化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -62ページ目

変わったコウイカの甲

こんばんは。ふぉっしる店長です。
看板犬(姉)は、人間でいえば90歳近いおばあちゃん。
最近、家の階段を上れなくなりました。
階段の1段目に乗せれば自力で上っていくので、正確には家の階段を上るのを思いっきりためらっているだけですが。
このまま放っておくと足腰がどんどん弱っていくので、散歩で意図的に階段(歩道橋とか)を上ることにしました。
外では全くためらわずに階段を上ることができます。
足腰がこれ以上弱くならないように気を付けていきたいと思います!

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変わった形のコウイカの甲
始新世のコウイカ、ベロサエピアの甲の化石です。
コウイカは体の中に大きな甲をもっています。
そして甲の先端は種類によって異なった形をしています。
ベロサエピアは、背中側に向かって先端が突き出て、腹側に突起が広がっているのが特徴です。

ベロサエピアのイメージ図。
赤矢印で示した部分が化石で残っている部分です。

変わった形の甲、おひとついかがですか?

立派な魚竜の椎骨

こんばんは。ふぉっしる店長です。
早くも花粉症が本格化しています。
去年まではアレグラを飲んでいましたが、今年はアレジオンに変えてみました。
こっちの方が効いている気がします。

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魚竜の椎骨
ジュラ紀の魚竜の椎骨です。32個の椎骨が並んだ立派なもの。

魚竜は中生代に繁栄していた海棲爬虫類です。
四肢がヒレになり、背ビレと尾ビレをもつという、イルカによく似た姿をしていました。

イラストは、ジュラ紀のヨーロッパの海を泳いでいたステノプテリギウスです。

立派な椎骨の化石、おひとついかがですか?

今回のイラストは、↓のために描いたイラストをアレンジしたものです。

 

 

長鼻類ゴンフォテリウムの歯

こんばんは。ふぉっしる店長です。
大雪予報が出ましたが、どうでしょう?
この間のように外れてくれることを願いたいですお願い

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長鼻類ゴンフォテリウムの歯
ゾウ科ではない長鼻類ゴンフォテリウムの歯です。
咬頭(上に出っ張った部分)が2列に並んでいます。

長鼻類は、現生のゾウ科を含む大きなグループです。
ゾウ科のほかにも、マムート科(アメリカマストドンなど)やゴンフォテリウム科など、いくつものグループがいました。
ゴンフォテリウムは、そんなゾウ科ではない長鼻類のひとつ。
吻部が長く、上顎にも下顎にも牙がありました。

ゴンフォテリウムも現生のゾウと同じように長い鼻をもっていたと考えられています。
外見はゾウ科とあまり変わらないように見えますが、歯の形が大きく異なります。

上は、ゾウ科のケナガマンモスの歯。
上面が洗濯板のようにギザギザしています。

ゾウ科とはまったく違った形の歯、おひとついかがですか?

今回のイラストは、↓のために描いたイラストをアレンジしたものです。