化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -63ページ目

大きなレンズをもつ三葉虫

こんばんは。ふぉっしる店長です。
もうすぐ確定申告ですね。
毎年この時期になると、準備が大変ですタラー

今回、紹介する商品はこちら!

大きなレンズをもつファコプス類
デボン紀の三葉虫モロコプスです。
複眼に大きなレンズが並んだファコプス類の三葉虫です。

ファコプス類の大きなレンズが隙間を開けて並ぶ複眼は、三葉虫だけではなく節足動物の中でも特殊です。
実はファコプス類の個々のレンズの下には少なくとも6個のレンズがあり、大きなレンズ1個1個自体が複眼のような構造をしているのです。
ファコプス類の複眼は光を感知する能力が高く、暗い環境で進化したのではないかと考えられています。

特殊な複眼をもつ三葉虫、おひとついかがですか?

今回のイラストは、↓のイラストをアレンジしたものです。

 

 

ちょっと変わった異常巻きアンモナイト

こんばんは。ふぉっしる店長です。
夜エアコンをつけて寝ると、のどが渇きます。
水を飲みたくても、看板犬たちに上に乗られて動けないことがままあります。
幸せな半面、不都合も多いタラー

今回、紹介する商品はこちら!

異常巻きアンモナイト、ホプロスカファイテス
ちょっと変わった巻きをしたアンモナイト、ホプロスカファイテスです。
ホプロスカファイテスは、最初は正常巻きアンモナイトと同じように平面らせん状に巻き、途中から巻きがほどけます。
上のイラストはホプロスカファイテスの復元図です。
化石では、特徴的な巻きがよくわかります。

ちょっと変わった異常巻きアンモナイト、おひとついかがですか?

不思議な棘皮動物カルポイド

こんばんは。ふぉっしる店長です。
今冬は特に寒いせいか、肌荒れがひどいです。
太ももまで荒れて、ズボンで擦れて痛いえーん

今回、紹介する商品はこちら!

変わった形のカルポイド
オルドビス紀のカルポイド、トラリシスティスです。
カルポイドは古生代に生きていた棘皮動物(ウニやヒトデの仲間)です。
生物の体は一般的に左右対称ですが、カルポイドは左右対称ではありません。
そして棘皮動物の体は五放射相称ですが、カルポイドは五放射相称でもありません。
上はトラリシスティスの復元図です。
とても不思議な形をしています。
そして、生態も謎という不思議だらけの古生物です。
化石では、この不思議な形がよく残っています。

摩訶不思議な棘皮動物、おひとついかがですか?