男と女 ゆるぎなき地球の方針 LGBT理解増進法批判 | 加納有輝彦

男と女 ゆるぎなき地球の方針 LGBT理解増進法批判

 

昨日、幸福実現党政策セミナー『LGBT理解増進法と仏法真理』・・・子供たちのすこやかな成長を願って・・・に多くの皆様にお越しいただき無事盛会のうちに終了することができました。

 

足をお運びくださった皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 小川佳世子政調会長代理のお話しは、昨年6月に国民のコンセンサスがないままに立法された「LGBT理解増進法」の問題点を炙り出し、いくつかの条文を取り出し具体的に批判しました。

 

その論点は精緻を極め、これなら法文を書いた官僚にも対抗し得る知的武装ができたと思います。(笑)

 

 また、この法律が施行されてから、法理念の影響を受けたと思われる破廉恥な事件の具体的事例もお話し頂き、今後の行く末が大変心配な状況であると思いました。

 

特に、先行する欧米のテーンエイジャーに起こっている現実の怖さ、まだ成長途上にある少女が、学校の指導のもと、親の承諾もなしに、性転換手術を行うというような事例が、急増している現実の深刻さ。

 

 子供の身体にメスを入れることを抗議する親は、「毒親」と非難される始末

世も末かと信じがたい現実がLGBT先進国アメリカなどでは実際に起こっているのです。

 

 また、信仰上の理由で、同性カップルのウェディングの仕事を受けなかったケーキ屋さんが、訴えられる事件が複数、アメリカで発生しているとのこと。

 

 もはや、この問題は、政治ではなく、宗教マターであると指摘されました。

 

もう、政治家の政策決定の範疇を超え、宗教問題であると。

 

 上述の法律に対する問題点の指摘の上、後半は、いよいよ宗教の観点から、この問題をお話しされました。

 

神仏は、なぜ、男と女をお造りになったのか。
男女が協力してユートピアを創っていきなさいというのが「地球のゆるぎない方針」であると。

 

 地球のゆるぎない方針、男女の二つの性、これを人間が勝手に改造するのは許されないという歴然とした観点もお話しされました。

 

 もちろん、性的マイノリティーを差別するということはよくないことはいうまでもありません。

 

性別の葛藤を理解する上で、転生輪廻を語らないと真実はみえてまいりません。

 

 幸福の科学では、人間は魂修行のためにこの世に生まれ、またあの世に還り、そして時が過ぎ、再び地上に生まれ変わる。これを永遠に続けている、転生輪廻している存在が人間の真実であると説いています。

 

ゆえに、前世、前々世で男性として生まれた魂が、今世、女性として生まれた場合、自分の心の性と、身体の性に違和感を覚えることはあり得ることであります。

 

 そうした点で、幸福の科学、あるいは幸福実現党は、性的マイノリティーの最大の理解者でもあります。

 

しかし、だからといって、過去に男性として生まれていたのだから、今世、肉体を女性から男性に変えなさいとは言わないのです。その逆もまた同じです。


 そこには魂修行という観点から、今世、女性として生まれた理由があるのです。それは自らの決定でもあり、神様の願いでもあります。

 

 だから、今世、生れた性で、生き切るという観点を、宗教から提示しない限り、この問題の正しい答えは出ません。

 

 いま、本当は、この問題に異議申し立てをしたい人、団体は、少なからず存在しています。

 

しかし、彼ら、彼女等は、それを公に主張することができません。

 

なぜなら、LGBT理解増進の運動に、異論を発信しようものなら、たちどころに「差別主義者」というレッテルが貼られるからです。

 

 今日のセミナーに参加された、他の宗教の信者さんですが、その方のお話しをセミナー終了後、伺ったのですが、実は、神前結婚で、カップルが同性の場合、神主が読み上げる祝詞の内容を変えないといけないそうなのです。

 

 つまり伝統からして???がつく。本当は、同性婚には反対なのだが、それを世間に言うと「差別主義者」と言われる故、それをいう事ができないと、そんな事情を聴きました。

 

 そんな状況下、幸福実現党は、神仏の願い、地球のゆるぎない方針を述べ伝えてまいります。

政策に反映させてまいります。

 

同時に、幸福実現党、あるいは正しい宗教こそが、性的マイノリティーの最大の理解者であることもお伝えしたいと思います。

 

 最後に、一昨日、NHKテレビで若者が出演する性的マイノリティーへの理解増進をテーマにした番組が放送されました。

 今後のマスコミが誘導するであろう間違いない方向が見えました。

 

それは、LGBT理解増進は、やがてLGBT肯定へ、そしてLGBT賛美に変容していくだろうと。

 

それは若者的には、特に、トランスジェンダーが「カッコいい」という風潮に間違いなくなっていくだろうと。

 

 アメリカでは、実際、そうなっていて、若者が自己紹介する時、私は「ストレート(ノーマル)です。」というのがダサいと思われるそんな状況になっているといいます。

 

ストレートというのが、ダサい。トランスジェンダーというのがカッコいい。

 

NHKの番組を観ていて、そういう方向へ誘導される危険を感じました。

 

 幸福実現党は、このような誘導に目を光らし、男女の二つの性という地球の大方針を愚直に伝えて、子供達のすこやかな成長を守りたいと念願しております。

 

 

 

 

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