魚ばかり食べていたワニ
今日のニュース第2弾
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今日のニュース第1弾
コロンビアの新生代古第三紀暁新世中期(約6000万年前)の地層から,
クロコダイル型類のディロサウルス科のワニの化石が発見されました。
吻部が細くて長く,とがった歯ばかりが生えていることから,
魚だけを捕食する特殊化した食性をしていた
と研究者は考えています。
新属新種と考えられ,
Acherontisuchus guajiraensisと名付けられました。
鎧竜の赤ちゃん
今日のニュース第1弾
アメリカ合衆国メリーランド州の
中生代白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から
非常に幼い特徴をもつ鎧竜ノドサウルス類の
化石が発見されました。
周囲から卵の殻が発見されておらず,
非常に小さなノドサウルス類の足跡が発見されていることから,
胎児ではなく生まれたばかりの赤ん坊だと考えられるそう。
溺れて川の底に埋まってしまったと考えられています。
頭骨や肢がどのように成長していったかを
知る手掛かりになると考えられています。
また新属新種と考えられ,
Propanoplosaurus marylandicusと名付けられました。
鎧竜の幼体といえば,
ピナコサウルスの幼体の化石が恐竜博2011で展示されていますね。

デボン紀の捕食魚
今日のニュース
カナダの古生代デボン紀後期(約3億7500万年前)の地層から,
新種の魚の化石が発見され,
Laccognathus embryiと名付けられました。
L. embryiはシーラカンスや,
陸上四肢動物への進化途中にあったと考えられている
ティクターリクなどと同じ,
肉鰭類です。
幅広の頭部に小さな眼,そして大きく鋭い歯の並んだ強力な顎を
もっていたと考えられています。
海底に身をひそめて待ち伏せし,
獲物を襲って食べる捕食者だったと考えられています。
SceinceDailyに復元図が載っています。
こんなのには襲われたくないですね(^_^;)。