化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常 -55ページ目

デボン紀の魚化石いろいろ

こんばんは。ふぉっしる店長です。
看板犬姉(ラブラドール)は、現在換毛期真っ最中。
ブラッシングしては大量に毛が抜け、シャンプーしては大量に毛が抜け、乾かしては以下同文。
それでもまだまだ抜け毛が出てきます。
しかも、ラブラドールの毛は短くて太くて硬いので、全くまとまりません汗
ラブラドールの換毛期は本当に恐ろしいですガーン

先月から今月にかけて、魚の化石を定期的にアップしてきました。
今回はその中で、デボン紀の魚化石をピックアップしてご紹介します。

デボン紀は、顎をもった魚が生態系の上位に進出したり、魚の中から四足動物が出現したりと、魚にとってアツい時代でした。

1つ目の魚は板皮類プテリクチオデス
ダンクルオステウスやボスリオレピスと同じ板皮類です。
頭部と胸部を高さのある装甲で覆われ、胸部からは腕のような付属肢が伸びていました。
この化石では装甲と付属肢、そして化石では残ることの少ない体の後半部が確認できます。
2つ目は棘魚類ディプラカンサス
棘魚類は古生代の間だけ生きていた魚です。すべてのヒレの前にトゲが生えていました。
この化石ではそのトゲがしっかり確認でき、体を覆う細かい鱗までよくわかります。
3つ目は肉鰭類オステオレピス
四足動物への進化の起点に位置付けられているユーステノプテロンと同じグループに属する肉鰭類です。
体を長方形の鱗で覆われていました。この化石でもその鱗がはっきり確認できます。
最後はハイギョ、ダイプテルス
化石のハイギョとしては最初に記載された属です。
肺呼吸をすることができたと考えられる特徴が確認されています。
この化石では、鱗やヒレなどが確認できます。

今回紹介した化石はすべてイギリスのスコットランド産。
デボン紀の良質な魚化石がたくさん産出することで有名な産地です。

アツい時代の良質な魚化石、おひとついかがですか?

トゲだらけの魚

こんばんは。ふぉっしる店長です。
明日は海の日で祝日なんですね。
明日が休日という実感が全くありません。
思わず商品の梱包作業をしてしまいそうです汗

今回、紹介する商品はこちら!

棘魚類ディプラカンサス
棘魚類はすべてのヒレの前にトゲがある魚のグループです。
古生代末に絶滅しました。
この化石では、ヒレの前のトゲがよく確認できます。

ディプラカンサスはデボン紀のヨーロッパと北米に生きていた棘魚類です。
合計11本のトゲをもっていました。

トゲをたくさん持つ魚の化石、おひとついかがですか?

立派なモササウルス類の顎

こんにちは。ふぉっしる店長です。
いつまでも若いと思っていた看板犬(姉)も、齢12歳を超えて足腰が急速に弱りました。
踏ん張りがきかずに滑ることも多くなったので、動物病院の先生の勧めでトーグリップスを購入してみました。
爪に装着するタイプの滑り止めです。
これで改善してくれるといいなと思います。

今回、紹介する商品はこちら!

立派な歯が並んだモササウルス類の顎
白亜紀の海棲爬虫類モササウルス類の顎の化石です。
立派な歯が3本並んでいます。
しかも、顎の骨の中には生えかわり用の歯が2本入っています。

モササウルス類は、種類によって違った形の歯をもっていました。
下は、上の化石と同じような太く立派な歯をもっていたプログナソドンです。

生えかわり用の歯まであるモササウルス類の顎の化石、おひとついかがですか?