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京都大原の赤紫蘇畑

 

梅干し関連の投稿が続きます(前記事が文字数制限にひっかかってしまったので泣き笑い

日本ならではのハーブである「赤しそ」は、

  • 野菜の中ではカルシウム含有量がトップクラス
  • 美白によいビタミンC
  • 抗酸化・抗老化によいβカロチン
  • アレルギー抑制によいαリノレン酸

など、うれしい働きをもつ栄養素がいっぱい♪(※)

 

今回のブログ記事は、

 

  • 赤しその販売時期&販売場所
  • 保存方法
  • 赤しそ活用レシピ


を紹介します。

 

 

  赤しその販売時期&販売場所

 

京都大原の赤しそ畑

赤紫蘇は、梅干し作りの季節に合わせて、6~7月に出荷できるよう栽培されています。

販売されている時期が1ヶ月程度なので、入手するタイミングが大事ですね。

販売場所は、

 

  • 道の駅など農産物直売所
  • 農協
  • スーパー、デパートの野菜売り場
  • 自然食品店
  • 農家(直接購入)

 

などです。

京都 里の駅大原の赤紫蘇
私は京都大原の農産物直売所(里の駅大原)で買っています。一束300円程度

新鮮さが大事なのと、枝付きは大きくて送料がかかってしまうので、通販での購入は向かない野菜です。

販売されてはいますが送料が高いんですよね・・・

 

 



梅干し用で、生の赤紫蘇を買う場所がないときは、市販のもみしそを買うのが手軽です。

 

 

 

 

  保存方法(冷凍も可能)

 

赤しそは鮮度が大事!

枝付きのものは、バケツなどに水を張って、茎の下部が漬かるようにして涼しい場所におけば、少し日持ちします。

しかし夏場はなかなか涼しい場所がありませんよね。

赤しそ
買ってきてすぐバケツに挿して、常温(30℃近い)で置いたら翌日こんな状態

葉っぱだけのものは、ポリ袋に入れた状態で冷蔵庫の野菜室に入れておけば、他の葉もの野菜と同様に日持ちします。

しかし、香りの成分が抜けてしまうので、入手後はできるだけ早く使いましょう。

※「もみしそ(塩漬け)」にしておけば、冷凍で長期保存ができます!

 

 

  赤しそレシピ

 

栄養豊富な赤しそを使ったレシピを紹介します。

 

 

 

レシピ1:もみしそ(梅干し用の塩漬け)

梅干しを色よく香りよく漬けるのに欠かせない「もみしそ」

梅を塩漬けにし始めた、だいたい1週間後くらいに、もみしそを作って梅に加えます。

 



赤しその量は、葉だけの重さで、梅の重さの10%~20%が目安。

赤しそ
3束の赤しそを買ってきて、葉っぱだけむしった後の量は870gでした

 

子どもが赤紫蘇作業をする様子

子どもが小学生の頃は、葉っぱをむしってもらってたなあ・・・

 

子どもが赤紫蘇作業をする様子

休憩ばかりでなかなか進まなかったけど(笑)

 

 

 

■もみしその作り方

<材料>

  • 赤しそ
  • 食塩(赤しその重さの18%)

 

(1)赤しその葉を水洗いし、水気をよく切ります。

 

赤しそを水洗い

これで500g分

 

水洗いした赤しその水切り

時間がある場合は、ざるに上げて半日ほど置いておくと、水気を少なくすることができます


(2)容器に赤しその葉を入れ、3回に分けて塩を加え、水分とアクを揉み出します。

 

もみしそ作り

 

 

もみしそ作り

揉みまっせ~!!

 

 

3分の1の塩を加えてモミモミモミモミ・・・・

 

紫色の水分がたくさん出てきました(出た水分は捨てます)

 

 

次は2回目。再び3分の1の塩を加えて、モミモミモミモミ・・・・

 

もみしそ作り

白い泡が多くなってきました!

 

 

ラストの3回目、残り3分の1の塩を加えて、モミモミモミモミ・・・

 


最後も、白い泡の多い水が出ました

もみしそ作り
ぎゅっと絞ると、バケツいっぱいだった赤しその葉が、片手に乗る大きさに!


(4)できあがったもみしそをボウルに入れ、梅漬けのビンから梅酢を1カップ取り出して、もみしそに掛けながらほぐします。

もみしそ作り
 

赤しそに梅酢をかけると、赤しそのアントシアニンが酸に反応して、きれいな赤色を発色します♪



(5)ほぐした赤しそを、梅の上にのせます。

 

梅漬けにもみしそを追加

 

 

梅漬けにもみしそを追加

 

 

 

レシピ2:ふりかけ(ゆかり)

梅干しを漬け終わった後のもみしそは、梅と一緒に乾燥させて、ふりかけに。


干してパリパリになった紫蘇を、すりこぎなどで粉末状にします。

ゆかり

我が家はフードプロセッサーで粉末にしています

 

ゆかり

あっという間にできあがり!

 

ゆかり

 


ふりかけ作りのコツは、

 

  • すりこぎを使う場合は、葉っぱが固まらないように乾燥させた方がよい(私はフードプロセッサーを使うので、あまり気にしないで干していますが)
  • 湿気をすぐ吸って柔らかくなってしまうので、干した後パリパリのうちに粉末化した方がいい
  • 乾燥後日が経ってパリパリでなくなったら、夏の天日に当てるか電子レンジで加熱して、再度パリパリにして粉末化する

 

といったところ。

 

ゆかりおにぎり

ゆかりのおにぎり美味しいですよね!

 

 

 

レシピ3:しそジュース

しそジュース

 

色鮮やかなしそジュースも人気レシピです。

 

<材料>

■クエン酸でつくる場合

  • 赤しその葉:300g
  • 水:2リットル
  • 砂糖:500g~1kg
  • クエン酸:25g

 

■リンゴ酢でつくる場合

  • 赤しその葉:300g
  • 水:1.8リットル
  • 砂糖:300~500g
  • リンゴ酢:1カップ
 
(1)赤しそをよく水洗いする
 
水洗いした赤紫蘇



(2)大きい鍋で水を沸騰させ、赤しそを入れる(一度に入りきらない場合は数回に分ける)
 
赤紫蘇を煮ているところ
煮出していると、葉っぱから赤い色素が抜けていきます
 
 

(3)再沸騰後、弱火~中火で15分煮出して、ザルでこす
 
煮出した赤紫蘇の葉をザルでこしているところ


(4)こした汁を鍋に戻して弱火にかけ、砂糖を入れ、砂糖が全部溶けたら火を止める
 
赤紫蘇の葉を煮出した汁

(5)クエン酸 or りんご酢を加え、よく混ぜてから冷ましたら、ジュースの原液(シロップ)が完成!

水や炭酸水で4~5倍に薄めて、しそジュースやしそソーダとして楽しみます。



しそジュースで色鮮やかなゼリーにしたり、シロップを原液のまま、かき氷やヨーグルトにかけるのもGOOD飛び出すハート



上記レシピの場合、熱湯消毒したビンで、原液を常温保存することができます。

砂糖の量を上記レシピより減らす場合は、冷蔵庫保存になります。



今回は、栄養豊富な夏の味方・赤しその入手時期とレシピを紹介しました。

年々夏が暑くなって、夏バテや熱中症が深刻ですが、夏野菜や保存食を上手に活用して、元気に乗り切りたいですねにっこり
 
 

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※参考: