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がんと闘いながら子育てしている、お母さんたちへの応援ブログ

「残念ながら進行がんです」と宣告されてから、十数年。
その時、私は39歳、子どもたちは9歳と6歳でした。
これまでの日々をブログに・・・

この間、24時間テレビがありましたね。

あそこにでてくるドラマって、毎年、がん患者が必死に闘病した揚句、死ぬっていうものが多いですよね?

その他にも、相変わらずテレビや映画では、若くしてがんで死ぬ人の話が多いですよね。

今現在、がんと闘っている人には、がん治療がどういうものか、がんと闘っている人の気持ちがどういうものかわかるだけに、見るのはつらい内容ですよね。

私も闘病中は、身につまされてこういうドラマは見られませんでした。



今は比較的客観的に見られるようになってきましたが、今でもこういうドラマを決して進んで見たいとは思いません。

こういうドラマが多いから、いつまでたっても「がん=死=かわいそう」という図式が消えないのだと思います。



今、がんは治る時代になりつつありますよね。

がんになっても、終わりではなく、その後の人生が続くようになっています。

がんサバイバーが増えてきているのです。


私もがんサバイバーの一人です。

がんを乗り越え生きています。

がんは今や不治の病ではありません。

がんになったからといって、すべてが終わるわけではないのです。



確かに、がんだと宣告され、治療を受けることは本当につらいです。

宣告されると、どうしても死を考えます。 それは事実です。

でも、私たちは、同情される必要はありません。

人からかわいそうと思われることなんてないのです。

がんになった人すべてが悲しい結末を迎えるわけではありません。



がん患者はいろいろなことに、耐え、苦しみながらも、あきらめずがんと闘います。

それは、それは、苦しいものです。

その辛さ、悲しさ、苦しさ、はがんになった人にしか分からないでしょう。

でも、その結果、がんとの闘いに勝つ人が増えてきているのです。



それなのに、ドラマに出てくるがん患者は苦しい闘病の末に悲しい最期を迎えるというものばかり・・・。

そういう内容のほうが視聴率がとれるのでしょうけれど、なんかな~といつも思います。




今、がんサバイバーが確実にふえています。

新しい治療法も増えてきています。 がん研究も進んでいます。

今までは助からなかった人も、助かるようになってきています。

今、がんと闘っているお母さんたち、どうか希望を捨てずに、一日一日を大切に過ごしてください。










前回書いたがん治療のための注射、毎月受けていたのですが、保険がきかない治療でした。

点滴による抗がん剤治療の後、担当医から「この後やろうと思っている注射の治療、いい薬なんだけど、保険がきかないんだよね。」と言われました。

いい薬と聞けば、やらないわけにはいきませんでした。


1回の注射代が2万円弱かかりました。

その他に、毎月3種類くらい薬も出されていたので、一回の診察代は、軽く2万円を超えました。

注射治療の際に、検査を受けた時などは、1回の診療代が3万円近くになった時もありました。

X線、CT、腹部エコーなどを半年に1回、骨シンチ検査を1年に1回、血液検査(腫瘍マーカーを含む)、

尿検査などは、もっと頻繁にやっていました。

我が家の医療費は、私のがん闘病の治療費だけで、1年で合計30万円を超えました。

それを2年続けました。



本当にがん闘病にはお金がかかります。

入院手術には生命保険やがん保険がおりますが、なかなか通院治療には、保険金がおりません。

特に、私の保険は、古いタイプの保険で、通院治療にはあまり保険金がおりませんでした。



そんな時、税務署に還付申告をすれば、お金が戻ってくると知りました。

1年分の診療代の領収書をとっておいて、合計を計算し、10万円を超えた時、税務署に還付申告をすれば、お金が返ってくるのです。


自分だけでなく、家族の分の医療費も合わせて計算します。

たとえば私の場合、年にがん治療だけで、約30万円かかりました。その他にも内科に行ったり、歯科に行ったりして医療費がかかりましたし、子どももまだ小さくて、風邪をひいたり、お腹をこわしたりなど、小児科にもお金がかかりました。

そういう病院の領収書を、1月分から12月分まで、すべてとっておいて、1年が終わったら、合計してみるのです。


病院に行かなくても、薬局で薬を買った分の領収書をとっておけば、その領収書も1年分の医療費の合計に入れることができます。

病院に行くたの交通費も還付申告する際の医療費の合計に入れることができます。

そういう家族の医療費をすべて足したものを、税務署に還付申告すると、お金が返ってきます。

(ただ、1年分の医療費の合計金額が10万円以下だと還付申告しても、お金は返ってこないと思いましたので、確認してみてください。) 



世帯主の年収によって、還付される金額も変わってきます。

どれぐらい返金されるかは税務署に確認してみてください。

還付を受けるにはいろいろ条件がありますが、それも税務署に確認すれば教えてくれます。

税務署のホームページでも確認できると思います。

めんどくさいかもしれませんが、がんばって申告すれば、還付金がちょっとしたお小遣いになるかもしれません。



私は、がん治療の間中、毎年、還付申告をし、税務署から還付金を受け取っていました。

申告すると、申告内容に問題がなければ、1か月くらいで、自分が指定した銀行口座に、税務署から還付金が振り込まれます。

私自身何年も申告をしていましたが、申告に問題があったことは一度もありません。

そんな大金が返ってきたわけではありませんが、ちょっとしたお小遣いになりました。

ないよりはまし というところでしょうか。




がん治療にはお金がかかります。 

がん治療には、身体的にも、精神的にも、金銭的にも負担がかかります。

病気の治療だけで大変なのに、お金のことまで気にするのは本当に大変です。


誰もが、金銭面を気にせず、公平に治療が受けられる世の中になることを願ってやみません。

1日も早く、お金もかからず、身体的負担も少ない治療が開発され、がんで死ぬ人がいなくなる世の中になることを心より願っています。








抗がん剤は、半年かけて、無事終わりました。

抗がん剤治療が終わったときは、本当に嬉しかった。

何とも言えない解放感がありました。

大きな山を一つ越えたという感じでした。




でも、病気が治ったという訳ではなかったので、引き続き治療を続けなければなりませんでした。

次は注射と飲み薬による治療です。

一カ月に一回、注射を受け、薬をだしてもらうために病院に通いました。

注射は、2年続けました。



抗がん剤とは違い、体は本当に楽になりました。

注射や飲み薬による副作用は何も感じませんでした。

それでも、友達に会う気にはなれませんでした。

行かないと子どもたちがかわいそうなので、学校行事には参加していましたが、それ以外はあまり家族以外の人と話したくありませんでした。





抗がん剤治療の後も、定期的に転移・再発の検査は受けていました。

いつ再発するか、転移するか、いつもびくびくしていました。

ちょっと咳が続けば、肺に転移したかと思い、ちょっと頭が痛ければ、脳に転移したかと思い、骨が痛ければ骨に転移したかと思いました。

完全に、がんノイローゼになっていました。



検査結果を聞く為に待合室で待っている時の気分は、いつもいつも最悪でした。

いつも緊張していました。

私がこれからどうなるかが検査結果で決まってしまうのです。

X線や、腹部エコー、CT、腫瘍マーカーなどの結果に一喜一憂していました。



何もなければいいけれども、少しでも画像や数値に異常があれば、即また検査、入院、手術あるいは抗がん剤治療が待っていました。

普通の生活が、一瞬でできなくなるのです。

十数年たった今でも、私は定期検査を受けているのですが、その結果を聞くときにはいつも当時と同じ気持ちを味わいます。 
一度がんを経験しているので、がん治療のつらさ、苦しさがわかる分だけ、検査結果を聞くのは怖く感じます。 結果が悪ければ、またあの苦しみを味わうのかと思うと本当にぞっとするのです。







何をするにも、私ががんであるということは、常に頭の隅にありました。

毎月病院に通い、毎日がん治療のための薬を飲み続けていましたので、どうしても自分ががん闘病中であるということを忘れられませんでした。

いつも早く病院から解放されたいと思っていました。

抗がん剤治療よりはずっとましでしたけれど、病院通いはつらくて嫌なものでした。