チャールズ・ディケンズ クリスマス・キャロル
1843年の12月19日、ディケンズの「クリスマス・キャロル」が出版されました。
クリスマス、強欲なスクルージの前に現れる三人の精霊。
あまりにも有名なこの小説、ご存知ですよね?
多くの方は子供のころに本で読んでいらっしゃるのではないでしょうか。
アレンジ版も含め、数多く映画化されていますので、
映像でご覧になった方も多いと思います。
当時小説に華を添えたのは挿絵画家のジョン・リーチ/John Leech(1817-1864)。
絶大な人気をもった風刺漫画雑誌「パンチ」でも知られ、国民的人気を誇る
イラストレーターが挿絵を施しています。
ヴィクトリア時代、この小説は熱狂をもって迎えられ、
初版6000部はまたたく聞に売り切れ,翌年5 月までに7 版を数えたといいます。
実は、日本で現在でも販売されている新潮文庫のクリスマス・キャロルは
「花子とアン」の村岡花子さんが訳者となっています。
初版が1952年のこの作品は、よくみると現代の日本語とは違って
古い言葉の表現がいろいろでてきますが、それもまた愉しめそう。
久しぶりに手に取って、読んでみるのもよいかもしれません。
パンカーダ・コレクションの「ディケンズデスク」の机上で・・・
いかがでしょうか。
by N
特別企画 英国貴族の世界 Vol.3 カントリーハウスの白眉・ステアケース
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パンカーダ・年末年始の特別企画
「英国貴族の世界」
Vol.3 カントリーハウスの白眉・ステアケース
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貴族の本拠地、カントリー・ハウスの主要な部屋は
階上にあることが多くみられます。
これはイタリアのヴィラにならったもの。
ステアケース/階段室は、ゲストに感動を与え、
そのまま持続させながら更なる奥の部屋部屋へと
招いていく重要な役割がありました。
立体的な空間、階段の形や素材、デザインなど、
建築家の腕の見せ所でもありました。
これは1680年頃つくられたドレイトン・ハウス。
多くのオーナーに引き継がれていますが、
ヴィクトリアンの頃は5th Duke of Dorset(第五代ドーセット公爵)の持ち物でした。
珍しいウォールナットの螺旋階段が見事です。
こちらはハウトン・ホール/Houghton Hall。
グレート・ブリテンの初の首相、Robert Walpole,
1st Earl of Orford(第一代オーフォード侯爵/1676-1745)によって
作られました。
ちょうどこのころ大英帝国が手に入れたマホガニー材が
欄干に使用されています。
このような大空間に映えるのは、近くはもちろんですが
遠くからでもそのフォルムが印象的なクオリティの高い家具。
空間の心臓部に置いてなお存在感が光る、
このようなホールテーブルが重宝されたことでしょう。
最も華やかな社交界を見続けてきたであろうホールテーブル。
未だ衰えぬその圧倒的な魅力は、
英国貴族の交流のきらめきを存分に浴びてきた
残滓なのかもしれません。
by N
パンカーダ・クリスマスパーティのご報告
12月13日、パンカーダ自由が丘にてクリスマス・パーティが開催されました。
華やかなお客様たちに大勢ご来場いただきました。
飲み物のメインは南アフリカのネイピア・ワイナリーのワイン。
その中でもレッド・メダリオン2007は、
なんと上海インターナショナル・ワインチャレンジ金賞受賞です。
そんな逸品のワインを楽しみながら、
特設ステージで披露される女性ヴォーカルに耳を傾けて。
英国アンティークの蓄音機にも、
昔懐かしい音を奏でてもらいました。
やはりアンティークの話で盛り上がったお客様達も。
賑やかな空気の中、いつもとはまた違う
パンカーダをお愉しみいただけたのではないでしょうか。
年末のお忙しい中、脚をお運びいただき、誠に有難うございました。
また今後とも、パンカーダをどうかよろしくお願い申し上げます。
by N
特別企画「英国貴族の世界」Vol.2公爵夫人は超多忙
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パンカーダ・年末年始の特別企画
「英国貴族の世界」
Vol.2 公爵夫人は超多忙
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多くの使用人が働き、沢山のゲストを迎える貴族の本拠地カントリー・ハウス。
そのお屋敷を総べる女主人の役割には想像を絶する苦労があったといいます。
朝食は下の部屋にあつまってとるのがマナーとされていましたが
既婚女性だけはベッドでとることが許されていました。
でも実は夫人は朝食もそこそこに、その日の計画や
次に行われるパーティの席次、送迎の計画や
料理のコースの検討、使用人のもめごとの解決などなど
膨大な決めごとに頭を悩ましていたということです。
このエスクリトワール
も、ひょっとして
貴婦人のベッドの脇に置かれていたものかもしれません。
「ちょっと書き物がしたいのだけど」
そんな声にメイドがこれをすっと開けば、
すぐにデスクがベッドに差しだされて。
女主人の采配は細部にわたり、例えば男性がキツネ狩りで
出払ったあと、残された女性たちをもてなすための
ちょっと素敵な音楽家を招いてみたり。
手紙を書くことも大切な仕事でした。
人々とのかかわり、そしておもてなしは社交界での評判につながり、
ひいては夫の地位を決め、女主人の力量が問われる一大業務だったのです。
わずかなひと時、私室/ブドワール/boudoirで本を読んだり
近しい女性とおしゃべりを愉しむ。
傍にはエレガントな家具達を侍らせて...。
その時こそが、貴婦人の一番の安らぎだったことでしょう。
美しい家具が必要とされたのは、ゲストへのご自慢ばかりではなく
貴婦人たちの心の糧となるべく作られたのかもしれません。
貴女の心の糧は、なんですか?
by N
夢見るフランス絵画
英国に負けず劣らず、クリスマスを愉しむようになりましたね。
「夢見るフランス絵画~印象派からエコール・ド・パリへ」展へ行ってまいりました。
モネ、ルノワール、セザンヌ、シャガール、ルオー
そして、パリに縁の深い藤田嗣治などなど。
巨匠の作品群はひとつひとつじっくり鑑賞すると新しい発見がありそうです。
今週末までですが、渋谷の文化村で開催中ですので、ぜひお立ち寄りください。
by T
特別企画「英国貴族の世界」Vol.1 どちらにお住まいですか?
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パンカーダ・年末年始の特別企画
「英国貴族の世界」
Vol.1 どちらにお住まいですか?
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英国貴族たちはどんな「家」に住んでいたのでしょうか?
まずはカントリー・ハウス。
貴族の所領のなかに、広大で豪華な設えを施された
カントリー・ハウスは、英国貴族たちの力の象徴でした。
こちらは1699年カーライル公爵のチャールズ・ハワードから
建築がはじまったキャッスル・ハワード。
敷地はなんと約1000エーカー(約4047平方キロメートル)。
建物のなかには約140もの部屋があるそうです。
貴族にとって、家はこれだけではありません。
他に気候の良いところに別荘をもつことももちろんですが、
貴族にとってなくてはならないのがロンドンにあるタウン・ハウスでした。
貴族達がロンドンに滞在するのは主として5月から7月。
オフィシャルな目的は2月から始まる貴族議会への出席ですが
本当にロンドンが華やぎだすのは5月頃からだったといいます。
中心部の、小さいけれども上品な彼らのタウン・ハウスに
鮮やかな花が飾られだすのが、ロンドンの社交シーズンの幕開けでした。
7月が終わるころ上流階級の人々はロンドンを離れます。
領地のカントリー・ハウスに戻る貴族もいれば、8月12日のライチョウ狩りの
解禁にあわせてスコットランドの別荘に行く貴族もいたようです。
必要に応じて住まいを移り、忙しく義務や社交をこなす。
彼らにとって家具は、その場所での自分の役割を思い出させてくれる、
大切な碇のようなものだったのかもしれません。
今なお受け継がれる逸品の家具達からは
彼らのそんな想いが伝わってくるようです。
by N
年末年始の特別企画 「英国貴族の世界」
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パンカーダ・年末年始の特別企画
「英国貴族の世界」
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パンカーダの家具が作られた19世紀から20世紀初頭、
主にジョージ1世からヴィクトリア女王、そしてエドワード7世の時代、
英国には間違いなく多くの人々が思い描く「英国貴族の世界」が存在しました。
人口のわずか0.05%程度であったという貴族階級。
わずか一握りの人数でありながら、彼らは政治・経済・文化など
あらゆる面で中心的役割を果たしてきました。
彼らの暮らし方や身の回りのことを紐解けば
英国の文化や習慣の在り方、そして家や家具の由来や役割など
様々な事が重厚な背景をもって手に取るように見えてきます。
こちらのブログではそんなエピソードをご紹介していきます。
年末年始のこの時期、慌ただしい手を少しだけ休めて、
英国貴族の愉しみと憂鬱に、思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
by N
自由が丘 「藍印花布・ギャラリーわたなべ」様 ケーキスタンド納品
自由が丘に11月の末にオープンした「藍印花布・ギャラリーわたなべ」様。
藍印花布とは、中国の伝統的な藍染め技術によって手作りされた型染布。
古来より、綿花と藍を用いて織られ染められてきました。
「わたなべ」はその藍印花布を日本に普及させた老舗です。
2011年まで自由通りに店舗があり、惜しまれつつ閉店しましたが、
この度少し奥まった1軒屋でリニューアル・オープンされました。
実はギャラリーの代表である福原さまは、
時おり愛犬のクルミちゃんと一緒にパンカーダを覗いてくださるお客様。
11月のある日、たまたま福原さまが目にとめられたのは、
英国アンティーク、アーツ&クラフツの
手仕事が美しいケーキスタンドでした。
中国・日本・英国と国は違いますが、職人の手仕事の美しさという
何よりも魅力的な存在感は同じ。
早速納めさせていただき、福原さまの
ギャラリーのお役に立てていただいております。
和の空間にもぴったりあい、英国アンティーク家具の底力と
それを見抜く福原様のセンスにため息がでるようです。
小道の先に在るひっそりと美しいギャラリーは
布や布小物、作家もののグラスやアンティークの食器など
お好きな方なら時間を忘れて寛いでしまいそう。
可憐な福原さまのおもてなしも嬉しい、隠れ家のようなギャラリー。
自由が丘ならではのこだわりに満ちた素敵な空間に
ぜひ脚を運んでみてはいかがでしょうか。
藍印花布・ギャラリーわたなべ
〒152-0035
目黒区自由が丘1-17-12
TEL:03-6312-5367
営業日:木・金・土
営業時間:11-18時
by N
ハイセンスなフラワーショップ・エルゼアール
パンカーダ自由が丘から少し遠いのですが、
柿の木坂に素敵なフラワーショップがあります。
「エルゼアール」。
お店の名前はフランスの作家ジャン・ジオノの短編小説から。
1953年に発表された「木を植えた男」というこの小説には、
エルゼアール・ブフィエ/Elzéard Bouffierという男が登場します。
内容についてはここでは詳細を語ることはやめておきましょう。
あまりに素敵な話なので、もったいないから。
日本でも絵本が手に入るので、是非お読みになることをおすすめいたします。
その名前からしてセンスの良さを感じさせるお店の店内は
定番のお花から珍しい花、枝、実物までさながら植物の博物館のよう。
他では見かけないような素敵なモノたちがそこここに溢れています。
パンカーダでしばしばお願いするアレンジメントも
最高のセンスでこなしてくれます。
パンカーダが太鼓判をおす、このあたりで最高のフラワーショップ。
家具に比べればはるかに寿命の短い花たち。
でもだからこそアンティーク家具とあわせると
お互いにひきたてあい、素敵な空間がうまれるのかもしれません。
貴方のアンティーク家具の相棒を探しに、
ぜひ、脚を伸ばしてみてください。
オフィシャル・ウェブサイトはこちらです。
http://www.elzeard.co.jp/
〒152-0022
東京都目黒区柿の木坂1-30-11 Friends柿の木坂1F
TEL : 03.3725.3381OPEN 10:30am - CLOSE 19:00pm
Close: wednesday
by N
パンカーダ自由が丘 クリスマスの装い
もう来週は12月。
すっかり自由が丘の街はクリスマス・モードです。
そんななか、パンカーダ自由が丘もクリスマスの装いとなりました。
エントランスの扉まわりにフレッシュのヒムロ杉でアーチを作って。
ヒムロ杉はリースなどにも使われ、こんもりと細かい葉がついた扱いやすい材。
杉のいいにおいがなんとなくするのも嬉しい。
フレッシュものなので、だんだんと枯れてしまいますが、
年内いっぱいはきれいにパンカーダを演出してくれることでしょう。
店内にもあちらこちらにクリスマスを感じるディスプレイを施しました。
ご近所の方がちょっと立ち寄られて、
クリスマス・プレゼントをお買い求めになっていくこともございます。
ここでしか手に入らない、逸品を探しに・・・。
ご来店、心よりお待ちしております。
by N






























































