東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ -142ページ目

ゴシック様式とは?

Gothic(ゴシック)スタイルとは、教会や大聖堂を中心に

キリスト教的な文化・芸術の影響がみられる様式のことです。


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ゴシックとは「ゴート人の(野蛮な)スタイル」という意味で、

イタリア人による蔑称に由来するとのこと。


ゴシック様式は建築に代表され、特に大聖堂に特徴が顕著になっています。

リブヴォールト(アーチ型屋根の帯状突起)、尖頭アーチ、フライングバットレス(飛び梁)


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天上の神により近づく想いを込めたモチーフで、可能な限り天井を高くし、

壁も高さを強調する先鋭のアーチ型、窓も大きくとり、

神と同一視されていた光を多く取り入れるためのステンドグラスがはめ込まれ、

崇高さを強調したデザインでした。


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時代が下ると、豪華で神秘的な雰囲気が強調され、より装飾的になります。


家具の特徴も建築と同様で、垂直性を強調したデザイン。

装飾モチーフは、模様格子のトレサリー(透かし彫り)、リネンホールド、

フランスからのフランボアイアン(火炎模様)、アラベスク模様からの唐草模様、

切妻や屋根の頂につける装飾のフォイルなど。


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材質はオーク材。


15世紀には、装飾も複雑化し、怪獣などのカーヴィングも登場し、

チェアも高い背もたれで重厚感ある堅牢なものが多くなります。


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テーブルもイギリスの僧院でメロンバルブが始まり、エリザベス期、

ジャコビアン期に受け継がれていきます。


by T

グラス片手にキュースポーツ♪ スヌーカーテーブル


ご来店いただいたお客さまの目が輝くとき

その先にあるのがこのスヌーカーテーブル!


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クラシカルリッチな愉しみと気品ある雰囲気を

演出してくれるスヌーカーテーブル。



Snookerとはキュースポーツの一種、1875年に

ネビル・フランシス・フィッツジェラルド・チェンバレン卿がこのゲームを考案したそうです。
様々な由来説があるようですが、英国軍で入隊一年目の士官候補生のことを

「Snooker」という俗語があるそうで、それが名の由来とされています。


当店にあるスヌーカーテーブルは、先日ご紹介したライリー

(E J Riley)社が製作したお品。



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ゲームができるという娯楽性、実用性もさることながら、

家具としてもハイクオリティーなテーブル。


使われている最高級の無垢マホガニー材は、詰んだ木目、

深く赤褐色の色味、経年による古艶、まさにブロンズのごとき輝きで、

その風合いは木材とは思えぬ美しさです。


ヴィクトリアンフルーテッドレッグ(装飾溝の施された脚)も重厚感・上質感を添えています。

普段は重厚で上質な英国ダイニングテーブルとして存在感を発揮してくれそうです。


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スヌーカー用アクセサリーも、21個のボール、レスト、キュー、スコアボード、チョークなどなど。
全てそろっているんです。


当店のバーカウンターと素晴らしいコラボ♪


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自宅や別荘でグラスを片手に、スヌーカーを愉しむ・・・
大人の贅沢ですね。


by T

チュードル・ローズ

今日は、イギリスの国花であり王室の紋章にもなっている、

チュードルローズについてお話したいと思います。


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チュードル・ローズが誕生したのは、

15世紀にイギリスで起こった王位継承の争い、バラ戦争がきっかけでした。

白バラを紋章とするヨーク家と、赤バラを紋章とするランカスター家の戦争。


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30年以上にわたる戦いでしたが、ランカスター家のヘンリーと

ヨーク家のエリザベスの結婚で終結を迎え、

その時に、両家の紋章を組み合わせたチュードル・ローズが誕生したそうです。


イギリス王室の紋章やイギリスの国花となっている薔薇。


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その誕生は、3500万年前ごろとされています。

世界中の人に愛され、花の女王とされる薔薇にはギリシャ神話の話もあります。



「ある時、海の神が世界で一番美しいものを誕生させようと、

地中海のキプロス島の周辺の泡からヴィーナスを誕生させます。


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それを見ていた陸の神も、自分も同じように美しいものが作れると

空から降らせたのが薔薇の花だった。」


という神話です。


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古い歴史を持ち、世界中の人から今もなお愛され続けるバラ…


パンカーダの家具やステンドグラスの柄にも、

美しい薔薇で飾られているものがたくさんございます。


お立ち寄りの際にはぜひお楽しみください。


by M


9月からのパンカーダ


日中の陽射しはまだまだ強い日々が続きますが、

ふとした風のなかに秋を感じるようになってきました。


パンカーダでは8月31日までサマータイムとさせていただいておりましたが、

9月1日より以下の時間にて営業させていただきます。


    11:00 ~ 19:00

   (火曜定休)


また、ホームページにてお気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、

パンカーダの英語表記ロゴを変更致しました。


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よりエレガンスでクラシカルな印象の流麗な筆記体。


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いままでよりも更にハイクオリティな品々を

皆様にご紹介させていただきたい、という気持ちを込めました。



新入荷のアンティークシェードもようやく展示が整いました。

今では貴重なヴァセリングラスもこんなに揃っています。


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これからどんどん日が短く、夜が長くなってきます。

秋の衣替えに合わせて、

おひとつアンティークグラスシェードを手に入れてみてはいかがでしょうか?



夜の時間をゆっくり愉しむために・・・。


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ご来店、お待ちしております。



by N


パンカーダへお車でご来店のお客様へ

パンカーダへお車でのご来店をお考えのお客様へ


申し訳ございませんが、電気工事のために以下の日程で

当店の前面道路が通行止めの予定となっております。


8月31日(水)9:00-18:00

9月7日(水)9:00-18:00

9月14日(水)9:00-18:00

9月21日(水)9:00-18:00


大変お手数ではございますが、お車でご来店の際には

近隣の駐車場等にご駐車いただきますようお願い致します。


バイク、自転車でのご来店は通常通り問題ございません。



皆様のご来店をこころよりお待ちしております。



byN



スヌーカーのトップブランド “ライリー”


見るたびにワクワクするスヌーカーテーブルをご紹介いたします。


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スヌーカー(Snooker)とはキュースポーツの一種、

1875年にネビル・フランシス・フィッツジェラルド・チェンバレン卿が

このゲームを考案したそうです。



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英国軍で入隊一年目の士官候補生のことを「Snooker」という俗語があるそうで、

それが名の由来ということです。


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製造メーカーは、ライリー社、今もランカシャーにあるビリヤード用品の会社です。

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1870年創業、1890年代にビリヤード、クリケット、ボーリングなどの関連用品など、

本格的にスポーツ用品を製造するようになりました。


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当時、クリケット用品では世界最大規模であったそうです。


ゴルフ用品も扱っていたことがあったのですね。


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スヌーカー用品では、世界的にも評価が高く、現在も多くの公式戦では

ライリー社のスヌーカー「アリストクラット」が使われているということです。


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自分専用のスヌーカーテーブル♪


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当店にあるスヌーカーテーブル は、アンティーク!

贅沢な逸品です。



by T

東京都 I様 エナメルステンドグラス納品

今回は、当店にほど近い高級住宅街にお住いのI様宅に

エナメル絵付けのアンティークステンドグラスを納品させていただいた様子を

ご紹介いたします。


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アンティークステンドグラスは、厚みがあるので、結構な重量があります。

それをしっかりと固定しつつ、美しいステンドグラスが栄えるように

設置するのは難しいのです。


当店のスタッフもいつも設置には細心の注意を払い、

施工させていただいています。


今回は、I様がずっとはめ込みたいと思っていたデスクの前の

窓に設置いたしました。


場所もサイズも、しつらえたかのようにぴったり!


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カーテンの色や家具とのバランスもちょうどよく、

ステンドグラスによって、インテリアに統一感が生まれました。


一枚の絵画のような印象のアンティークステンドグラス。


昔からそこにあったかのような印象で、I様の書斎を彩っています。


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「思った以上に素晴らしいです」

「デスクに座ってじっくり眺めるのもよいですが、

離れたところから鑑賞したいので、今度はアンティークのチェアを

見に行きますね」

とうれしいお言葉をいただきました。


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I様、このたびは誠にありがとうございました。


また、ふらりとお立ち寄りいただけることを

心よりお待ちいたしております。


by T






本物志向も納得 ダヴェンポート

今日は、芸術的マーケットリー(絵画的意匠の象嵌)が施された
高級木材ローズウッドのダヴェンポート(Davenport writing desk)を
ご紹介いたします。


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ローズウッドは、シタン(紫檀)の仲間に分類されることもある高級材。


中国では黒檀が高級材として珍重されていますが、
このローズウッド(紅檀香)も同等の木材として、
高級家具に使われています。


辺心材の差は明らかで、辺材は白っぽい淡色、
心材は赤紫褐色から紫色を帯びた暗褐色、
黒紫色の縞模様が入っています。


このダヴェンポートは、その心材のみを贅沢に使用しています。


色流しで描いたような縞模様の木目は自然の創り上げた芸術品ですね。


独特の古艶をまとい、しっとりとした木質感は、素晴らしい風合いです。


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このダヴェンポートの素晴らしいところは最高級なローズウッド材だけではありません。


クレスティング(頭頂部)のみならず、
全体に施された優美で繊細なマーケットリーも
素晴らしいクオリティー!


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堅牢なローズウッド材に精緻なマーケットリーを施すには
相当な技術が必要と思われます。


壺と植物のモチーフは流麗な曲線により、
優雅で高貴な印象を添えています。


レザーのモスグリーンも鈍い光沢感でダヴェンポートを引き立てています。

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細部まで施されたストリンギング(線象嵌)にも
抜かりない匠の技が光ります。


フォルムのバランス感、贅沢なローズウッド心材、
芸術的マーケットリー・・・


上質を知る英国貴族が特注した家具であったのではないでしょうか。

ぜひこのクオリティーを店頭にてお確かめください。


by T

アンティーク・スタイリング アップ致しました。

アンティーク・スタイリング  Vol.34 アップ致しました。


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小さな頃からの習慣は、なかなか抜けないもの。

どんな環境で育ったかで、おのずと好みや価値観が変わってきます。


もちろん、こだわる物も。


始めは何もなくても、

小さな本物を持つことから始めたい・・・。


パンカーダにはそんな思いをうけとめる物達が

貴方を待っています。






ダベンポート(Davenport writing desk)

ダヴェンポート(Davenport writing desk)とは、

蝶番式の傾斜蓋と側面に引き出しがある小型の書き物机のことです。


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記録によると、18世紀後期、ギロー商会がダヴェンポート大佐のために

製作したとされ、デスクの名の由来になっています。


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リージェンシー時代に大流行し、その構造がもてはやされました。


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初期のものはマホガニー材やローズウッド材のものでした。

その後も時代時代の意匠を取り入れながら、19世紀終わりごろまで製作されています。


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通常、傾斜した書き物用の面が引き出せるようになっていて、片側の引き出しは飾り。


これぞ、英国アンティーク家具!といったフォルムは今もなお

人気があるようです。


by T