あれから
27年もが過ぎて
63歳
あまりにも早い
やっと
これからって齢に…
僕はすでに
その齢を越して
妻もまた
来春には
そこへと並ぶ
今朝は
寝起きに
そんなことを話し
遠方ゆえ
本日
墓参出来ないことを
詫びてみた
親の齢に近づくと
感慨深くもなるようで
言葉少なくも
そうだね と
うなずく姿は
なんとなく
母に似て来たようかな
元気ならば
90歳
僕の母と同い齢だ
時間は
相変わらず
一方通行に進む
どこかのタイミングで
戻せないかと
何度 願ったことだろう
孫たちを
見せることは出来たけれども
本当の孝行には
間に合わなかった
どれだけ生きたかではなく
どう生きたかなのだと
誰かは言うけれど
どれだけ生きたかに
重みを置きたい

