大宮ロフトの「移転」 いや、縮小統合による合理化だ | Paper Dokuhon Blog ~SKY HIGH~

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大宮駅東口のロフトは建物の老朽化に伴い閉店することになっていたが、
店頭にこんな看板が設置された。

また、今日の毎日新聞(おそらく東京版)にも同様の記事が載った。
大宮ロフト:駅西口の「そごう」に移転--4月下旬

…でもさ、“移転先”の大宮そごう8階にも既にロフトがあるのだよ。
新聞の記事には『現在の「そごう大宮ロフト」を衣替えする』とあるが
これは移転ではなくて吸収統合ってやつだろ。
名目だけ大宮店の継承にして「移転です!」って言い張るわけだな。
物はいいよう、とはよく言ったものだ。

今の東口のロフトは旧・西武の8階建ての建物をそのまま使っているが
築44年を経過して老朽化(と、西武側との契約切れ)で撤退を決めた。
“移転”先はそごう8階の1フロアだけ。統合の上に大幅な売場面積縮小だ。
それに駅前とはいえデパートの8階って行きづらいよな。
レストランじゃあるまいし。

ロフトは東急ハンズと違い、
大規模店以外に中小規模の店を多く出店する方法を採っている。
大宮周辺は東口、そごう、さいたま新都心、宮原のステラタウン、と
半径3km圏に4店舗もある過密地帯なので、
統合による合理化も狙ったに違いない。

東口のロフトの規模と品数は非常に魅力的だったのだが
今回の“移転”は会社の合理化と引き換えに
縮小&イメージダウンという逆風になると予想する。

昔から埼玉の商業の中核だった、大宮駅東口。
大規模店が消え、どんどん寂れていくよな。
駅前の風景は40年以上前からほぼ同じだし。


ハンズ行こ。