薬物療法~ドグマチール編~
デプロメールを中止した翌日から、いてもたってもいられない、強い不安恐怖感は治まりました。
不安感はあるのですが、例えて言うならば、『底無し沼のような、どんどん沸き出てくる不安』が、『上澄みだけの不安』に変わりました。
(言葉ではなかなかうまく伝えられません)
『ドグマチール』を服用する事で乳腺炎になったらどうしよう、という不安がありましたが、朝晩飲んでも特にケアしなくてもトラブルにはなりませんでした。
先生は、2回目に受診した際、明らかに私の表情が良くなったと喜んでくれました。
デパケンは中止、ドグマチールも半量になり、また次の土曜日に受診する事になりました。
頓服のワイパックスは不安定なうちは『売れる位たくさん持っている方がいい』と、毎回20回分出してくれました。
この頃は2日に1回位のペースで頓服を使用していました。
ドグマチールは短期間使う分には抗うつ効果に即効性があり良いそうですが、長期間使うべき薬剤ではないそうです。
それは、ドグマチールに『高プロラクチン血症』という副作用があるためで、男性では乳房が女性化したり、女性では授乳婦でないのに母乳が出たり、月経不順や無月経、不正出血等、大変不快な自覚症状が発現しホルモンバランスが崩れるためです。
私は2週間弱の使用でしたが、アクチベーションシンドロームによる辛い精神症状を速やかに消し去ってくれて本当に救われました。
薬物療法~名医との出会い~
いてもたってもいられない…まさにそんな精神状態でした。
どうしたらいいのか…とにかく思い付く限りの施設に電話をして助けを求めました。
薬物療法と母乳育児の両立を勧めてくれた病院や、保健センターに電話をして、保健士さんとも泣きながら話しました。
どちらも「早急にもう一度受診し、主治医に相談する事」を勧めました。
そこで私は初めて思い知ったのです、『私の主治医は誰』そう、私には主治医と呼べる医師がいなかったのです。
とりあえず前日理事長に診てもらったクリニックに電話をし、昨日も受診したが調子が悪いので理事長と話がしたいと訴えました。
しかし、診察が立て込んでおり電話に出られないとの事でした。
「他の先生でも良ければ代わりますが…」と言われ、出て下さったのが、現在も大変お世話になっている名医でした。
名医は、私の話をじっくり聞いてくれた後に、『電話で一度話を聞いただけでは何とも判断ができない。水曜日と土曜日に診察に来ているので、次の診察日までお薬を続けて自分の外来を受診するよう』指示してくれました。
電話をしたのが水曜日、土曜日に受診しました。
そこで言われたのが、『SSRIによるアクチベーションシンドローム』と『重症のうつ病』でした。
飲んでいたデプロメールは中止、代わりに『ドグマチール』と『デパケン』が処方され、翌水曜日にまた受診するよう指示されました。
パニック障害の自覚はあっても、うつ病の自覚は全くなかったので驚き、名医に、「先生、私は仕事に復帰したいという意思を強く持っていますし、ネガティブ思考ではありません!どうしてうつ病なんですか」と反論しました。
すると、「うつ病の主症状は、やる気の低下ではなく思考能力の低下、仕事をされていた頃と同じ判断力が今のあなたにありますか?社会に出られないのが重症、重症でないというならば今すぐ仕事復帰してみせて下さい。」
私は返す言葉もなく、この先生を信じ、この先生に付いて行こう、と思いました。
薬物療法~デプロメール編~
産後PD発症から7ヶ月、夫のお正月休みを利用して、母乳量を減らし、新たに薬物療法を始める事にしました。
2008年12月下旬、前回ジェイゾロフトを処方してもらった院長先生の予約を取りました。
ジェイゾロフトが合わなかった(強すぎたというニュアンスの説明をされました)という事で、マイルドなSSRI『デプロメール25mg』を『メイラックス1mg』と共に服用するよう指示され、胃薬(セルベックス)と共に処方されました。
夫の実家へ帰省した日の夜から服薬を始めました。
息子は添い乳しないと眠れないクセがついていたのですが、夫と交代でひたすら抱っこで寝かしつけ、夜間起きてもひたすら抱っこ
およそ1週間かけて、寝る前と夜間の断乳に成功し、かなり母乳量を減らせました。
最初数日は搾乳器でケアしていましたが、1週間もしないうちに張らなくなり、あっけなくほぼ断乳できてしまいました。
実はお薬を飲む直前のバスタイム前後には母乳を与え続けていたのですが、1ヶ月程で吸ってくれなくなりました
そしてお薬の効果ですが、飲み始めの1週間はとても調子が良く、やっと辛い日々から解放されるそんな期待を抱きました。
しかし、10日程経った頃、ジェイゾロフトで味わった辛い副作用がまた現れたのです
異常な不安恐怖感、涙が止まらなくなり、気が狂ってしまいそうでした。
急いでクリニックへ電話をかけ話した結果、以前カウンセリングモニターの申込をした際に診察してくれた理事長先生の診察を受ける事になりました。
「お願い助けて…」という思いで受診しましたが、とてもショックな事を言われたのです。
4月に仕事復帰を控えており何とか症状を和らげたい旨、以前から話してありましたし、別の先生からですが、お薬を飲めば1ヶ月程で症状が治まるという話もあったんです。
それなのにその理事長から言われた言葉は、「あなたは軽症で今のお薬の量で十分だからそのまま飲み続けなさい。そして仕事復帰は諦めなさい。三つ子の魂百まで、母親は3歳までは子供の側にいるものだ、息子をあんたみたいな病気にさせたいのかね。」
『話が違うじゃないかひどい、ひどすぎる』不安恐怖感が強く疲労困憊の中、私の思いを声に出して訴える事はできずただただ泣きました。
そして、同じくデプロメールとメイラックスを1週間分処方され帰りました。
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薬物療法~頓服薬ワイパックス編~
パニック発作が起きた時もしくは起きそうな時に服用する『頓服薬』としては、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬、中でも血中濃度半減期が短い薬(短時間で効果が最大になる)が用いられます。
抗不安薬は依存が形成されやすい薬剤です。
この依存は、血中濃度半減期(T1/2)が短い程形成されやすいと言われています。
例えば私が使っている『ワイパックス』(ちなみにユーパンはワイパックスの後発品)ですが、T1/2が12時間です。
効果発現には3~4日かかりますが、依存ができにくいので長期間服用できる『メイラックス』のT1/2は144時間であり、比べると違いは歴然です。
ワイパックスは、full dose(1日3mg)を1ヶ月服用すると、依存が形成されるそうです。
しかし頓服で使用する1回量は0.5mg、追加で服用して2錠になっても1mg、全く依存など気にしなくていい用量なのです
これは私を救ってくれた名医に言われたのですが、苦手な場面等で緊張した際、頓服を我慢して悪いトラウマを残すより、頓服を多めに使ってちょっと眠いなぁくらいでのほほーんと乗り切った方がいいんですって
苦手な場面に出くわしても発作に至らない事を脳が認識してくれたら、自然と頓服の存在を忘れて過ごしている自分がいるようになりますから、それまでは頓服を我慢する必要はないのです
ワイパックスは、パニック障害の頓服で一番良く使われている『ソラナックス・コンスタン』より少し作用は弱いらしいのですが、変な味がなく、水無しで舌下投与(舌の裏側に含む事で、そこにある血管に直接吸収されるので効果の発現が早い)ができますし、大きさもフリスク位でこっそり飲みやすいので、オススメです
さて、ジェイゾロフトが中止になってから、次の薬剤を試すまでの2ヶ月程は、乗り物に乗る時や友人と集まる時には迷わずワイパックスを服用する生活を送っていました。
ワイパックスを服用すると、予期不安があっても発作が起きないので、その場に慣れればとても楽しく過ごせたのです。
その頃、少しずつ粉ミルクも再開していたので、頓服を飲んで最初の授乳タイムは粉ミルク、2回目から少し搾ってから母乳というやり方にしていました。
その間に、セカンドオピニオンとして、もう1件クリニックを受診しました。
そのクリニックは最寄駅のすぐ側にあり、もうすぐ引退予定というおじいちゃん先生が診察していました。
電話で予約を取り行くと、普通のメンタルクリニックとは全く違い、受付さんはおらず、待合は狭く、患者さんは全くおらず、すぐに診てもらえました。
始めは大丈夫かなぁと思いましたが、このおじいちゃん先生、実は某大学精神科の客員教授もしているくらいで、知識は豊富、多くの症例を診てきたベテラン医師で、私はとても助けられました。
おじいちゃん先生曰く、「ベンゾジアゼピンは、野菜等にも微量に含まれている自然界に存在している物質なんだよ。だから少々母乳に移行したって、たいしたことないよ。」だそうです。
ちなみに、ベンゾジアゼピン系の中でもお薬を代謝・排泄するのに一番負担が少ないのが『ワイパックス』だそうです。
ですから、母乳を通じて赤ちゃんが少量飲んだとしても、赤ちゃんの消化器官に負担をかけにくいらしいです。
ただ、もう引退間際なので私の主治医にはなれないという事でした(名医に出会う前だったので結構凹みました)
しかし、お薬を出したりちょっとしたアドバイスを単発でいいならまたおいでと言われ、その後何回かお世話になっています。
また改めて詳しく書くつもりですが、おじいちゃん先生は、『自律訓練法』について勧めてくれ、練習するきっかけをくれました
また、このおじいちゃん先生は、引退間際だからか理由はわかりませんが、精神科ならではの加点請求をしません。
なので、窓口での支払いが初診でも1000円弱、再診の今では500円弱です
大好きな信頼できる先生なので、できるだけ長く現役で診療していただけたらなぁと願っています(^O^)/
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薬物療法~ジェイゾロフト編~
母乳をあげながらの服薬を選んだので、初めて飲む時は、薬物療法開始が本当に今日でいいのか…固い決意をして受診したつもりでしたがやっぱり悩んでしまいなかなか飲めませんでした
「病気を治すため飲むんだ、母乳にはほとんど移行しないし、高用量を飲む頃には授乳量も減ってくるし大丈夫…きっと大丈夫」と何度も自分に言い聞かせて、エイッと半分に割られた小さなかけらを口に入れました。
それから4日間、先生から言われた通り半錠を服用しました。
その間は吐き気等の注意を受けていた副作用は全くありませんでした。
当たり前ですが、効果も全く感じませんでした。
そして5日目、初めて25mg1錠を飲みました。
異変はその翌日に起きました。
朝目覚めた時、ひどい不安恐怖感で、いつものように布団の中で呼吸法を行ってもなかなか治まりませんでした。
実はこの日から2泊3日で夫は出張、代わりに転職間際で有休消化に入っていた妹が泊まりに来てくれる事になっていました。
始めは夫がしばらく不在なので、予期不安が大きくなったのかな、と思っていました。
その日、妹は仕事を定時に終えた後、新幹線で私の自宅に向かい、2日は仕事を休んで2泊する予定でした。
夕食を一緒に食べる約束で私はスーパーへ買い出しに行き、何か作って待っているつもりでした。
でも、時間が経てど全く不安恐怖感が弱まる事なく、むしろどんどん強くなり、とても外出など出来ず、ただひたすら妹の到着を待っていました。
とてもとても長い一日に感じました。
ようやく妹が来てくれて、夕食は出前で済ませ、薬を飲み、お風呂も済ませ、3人川の字で寝転がりました。
そして電気を消した瞬間、とてつもない不安恐怖感と共に、動悸・息苦しさ等パニック発作が起きたのです。
実はこの頃、苦手な場面でない限り、お薬なしでも酷い発作を起こす事はなかったのです。
夜はきちんと眠れていました、それなのに…
妹とたーくん、2人の寝息が聞こえる中、私はひたすら呼吸法で闘っていました。
頓服のワイパックスを飲もうかと思いましたが、この頃はまだ夜中に3回程授乳をしていましたし、家でしかも横になっているから、自然に発作が治まるのを待つことにしました。
何時間経ったかはっきり覚えていませんが、たーくんの泣き声と授乳で少し落ち着き、眠れました。
そして翌朝、『体が鉛のように重たく、起き上がる事ができない、起き上がる気力が湧かない』という現象に産まれて初めて襲われました。
体が全くコントロールが効かず、また、コントロールしなきゃという気力が全く無くなってしまいました。
たーくんのお世話など、全く出来ませんでした。
これはかなりヤバイ状態だと、頓服のワイパックスを1錠飲み、たーくんのお世話を妹に頼み、寝室で一人休みました。
その間ずっと昨夜のようなパニック発作が出続けていました。
お昼頃にワイパックスのおかげか、ようやく起き上がれるようになりました。
あまりの体の異変におかしいと思い、クリニックに電話をかけました。
お薬を出してくれた院長先生は診察が立て込んでいてつないでもらえず、別の医師と電話で話しました。
ジェイゾロフト1錠にしてから明らかに体がおかしい事を泣きながら必死で訴え、どうしたらいいか尋ねました。
その医師から、お薬が合っていない可能性があるため、今夜から服薬量を半錠に戻して早目に受診するよう指示されました。
言われた通りにその日も半錠を服薬しました。
その日の夜は不安恐怖感はあったものの発作には至らず眠ることができました。
そして翌朝、昨日のような体の重さは無く普通に起きられました。
妹が遊びに来てくれてから一度も外出できていなかったので、妹が帰る時間まで、少し一緒に近所の公園を散歩しました。
その時も例えるならば『死に神に常に追い掛けられていて、今にも魂を抜かれそう』な不安恐怖感がつきまとい、生きた心地のしない時間を過ごしました。
そして夕方妹が帰り、夫が戻るまでの数時間、私は人生最大の苦しみを味わったのです。
それは、最悪の息子であるはずのたーくんが『なぜか愛しい、かわいいと思えない』、たーくんが私に遊んでと寄って来ても『全く笑えない』そして『涙が止まらない』というものでした。
パニック発作も苦しいですが、理性を失う事はありません。
この時、『私は壊れてしまった』、そう思いました。
気付くと夫に電話していました。
泣きながら自分が壊れてしまいたーくんを愛せない、笑えない、涙が止まらない…助けて、助けて、何度も叫びました。
それまで夫は、私が産後パニック障害になってしまった事に対して、あまり真剣に向き合ってはくれていませんでした。
クリニックや整体にはいつも私一人たーくんを連れて行っていました。
しかし、この時ばかりは私の豹変振りにさすがにヤバイと思ったのか、「今日早く帰るから、今日の夜一緒に病院行こう!それまでもうちょっとだけ頑張り!」と言ってくれました。
救われた気持ちになりました。
急いでクリニックに電話をすると、ジェイゾロフトを処方してくれた院長先生は1週間先まで予約が埋まっていてムリでしたが、日替わりの先生なら当日OKだったので連れて行ってもらい、初めて夫も診察室に一緒に入り話を聞いてくれました。
ジェイゾロフトは合わないので今夜から中止する事と、SSRI単独での治療より抗不安薬を組み合わせた治療の方が良いので、もう少し授乳が落ち着いてから改めて薬物療法を行うように言われ、頓服のワイパックスだけもらって帰りました
結局、こちらでは副作用の名前は言われませんでしたが、後に『アクチベーションシンドローム』だった事がわかりました。
この副作用は、薬剤の添付文書には1%未満と書かれているそうですが、実際は5%程起こると、後に私を救ってくれた名医から教わりました。
こういう理由で、私はまた薬物療法を先延ばしにせざるを得ませんでした。
アクチベーションシンドロームが出た期間に、妹が来て日中たーくんのお世話をしてくれたわけですが、もし夫の出張がなく妹が来てくれていなかったら…と思うとゾッとします。
妹には、せっかく遊びに来てくれたのにどこへも行けなかった事を申し訳なく思うと共に、私の絶不調な時に来てくれてたーくんの遊び相手をしてくれた事に、心底感謝しました。
妹にはいつかスペシャルな恩返しをしたいと思っていますp(^^)q
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私が薬物療法に臨んだ理由
カウンセリングを受けて、病気について正しい知識とテクニック、そして希望も持てるようになりました。
しかし、テクニックとして習った呼吸法やリラクゼーション法を行っても発作が和らぐものの、消失する事はありませんでした
ある時カウンセリングプログラムの中で、暴露療法として、一番苦手になっていた『新幹線』に夫付き添いの元チャレンジしてみる事になりました。
東京駅から関西へ行くのに、夫は「のぞみの指定席取るで~」と言いました。
「のぞみ新横浜から名古屋まで1時間半も止まらないじゃんムリムリ死んでしまうよお願いこだまの自由席にして~」と必死でお願いしました。
結局、間を取って『ひかりの自由席』に乗ることになりました。
出発して間もなく…ヤツが現れました(>_<)
私をこわーいこわーい気持ちにさせて心臓をバクバクさせて息苦しくさせる悪いヤツ
私は呼吸法で必死にヤツと闘いました。
車両では勝てる気がしなくなり、息子を盾に(授乳のため)車掌室に閉じこもりました(>_<)
ヤツは治まってはまたやってきてを繰り返し、関西へ着いた頃には疲労困憊でした(-.-;)
そして私は苦手な物から逃げずに闘っても、お薬なしでは勝てないんじゃないかと思ったわけです。
それでも、帰りの新幹線では、またひかりでしたが、ヤツが出てくる回数は行きより減ったので、認知行動療法の効果があったんだと思います。
でも、認知行動療法だけでは発作をゼロにする事はできないんじゃないかと、身を持って感じたわけです。
そしてさらに追い打ちをかけるようにショックな出来事がありました。
以前『親友』というタイトルで書いた、とっても大好きな友達。
彼女から離婚したという報告を受け、すぐに深く傷付いていた彼女の話を聞きに行きました。
家が車で10分ほどの近所だったんです。
彼女の話を聞きながら、一緒に泣きました。
私が産後の体調がなかなか戻らないと話していたので、一番辛い時に私には話せなかったと言われました
そして、こうして話を聞いている最中にも、ヤツは何度も現れて、彼女の話に集中しきれない情けない自分がいました。
私は親友が一番辛い時に話を聞く事すら満足にできないのか…病気を恨み、病気な自分に心底腹が立ちました。
絶対治してやる
そう思い、翌日に受診し、「薬物療法を受けたいです」と申し出たのです。
この時点で、発症から約半年が経過していました。
しかし、完全母乳で育てていたので、急には母乳を止められない…
私は母乳とお薬について詳しい小児科の先生の言葉と文献を信じて、「SSRI単独で、母乳育児を続けたいです」と言いました。
お薬出してもらえないかなと思いましたが、先生は「わかりました。では、ジェイゾロフト単独で様子を見てみましょう。」と言ってくれました
その日からジェイゾロフト25mgの半錠を4日、5日目から25mgを飲むよう指示され、2週間分のお薬をもらって帰りました。
SSRIは2週間程度で効果が出てくると習っていたので、2週間後の受診日には、症状が和らいでいる事を期待していました。
まさか、恐ろしい副作用が出て2週間後に悪化しているなんて、思いもしませんでした。
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グルっぽ『持病持ちママ&プレママの会』
色々見ていたんですが、私が一番辛く、また悩んでいる『最悪の子供の母親である自分が病気である事』や『治療中で服薬している自分に2人目ベビを抱ける日は来るのかという事』に関して情報交換できる場所が見当たりませんでした。
グルっぽの趣旨をコピーしてみます↓
『持病があると、妊娠・出産・母乳育児に関して、色々悩みますよね。主治医によって見解も様々で、余計に混乱したり不安になったりしませんか?
持病持ちで服薬しながらor断薬しての妊娠生活や、母乳育児について等、みんなで情報交換して不安を解消し、楽しいマタニティライフ&育児しましょうよp(^^)q現在妊娠を望まれている方や妊娠中、育児真っ只中の方はもちろん、いくつもの試練を乗り越えられた先輩ママさんの参加もお待ちしております☆』
こんな感じのグルっぽ、集まってもらえるか不安です~
同意していただける方の参加をお待ちしております
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整体④
PCからだとカテゴリーで闘病記だけまとめて見れますよね
またカテゴリーもきちんと整理したいなぁと思っています。
帰省先でみんながたーくんを構ってくれてる間に、薬と母乳について私がもらった文献の紹介や、カウンセリングモニターの事をまとめ終わりたかったのですが、文献忘れ(←超凡ミス)&ネットが光じゃなく遅すぎだったので、結局携帯で書いてます
携帯からだとカテゴリー編集って、できないんでしょうか…(-.-;)
さてさて、前置きが長くなりましたが、整体話の続きです。
4件目に訪れたのは、パニック障害に関するメルマガを発行している治療院でした。
こちらもネットで見付けたんですが、骨盤の歪みが自律神経に与える影響について書いてあり、目から鱗でした
そうです、私は出産直後に発作を起こしました。
たーくんの頭が大きめ(生まれた時の頭囲36.5cm)だったので、骨盤がかなり歪んだと思うんです。
だから、首ではなく、骨盤を整えれば私の自律神経整うかもと思ったのです。
場所も最寄駅から5駅程と行きやすい
早速平日にたーくんを連れて行ってみました。
治療院に着き、さぁどんな治療をしてくれるのかな?とドキドキしていたら、たーくんが起きている間は治療できない、と言われました。
どうやら、赤ちゃんの目の前でママの体に触れる事は、ママを奪われたと、赤ちゃんの心に傷を付けかねない行為だという事のようでした。
たーくんがお昼寝するまで1時間ちょっと、色々お話しながら気長に待っていてくれました。
途中、パニック障害は整体で治るのか質問しました。
今までの『治る!』と断言した3件とは違い、『治る可能性はあるが何ともいえない、ただ間違いなく和らげる事はできる』という答えに、整体不信になっていた私はこちらの先生を返って信頼できたのです。
一つだけ引っ掛かったのは、『お薬はできるだけ止めましょう』という言葉。お薬飲まないと発作が止まらない事は約1年かけて身にしみていたので…
まぁそれはさておき、私の治療に入る前に、次の方が来てしまいましたが、常連の近所の方だから大丈夫だと、事情を説明に行って下さり、快く出直して下さる事になりびっくりしました
そしてようやくたーくんが寝付き、治療が始まりました。
骨盤と背骨(脊椎)を矯正する治療を受けたのですが、痛みは全くなく、とても心地良かったです。
最後に、自律神経を整え気持ちを安定させる体操(エクササイズみたいなもの)を教えてくれました。
初回カウンセリング料6000円、治療費6000円でした。
この頃はお薬を飲み始めていたので、症状が和らいだかどうかは明白にはわかりませんでした。
ただ驚くほど心地良かったので、改めて行く事にしました。
2回目は土曜日に、たーくんを夫に預けて一人で行きました。
この日は治療の他に、数種類の骨盤と脊椎矯正の体操を教わりました。
これらはかなり複雑で難しくて、その晩にはもうできなくなっていました(-.-;)
次回はビデオを持って行き、教えてもらった直後に自分一人で体操をしている様子を撮影してもらおうかなと思いました
2回目に行った翌週から仕事が始まり、休日になかなかこちらの治療院に行く気力が湧かず、3回目はまだ行けていません。
近々時間を見付けてまた行って、自分でできる自律神経を整えるエクササイズを教えてもらいたいなと思っています。
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美容室
1年半振りに
カラー&パーマしました
産後、美容室もすっかり苦手な場所になってしまってました
産後は今日までカットのみ。
毎回息子のせいにして、ひたすら急いでもらってました
母乳をあげないといけないからとか、パパじゃ1時間も機嫌が持たないとか無駄に言い訳をして…30分以内で仕上げてもらってました
そんな私ですが、今日の昼下がり、たーくんがすやすやお昼寝した頃、ふと…
何だか今日、行けそうな気がする~(笑)
って思って、義理の妹に紹介してもらって、美容室へ行ったんです
それでも予約の電話ではビビってとりあえずカットで、他は行ってから相談したいと告げました。
某大型有名店で、広くて清潔感のある内装、お客さんはお盆だからか少なめ、担当してくれたのは同世代くらいの感じのいい男性スタイリストさん。
自分でもびっくりするほどリラックスできている自分がいて、カラー&パーマもオーダーしました(#^.^#)
携帯は手元に持っていたんですが、嫌な感覚を紛らわすためいつも持ち歩いているお守りグッズ(⇒水、ミンティア)そして頓服までも入れっぱなしで鞄を預けてしまい、一瞬不安になりましたが、何事もなくキレイに変身できました
垢抜けた仕上がりと、何より苦手になっていた美容室に3時間リラックスして居られた自分に、大、大、大、大、大満足で~す(^O^)/
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フェリー
去年の今頃は、ディナークルージングのチケットをもらって、内心『船なんてムリムリ~(ノ><)ノ』って思いながら、たーくんが小さいせいにしてお返しした事もありました。
フェリーに乗るって今朝決まった(←超行き当たりばったり)んですが、前みたいに予期不安で心臓バクバクなんてならなかったよ~幸せ(^O^)/
関西の方は目的地わかりますよね
たこフェリー
初めてのフェリー&波に大興奮のたーくんパパちゃんと捕まえててね、落ちそうで怖い怖い
あーっという間に到着して、はしゃいだたーくんは車でねんねです
お天気持つといいなぁ
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