「本と一緒に化石を楽しもう」6 メガロドン | 化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常

「本と一緒に化石を楽しもう」6 メガロドン

おはようございます。ふぉっしる店長です。
眠い・・・・・・。
最近、常に忙しく、目の下のクマがとれません。

「本と一緒に化石を楽しもう」第6回目。
今回は、この本をピックアップ!

 

 

先カンブリア時代から第四紀までの、海の生物をひたすら紹介している本です。
特に、各時代の"覇者"にスポットライトが当てられています。
板皮類やモササウルス類、クジラ類、そしてサメ類を中心とした軟骨魚類など、
海での強者の変遷がわかります。
今回は、この生物に注目します。

謎多きトッププレデター、メガロドン

史上最大とされるサメです。
巨大なサメだったということはわかるものの、歯以外の化石は発見されていないため、
全身像は謎に包まれています。
歯の化石だけでも、恐ろしさ満点!
長さ10cm超の大きな歯がたくさん見つかっており、
歯の縁は鋭く、しかも鋸歯が並んでいます。
メガロドンには絶対に遭遇したくないと思える形です。

当店にも、そんな恐ろしいメガロドンの歯があります。

しかも奇形のメガロドンの歯
きれいな三角形のメガロドンの歯。
縁には鋸歯がずらっと並んでいます。
正面ではわかりませんが、横から見ると、歯が大きく反っているのがわかります。
仕入れ元によると、奇形とのこと。
なかなか面白い歯です。