
「本と一緒に化石を楽しもう」6 メガロドン
おはようございます。ふぉっしる店長です。
眠い・・・・・・。
最近、常に忙しく、目の下のクマがとれません。
「本と一緒に化石を楽しもう」第6回目。
今回は、この本をピックアップ!

先カンブリア時代から第四紀までの、海の生物をひたすら紹介している本です。
特に、各時代の"覇者"にスポットライトが当てられています。
板皮類やモササウルス類、クジラ類、そしてサメ類を中心とした軟骨魚類など、
海での強者の変遷がわかります。
今回は、この生物に注目します。
謎多きトッププレデター、メガロドン
史上最大とされるサメです。
巨大なサメだったということはわかるものの、歯以外の化石は発見されていないため、
全身像は謎に包まれています。
歯の化石だけでも、恐ろしさ満点!
長さ10cm超の大きな歯がたくさん見つかっており、
歯の縁は鋭く、しかも鋸歯が並んでいます。
メガロドンには絶対に遭遇したくないと思える形です。
当店にも、そんな恐ろしいメガロドンの歯があります。
- しかも奇形のメガロドンの歯

- きれいな三角形のメガロドンの歯。
縁には鋸歯がずらっと並んでいます。
正面ではわかりませんが、横から見ると、歯が大きく反っているのがわかります。 
- 仕入れ元によると、奇形とのこと。
なかなか面白い歯です。
角のような四放サンゴ
こんばんは。ふぉっしる店長です。
現在、看板犬(妹)が換毛期の真っ最中です。
靴下をはいていると、抜け毛がくっ付いて真っ白になります。
9kg弱の小さい体のどこにこれだけの毛が生えているのかと、びっくりします。
今回、紹介する商品はこちら!
- 角のような形の四放サンゴ

- デボン紀の四放サンゴです。
角にそっくりな形をしています。
四放サンゴのうち、単体で生活していた種類に典型的な形です。
同じ四放サンゴでも、群体で生活していたものとは、全く違った雰囲気です。
「horn coral」とも呼ばれる単体の四放サンゴ、おひとついかがですか?
「本と一緒に化石を楽しもう」5 ニッポニテス
こんばんは。ふぉっしる店長です。
本日2回目。
よく野菜をいただくご近所さんに、お返しにサクランボを持って行ったら、
帰りに野菜をいただきました。
またお返しをせねば・・・・・・。
「本と一緒に化石を楽しもう」第5回目。
今回は、この本をピックアップ!
古生物や、古生物たちが生きていた時代背景について、地質時代ごとに紹介する、
通称「黒本」の第7巻です。
主に白亜紀の前半についてまとめた1冊。
アジアの恐竜や古生物が数多く登場します。
今回は、この章をご紹介!
「4 "名脇役"たち」
異常巻きアンモナイトなど、白亜紀に生きていた軟体動物を紹介している章です。
ここで最も大きく取り上げられているのが、写真のページにも載っているニッポニテス。
日本を代表する異常巻きアンモナイトです。
ソ連(現ロシア)の研究者が北海道を訪れた際に、
「ニッポニテスを譲ってほしい」
と言ったところ、もち主は
「北方領土と交換なら」
と返したというエピソードも紹介されています。
そんな、北方領土と同等の価値のある(?)ニッポニテス。
当店には残念ながら化石はありませんが、フィギュアがあります。
- 軟体部付きのニッポニテスフィギュア

- 複雑にカーブを繰り返す殻だけではなく、軟体部まで再現されたフィギュアです。
腕の中心にある顎器まで再現されています。
殻は生きていた時をイメージしてカラフルに塗られています。


