2月に入ってから、関東も雪が降る日が増えましたね
以前、雪が降ったつぎの日、私は埼玉で友人と会っていました。
そのときは友人のひとりが車で駅までむかえに来てくれて、5人くらいで車に乗って移動しました。
まだ道路には雪がだいぶ残っており、歩道に積もった雪が凍っている場所もありました
みんなでわいわいとおしゃべりをしていると、車を運転していた友人が、
「自分の車はスタッドレスじゃないから、今日は実家の車を借りて来たんだ
」
」と話しているのを聞いた私は、頭のなかで、
「えっ？！2月のこの時期にスタッドレスタイヤじゃないんだ
」
」とひとり驚いていたのですが、
本当の衝撃はその後のほかの友人たちの会話でした。
その会話というのが…
「実家の車はスタッドレスタイヤなんだ～すごいね
」
」「てゆうか、スタッドレスタイヤ持ってる時点ですごくない？」
「そうそう～普通持ってないよね
」
」私「………。
」
」その会話を聞いた瞬間、私の頭のなかは完全に思考回路がフリーズしました
それはなぜかと言うと…
栃木の田舎に住んでる私の地元では、家族がひとり1台車を持っているのが当たりまえで、
冬になったら全員、スタッドレスタイヤに変えるのが普通だからです
その日車に乗っていたメンバーは、みんな東京と埼玉に住んでいるひとばかり。
栃木県もいちおう北関東に入るのですが、住む場所がちょっと違うだけで、
「普通」や「当たりまえ」というのは変わってくるんだな～と感じました。
今回は、
住む場所がちょっと違うだけで「普通」や「当たりまえ」というのは変わってくる、
というお話でした。
住む場所がちょっと違うだけでも考えかたが違うのに、
さらに“年齢”や“性別”まで違ってくると、どうなるでしょう？
ひとはそれぞれ、それまでの人生で自分が経験してきたことをもとに目の前の出来事を判断しています。
「こうするのが当たりまえ」
「こうするのが普通」
という、“色めがね”をかけて世界を見ている、と言うとわかりやすいでしょうか？
先ほどのスタッドレスタイヤのおはなしだと、自分は、
「冬はスタッドレスタイヤに変えるのが普通」
という色めがねをかけていて、
ほかのひとは、
「スタッドレスタイヤに変えていないのが普通」
という色めがねをかけていたんですよね
ひとによってかけている色めがねは違うので「当たりまえ」や「普通」が似ていることもあるし、みんなそれぞれ違う場合もあります。
では、この色めがねを自分で変えることができるとしたら、どうでしょう？(^_^)
「人生は苦しいのが当たりまえ」
という色めがねをかけているひとが、
「人生は楽しいのが当たりまえ」
という色めがねに変えることができるとしたら？
「この世界は辛い」
という色めがねをかけているひとが、
「この世界は優しい」
という色めがねに変えることができるとしたら？
そしてどの色めがねをかけるかは、あなた自身が自分で選べるとしたら、あなたはどんな世界で生きたいですか？
あなたが住みたい世界を、自分で選んでも大丈夫(^_^)