↓ AFP(2012.10.26) より
米ニューヨーク市警(New York Police Department)の現職の男性警察官が、
100人もの女性を誘拐し体をオーブンや直火で焼いて食べる計画を立てたと
して逮捕された。
米連邦当局が25日、発表した。
逮捕されたのはジルベルト・バイエ(Gilberto Valle)容疑者(28)で、パソコンを
通じて「女性を誘拐し、体を調理して食べる」計画への参加を呼びかけていた。
↓ 4VF Daily News より(以下2点)
ジルベルト・バイエ(Gilberto Valle)容疑者
ジル・ド・レかエリザベート・バートリのアナグラムかと思いました・・・
↓ DNAinfo.com より
2人はクロロホルムで犠牲者の意識を奪い、バイエ容疑者の自宅キッチンに
連れ込むことを計画。
このキッチンにあるオーブンについて、バイエ容疑者は「脚を折り曲げれば」
女性の体には十分なサイズだと言ったという。
バイエ容疑者はニューヨーク・クイーンズ(Queens)地区にある自宅で24日に
逮捕された。
報道によれば、容疑者はハーレム(Harlem)地区の駐在警察官だという。
計画の共謀者とされる証人は罪に問われていない。
マンハッタン(Manhattan)地区連邦検事局は複数の共謀者がいるとしているが、
他の共謀者に関する情報も明かされていない。
■警察データベース悪用か、既に女性1人と会う
今年9月、犯行を持ちかけられた1人が、米連邦捜査局(FBI)にバイエ容疑者を
告発したことから、同容疑者が数か月にわたり、自宅パソコンから電子メールや
インスタントメッセージで仲間と計画を練っていたことが分かった。
パソコン内からは少なくとも100人の女性の名前や写真を集めたファイルが
見つかった。
住所などの個人情報が記載されている場合も多かったという。
リスト作成には警察内部のデータベースが違法に利用された疑いがある。
実際に犠牲になった女性はいないとみられるが、FBIによればバイエ容疑者は
既に犠牲者候補の女性1人とレストランで実際に会っていたという。
頭の中で何を考えていても自由ですが、具体的な計画を立てる事は場合に
よっては犯罪となります。
ジルベルト・バイエ(バレとする報道も)容疑者は既に実行に移しつつあった訳
ですから、未然に防げたのは幸いでした。
わざわざ共犯者を募った理由は分かりませんが、単独で警察官という立場を
利用すれば、かなりの犠牲者が出た可能性が有ります。
ロイターに拠ると、「拷問した上で調理し食べるという計画」としており、「"被害
者1"とする女性について、誘拐の手順を説明し、"彼女を弱火で調理し、できる
だけ長く生かしておく"と語っている。」、とあるので、食人のみではなく、嗜虐性
も見て取れます。
ジルベルト・バイエ容疑者の画像は、いくつか公開されていますが、そのどれも
が(時期や状況が異なるにも拘わらず)全く同じ笑顔で写っています。
まるで、自らの本性を隠し、社会に融け込む為に貼り付けたペルソナを見ている
様で、うすら寒くなるのです・・・
参考記事:「『ベストハウス123』 呪縛」
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