化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -56ページ目

白亜紀・古第三紀キーホルダー

こんばんは。ふぉっしる店長です。
現在、フォトグラメトリを使って化石の3Dモデルを作っています。
最近、iPhoneのLiDARを使って3Dモデルを作り始めました。
LiDARでは三葉虫の細かいトゲがスキャンできなかったり、化石の底の方のへこんだ部分をうまくスキャンできなかったりと、現在のところ、フォトグラメトリの方がきれいな3Dモデルが作れています。
これからいろいろな化石でLiDARを試していきたいと思います。

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白亜紀・古第三紀キーホルダー
約6600万年前に起こった白亜紀末の大量絶滅をモチーフにしたキーホルダーです。
キーホルダーが本のページのように開くようになっており、白亜紀後期から新生代古第三紀暁新世前期までの化石の変化を順に追うことができるようになっています。
約6600万年前のページは金色になっています。

白亜紀末の大量絶滅は、生命史で5本の指に入る大きな絶滅だったと考えられています。
ティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜や、その他多くの生物が絶滅しました。

生命史の大事件が刻まれたキーホルダー、おひとついかがですか?

今回のイラストは、↓のために描いたものです。

 

 

殻をかみ砕くサメの歯

こんばんは。ふぉっしる店長です。
昨日今日と暑さが厳しかったですね。
当店の看板犬たちも、少し散歩をしただけでバテバテでした。
6月のうちからこんな暑さでは、来月、再来月はどうなってしまうのでしょうガーン

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噛み砕き用のサメの歯
白亜紀のサメ、プティコダスの歯です。
多く見られるサメの歯は歯冠が三角形をしており、縁が鋭くとがっています。
しかしこの歯は平べったい形をしており、一部が盛り上がっています。
二枚貝やアンモナイトを、殻をかみ砕いて食べていたのだろうと考えられています。

プティコダスは、現生のコモリザメに似た姿をしていたのではないかとも考えられています。

小山のように盛り上がったサメの歯、おひとついかがですか?

高さのある鎧で覆われた甲冑魚

こんばんは。ふぉっしる店長です。
現在、訳あってエアコンのない部屋で仕事をしています。
気温が高くなって、エアコンがないのがつらくなってきました。
今月末にはエアコンのある部屋に復帰できる予定。
熱中症にならないように気を付けます。

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甲冑魚プテリクチオデス
デボン紀の板皮類プテリクチオデスです。
デボン紀の良質な魚化石が多数産出することで有名なスコットランド産。
頭部と胸部の装甲、腕のような付属肢、そして体の後半部までよく確認できます。

プテリクチオデスの装甲は高さがあったと考えられています。

装甲がよく残った甲冑魚の化石、おひとついかがですか?