東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ -10ページ目

椅子の修復事例:ドレクセルのチェア

今回修理のご依頼を請けたのは、アメリカのクラシック家具ブランド、ドレクセル*のチェアです。




チッペンデールスタイルのリボンバックのチェアは、ホワイトハウスでも使われている正統派チェア。


バックスプラットの留め部分の破損、トップレイルの組み直しの修理のご依頼を請けました。



 

まず、トップレイル部分をきちんと組み直します。




 

座面の張替えではありませんので、座面部分を養生しつつ、しっかり修復していきます。



修復箇所がほとんどわからないくらいに仕上り、ご満足していただけました。



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今回の修復費用を参考までに表記しておきます。

 
バックスプラット繋ぎ部分の修復、トップレイルの組み直し

1脚あたり  15,000円(税別)

 

これに送料が加算されます。

ご自身で椅子を当店に持ち込み、出来上がり次第お引き取りいただける場合は、もちろん送料は必要ございません。


 

椅子の形状や脚数が異なる場合は、金額も異なります。今回の金額はご参考までにお願いいたします。



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修復のご相談、お待ちしております。


アンティークファニチャーパンカーダ
パンカーダ家具修復工房

 

東京都目黒区緑が丘2-5-13
TEL:03-5701-7380
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp
12-18時(水曜定休)
*納品などで不在の場合がございますので、ご来店の際はウェブサイトをご確認下さい。

*現時点でドレクセルは日本では閉店・事業撤退しているようです。
 

70年前の冊子と共にプラチナジュビリーを祝う


1953年6月2日。

ロンドン、ウェストミンスター寺院において、エリザベス二世の戴冠式が行われました。



Coronation portrait with husband Philip, 1953(Public Domain)


ただ、エリザベス二世の父ジョージ6世国王の崩御は1952年2月6日。


つまりその日から、女王の在位は始まっていましたが、戴冠式が行われたのは翌年の6月となります。



今年2022年は、1952年2月6日から数えて70年。

2022年2月6日が「在位70周年=プラチナジュビリー」となり、今年の6月2日から5日は、女王のオフィシャルな誕生祝い*も兼ねて、様々な式典が行われています。


*当店ブログ「二回のバースデーをもつ英国君主」参照


プラチナジュビリーを迎えることが出来たのは、英国君主としては初、ということなので、それがどれだけ稀有な事なのかは想像に難くありません。


ちなみにそれまでの最長の在位期間はヴィクトリア女王の63年となります。


Coronation portrait by George Hayter 1838(Public Domain)





さて、今日はプラチナジュビリーに合わせ、70年前に発刊されたエリザベス二世の戴冠式を祝う冊子をご紹介いたしましょう。





英国では王室の行事ごとに、記念グッズや記念冊子がつくられ、王室ファンにはまたとないコレクタブルアイテムとなって市場に出回ります。

 



こちらは女王のポートレートに始まり、王室メンバーの写真や、当日の「PROCESSION/行列」がロンドン市内のどこを通るか、どんなメンバーが行列にいるのか、戴冠式はどんな風に行われるのか・・・等々を紹介したもの。



行列を実際に見る人にとっては予習として、見られない人々にとってはまたとない記念品として重宝されたのではないでしょうか。

特に値段などの明記がないため、販売されていたのか配布されていたのかは不明ですが、国章が記された凝ったエンボスの表紙をもつ冊子は、そのまま額装されて飾ってもおかしくない風格に満ちています。






戴冠から70年。

なにが変わり、なにが変わったのか。

こちらのBBC NEWSのサイトで、どんなイベントが行われるのか紹介しています。過去の行事の様子も紹介されていますので、よろしければ覗いてみてください。
https://www.bbc.com/news/uk-61248636




英国において6月は、雨が少なく心地よい気温で、最高に過ごしやすい時期。これからの4日間、英国はさぞお祝いムードに包まれることでしょう。


70年前の冊子を繰りつつ、見守っていきたいと思います。




*冊子は非売品です。

by N



 

緑が丘でおうちごはん

 

少し前に、パンカーダのほど近く、すずかけ通り沿いに可愛らしいキッチンカフェができました。

 

キッチンカフェ 温(オン)。

 

 

カウンターとテーブル席が2つくらい、こじんまりとしたナチュラルなお店です。

かわいらしいロゴマークは「温」をモチーフにしているそうです。(すみません、温泉卵かと思いました・・・)

 

 

 

とても優しく感じの良いスタッフさんが迎えてくれました。

 

ランチのタコライスをお願いしてみました。

カレー風味にアボガドやチーズがプラスされて、さっぱり美味しくいただけます。

 

 

丁寧に淹れてくれた香り高いアイスコーヒーも堪能させていただきました。

 

 

お食事だけでなく、お茶だけでもOKとのこと。

6月初旬からは夜はBARタイムになる予定だそうです。

 

 

これからもどんどん愉しく、美味しくなっていく予感がするキッチンカフェ。

パンカーダにお越しの際に、ぜひ癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

PS:帽子を忘れてしまった私を、転びそうになりながら追いかけ、届けてくださったスタッフ様、有難うございました!!

 

 

 

キッチンカフェ 温(オン)

東京都目黒区緑が丘2-15-17

*営業時間はオフィシャルSNSでご確認ください。

 

Love me little, LOVE ME LONG ~アンティーク家具を長く愛するために

緑がどんどん濃くなるこの季節。

 

 

本格的な夏になる前は、アンティーク家具にとって 念入りなメンテナンスをするのに最適な時期です。 

 

 

適切なメンテナンスをすることにより、100年経った家具が、また100年使えるようになるかもしれません。


本当に良い物を大切に長く使う、心豊かなライフスタイルは、そのままアンティーク家具の存在価値でもあります。
 

 

 

そんな意味をこめて、パンカーダでは「Love me little, LOVE ME LONG ~アンティーク家具を長く愛するために」と題し、メンテナンスフェアを開催いたします。 

 

 

 

 

当店でお求めいただいたアンティーク家具はもちろん、ご自宅で使われている家具も出来る限り対応させていただきます。この機会にぜひご利用ください。

 

 

*メンテナンス料金や配送につきましては都度お見積りさせていただきます。 


*ご自宅で使われている家具は、当店ではメンテナンスできない場合もございます。


*キャンペーンは6月末までの予定です。詳細はお問い合わせください。

 

 

メンテナンスご依頼の方にはもれなく 日々のお手入れに最適なフィーデンワックスをプレゼント。 50,000円以上のメンテナンスをご依頼の方には 特製メンテナンスキット*を差し上げます。

 

 

 

ご相談だけでもお気軽にどうぞ。 

 

ご来店、ご相談を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

*特製メンテナンスキットは後日のお渡しとなります。

 

 

 

アンティークファニチャーパンカーダ
パンカーダ家具修復工房


東京都目黒区緑が丘2-5-13
TEL:03-5701-7380
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp
12-18時(水曜定休)

*納品などで不在の場合がございますので、ご来店の際はウェブサイトをご確認下さい。

 

 

すずかけ通りでザクザクのカレーパンを堪能する

自由が丘駅を中心に東西へのびるすずかけ通り。

 

その緑が丘寄り、パンカーダの近くに新しいパン屋さんがオープンしました。

 

その名も「小麦の奴隷」。

北海道を源に、現在全国に展開中のパン屋さんです。

 

 

早速お邪魔してみます。

 

平日の朝からにぎわう店頭。

 

 

広い間口いっぱいに、美味しそうなパンが並んでおります。

 

 

ここのイチオシは「ザックザクカレーパン」。

 

普通のカレーパンではなく、外側にクルトンみたいな、カリカリの小さなキューブ状のパンがまぶされており、それがすごいインパクトです。

 

ちなみに「撮影はご自由に」「スタッフもフリー素材です」の張り紙があったため、ためらいなく写真を撮らせて頂きました。

 

 

正直、カレーパンにしては少々金額は高めですが・・・。

 

外はザクザク、中はしっとり。

食べ進むごとに異なる食感が愉しく、大変な満足感と共にたちまち完食いたしました。

 

 

 

パンカーダにお越しの際には是非寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

小麦の奴隷 LABO 自由が丘

〒152-0034 東京都目黒区緑が丘2丁目7−9

*キャッシュレス決済を推進中とのことです。

 

 

by N

 

 

 

二回のバースデーをもつ英国君主

今日から96年前、1926年4月21日、ロンドンのメイフェアで誕生したエリザベス女王。


でも、英国では君主は2回のバースデーを持つことをご存知ですか?



On the cover of Time, April 1929(Public Domain)



エリザベス女王の場合、まず1つめは、当然4月21日。
この日は主にプライベートでお祝いをされるそうです。





そしてもうひとつは6月に行われる祝賀行事「トゥルーピング・ザ・カラー/Trooping the Colour」。今年は6月2日となります。

この日は軍隊のパレードをはじめ、バッキンガム宮殿のバルコニーにロイヤルファミリーが勢ぞろいするなど、華やかな祝賀行事が行われます。(ここ数年はコロナ禍のため規模縮小中)


この習慣は、1748年ジョージ2世の時代に英国君主の公式誕生日と軍旗敬礼分列式をひとつにまとめ、6月に開催したのが起源だと言われています。


ちなみに「troop」は「軍隊」を意味し「Trooping the Colour」で「軍旗敬礼分列式」などの意味となりますが、主として英国でこの行事の時に使われる言葉のようです。



Trooping the Colour in 1956(Public Domain)




きっと今日は、女王陛下はプライベートでバースデーを愉しまれていることと思います。映像で時折拝見しますが、いつも威厳溢れ、チャーミングなお姿には感嘆するばかり。


お誕生日、おめでとうございます。





by N

 

椅子の張替え事例:アンティークの椅子でなくてもご相談ください


椅子で一番傷みがでやすい座面。


木は100年もっても、日々座るファブリック類の座面はとても100年はもちません。



今回お受けしたのは、座面の張り変えのご依頼です。椅子の構造自体も緩みが出ていたため、組み直しも同時に行います。


座面は合成皮革で、長く使われていたために傷みがでてしまったことによりお張替えをご希望でした。椅子自体はアンティークではありませんが、誠実なつくりの、よい木のお椅子です。






色味はチェアと合わせてソフトなブラウンに変更。
木部との一体感が生まれ、椅子自体のフォルムの綺麗さが際立つようです。





 

 

また新しいイメージでダイニングルームを彩る椅子達は、さらに長い時間をこれから共に過ごす大切な存在となることでしょう。




パンカーダの修復工房では、アンティークではない家具でも、出来る限り対応させていただいております。


英国やフランスのアンティーク家具を数多く修復してきた経験を活かし、お客様のご要望をお聞きし、家具を長く使っていただくためにより良い方法をご提案いたします。

お気軽にご相談ください。



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今回の修復費用を参考までに表記しておきます。

 

座面張り替え及び組み直し

1脚あたり  張り替え8,000円+組み直し8,000円=16,000円(税別)
*4脚の場合の金額です。
 

これにお選びいただく生地代、そして送料が加算されます。

 

生地は持ち込みでも対応させていただきます。

(椅子張り地としての強度等を満たした生地である必要があります。)

ご自身で椅子を当店に持ち込み、出来上がり次第お引き取りいただける場合は、もちろん送料は必要ございません。

 

 

椅子の形状や座面の張り方、及び脚数が異なる場合は、金額も異なります。今回の金額はご参考までにお願いいたします。

 

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修復のご相談、お待ちしております。

 



アンティークファニチャーパンカーダ
パンカーダ家具修復工房

 

東京都目黒区緑が丘2-5-13
TEL:03-5701-7380
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp
12-18時(水曜定休)
*納品などで不在の場合がございますので、ご来店の際はウェブサイトをご確認下さい。
 

4月の庭でアンティーク家具はいかが

とても寒かった冬がようやく終わり、すっかり暖かくなりました。


風もなくお天気の良い日には、外で寛ぎたくなる気持ちがでてくるのがこの季節。


「ピクニックでも行こうかな」とそわそわ嬉しい気持ちになってくるのではないでしょうか?



Garden in England


さて、この「ピクニック」、どういう意味なのでしょうか。

英語で「Picnic」と書き、語源はフランス語の「pique-nique」から。
「摘まむ」という意味の「piquer」と、「ささいなもの、つまらないもの=ちょっとした食べ物」を意味する「nique」が組み合わされてできた言葉です。

ということで、どうやら「ピクニック」の始まりはフランス。記録としては13世紀とも、17世紀ともいわれています。

フランスで生まれたピクニックが英国に伝わったのは18世紀半ばころといわれています。本格的に人気になったのは、19世紀半ば頃から。




大英帝国はヴィクトリア朝の豊かな時代となっていましたので、各地に鉄道が開通し、人々は気軽に郊外に出かけ、食べ物や飲み物を持って日帰り旅行を楽しむようになりました。


Paddington railway station in London by Francis Holl after William Powell Frith
ublished by Henry Graves & Co, London, 1866 (Public Domain)


召使を連れて馬車で移動する貴族だけでなく、中産階級もピクニックを多いに愉しむことができるようになった、ということです。

その頃の絵画を2点ご紹介いたしましょう。




英国に生まれ、後にアメリカに渡り、ヨーロッパの風景画を発表し続けたThomas Coleによる1846年作の1枚。

 A Pic-nic Party 1846(Detail) by Thomas Cole(1801-1848)



フランス人で英国に移住した画家、James Tissotによる1876年作の1枚。

Holiday(The Picnic) by James Tissot(1836–1902)



もし遠出が不安な時は、小さめのオケージョナルテーブルとウィンザーチェアやスツールを庭やテラスに出して、ピクニック気分を味わってみるのはいかがでしょうか。

 



ピクニックの演出に最適なアンティークのバスケットを添えても素敵。





柔らかな陽ざしの中、瑞々しいグリーンとアンティーク家具とのコラボレーションを愉しむのも、春の醍醐味かと思うのですが、いかがでしょうか。







by N
 

緑ヶ丘の街角トラットリア

自由が丘駅からパンカーダに向かう途中の角に、小さなトラットリアがあります。



古い戸建てを改装したと思われる渋い外観。



店名は「Trattoria motomu.N /トラットリア モトム・エヌ」。
こじんまりとした清潔な店内は、外からの光に溢れ、居心地のよい空間です。



今日はランチセットを頂いてみました。



思わず歓声をあげたくなる前菜盛り合わせ。
豚肉のゼリーよせ、パテ、ホタルイカ、フルーツサラダ等々・・・。
それぞれの味が際立つ美味しさです。




選べるパスタはゴルゴンゾーラのアラビアータ、ショートパスタにしてみました。
(イカ墨のスパゲティもありました)歯ごたえと香りに、プロの技を感じます。



自家製フォカッチャ、食後の飲み物もセットされています。


テーブル席とカウンター席がありますので、お一人様でもカウンター席でゆっくりできるのは嬉しいポイント。




それほどかしこまらず、手軽に美味しい物を食べたいときにぴったりのトラットリアです。


パンカーダにお越しの際に訪れてみてはいかがでしょうか。




Trattoria motomu.N (トラットリア モトム・エヌ)
東京都目黒区緑が丘2-17-15 
TEL:03-6421-1811

オフィシャルインスタグラム
https://www.instagram.com/trattoria_motomu.n/
*詳細は直接お問い合わせください。

 

 

byN

東京都 H様 シャンデリア納品

H様のご自宅は、パンカーダからほど近い、閑静な住宅街の中にたたずむゆとりある邸宅です。

 

 

今回はフランスアンティーク、インペリアルスタイルのシャンデリアを納品させて頂きました。

 

 

 

 

お納め場所は、お庭から差し込む溢れる陽ざしが印象的なダイニングルーム。

 

 

ホワイト系の床材とゴールドの飾り棚は、日本ではなくどこか遠い異国を思わせ、数々のコレクション品と共に唯一無二の空間となっております。

 

 

その空間の仕上げとして、当店からインペリアルスタイルのシャンデリアを納品させて頂きました。

 

 

きらめくプリズムが印象的なシャンデリアは、昼間はきれいなフォルムをお楽しみ頂けますし、夜には天井への映り込みがドラマティックに空間を彩ることでしょう。

 

 

H様、この度は誠に有難うございました。

またのご来店を心よりお待ちしております。

 

by S&N