この体調不良が原因か

分からないが
こうして大石は
時折 夢に現れる


泉岳寺


例年ならば
早朝から出掛けてみる
泉岳寺

そう
混雑する前にと
人影なき時間に
四十七士の墓参を済まし
勝手に多くを想い
そこをと後にする



今年は特に
週末と重なり
大混雑となりそうで

四十七士の墓参は
長蛇の列となり
線香の煙で
見えなくなるほどだろう





いつの頃からか
その討ち入りをと追い掛け

時を隔てた場所を
訪ね歩いている

すれば
自分なりに
何かを想い
何かを感じ

更には
前世までも
もしや? と
疑うことすらある



調べた記実を見れば
とある義士が
討ち入りで負傷した身体の
数ヶ所と同じ場所に
僕は
生まれながらにアザがある

それから
その後 出来た
怪我もまた
不思議かな
そこへと足されている

ならばと
墓参で頂く線香の束を
その方だけにまとめて備え
手を合わせてみたが
何も起こらない

やはり
偶然かと思ったまま
それでも
もしや
いつか
何かが とも…



さて本日は
今まだ体調不良は続いており
出掛けることなく
賑わう様子を
ニュースで見ようかと
思ってみる