こころ旅トレース in 秋田 2019 #1「にかほ市・渡れなかった沖合の岩の小島」 | Pacific231のブログ -under construction-

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O, Mensch! Gib Acht! Was spricht die tiefe Mitternacht?

2年前、2017年の夏に続いて、今年も「こころ旅トレース」に挑戦した。

取材(w)はとっくに済ませてあったのだが、ひと月近く経ってようやく記事にする踏ん切りがついた。

だって「今年の目標の一つ」って書いちゃってたもんね(笑)。

 

第1回目は7月2日放映の「にかほ市・渡れなかった沖合の岩の小島」編。

*黄緑のワク付きの小さな画像はTV放送の画面キャプチャ、ワク無しの画像は大小ともオリジナル撮影

 

 

  「ここ、この番組が始まった年に来たんだって」   (スタッフ) 「あー、このへんも奇麗だわ…」

 

スタート地点は元滝伏流水(旧・由利郡象潟町)。画像がぼやけているが、撮影日は気象条件の関係で霧が立ち込めていたからであって、ワタクシの腕が悪いわけではありませんw

 

「元滝伏流水」は、鳥海山系に浸透した雨水や雪解け水が、岩肌から滝となって湧き出している場所。

ここで伏流水から表流水に変わっていることになる。湧出量は一日あたり約5万トンとのこと。

 

 

 

 

  元滝伏流水駐車場から一行はスタート、老人保健施設や象潟病院の前を下っていく。

  この一帯にはグループホームなどもあり、旧象潟町の福祉保健ゾーンとなっている。

 

 

  監督 「これ左でーす」 火野さん 「OK♪」    「きょうはお弁当ですって。左に入る?」 監督「ハイ」

 

  県道131号(鳥海ブルーライン)から金浦温泉方向へ左折。

 

  ちょっと寄り道。栗山池公園でお弁当タイム。

 

 

  「ほれ、うなぎとお肉、たけのこ…いいねえ」     Bカメチームも入って全員でお昼、いいなあ…

 

 

  栗山池公園の一画。ここが全員でお弁当を食べた場所です。ちなみにこの一画の名前は・・・

 

  ホントに 「お弁当の広場」 というみたいですwww

  このGoogleマップ情報が昼食場所選定の決定打となったのかな?なんて想像したりして。

 

ちなみに今回のトレース旅を決行するにあたっては、録画ビデオを何度も見たうえで、Googleマップとストリートビューで徹底的にイメージトレーニングを積んだうえで臨んだ。(←アホか)

したがって2年前のトレース旅より正確度は格段に向上している……はずであるw

 

 

 

  「海見えた~、日本海~♪ こんにちは!」      「洗釜……なんかこの景色おぼえてるぞ」

 

ようやく見えてきた日本海。基本的にフロントガラス越しの撮影なのでやや不鮮明(汗

 

火野さん、「あっちのほうへ入ったことある。うん、あるある。こーう走っていったんだ」

毎年全国津々浦々を走り回っているのに、8年も前に1回通っただけの場所を憶えているとは、火野さんの記憶力にあらためて驚かされますねー。

 

 

   監督 「坂道の準備をお願いしまーす」        火野さん 「どんな準備やねん…」

 

国道7号に上る手前のカーブ。写真は国道橋梁の歩道から、Bカメとほぼ同じポジションで撮影。

結構な高さがあって足がすくみ、お尻のあたりがゾワゾワーっとなりました…叫び

 

 

  「なかなか手ごわいな」                  トレースするほうも手ごわかったデス

 

 

 

  「あれ飛島だ!」 叫び声をあげる火野さん      「前行った! トビシマカンゾウとかっていう花…」

 

真っ平らな飛島。地理上はにかほ市象潟のほぼ真西に位置するが、行政区画では山形県酒田市に属する。火野さんの言う 「トビシマカンゾウ」 とは、高山植物のニッコウキスゲが海辺の環境に適応したもので、飛島で発見されたことからこの名称が付けられたとのこと。

 

 

 

  「出たぞ、出たぞ小砂川…後ろは?」 「OK!」    後方確認して国道7号から2時方向の市道へ

 

小砂川の古い町並みを行く。実はこちらが元々の国道で、分岐点を直進する道は小砂川バイパス。この辺りは黒い瓦葺きの家が多い。目的地まであとひと息。

お手紙の案内には、「駅を降りて、国道を横切ると旅館の先に海が開けて、鳥海山の噴火と共に出来たという奇岩怪石が正面に現れます――」 とあった。その旅館を目印に進む。

 

 

  「旅館! 怪しいな」                     「これ右だね。旅館だもんな」

 

  小砂川駅前にある松本旅館。とうちゃこ地点の四阿(あずまや)はこの旅館の裏手にある。

 

 

  「あずまや発見~! おてまみの…」          「かはっ、高っ!」 ビビる火野さんカワユスw

 

  旅館裏手の遊歩道。途中まで車も入れる。

 

  海に突き出した細い断崖の上に四阿がある。今回のとうちゃこ地点。

  投書子の「こころの風景」はここから見下ろす沖の島や 千貫岩などの岩の小島。

 

 

  「一緒でしょ? 写真がこれで…」 (沖の島)     「これか! あれだ、ほら出っ張りが…」 (千貫岩)

 

  収録日は海が大荒れだったが、トレース日の波は穏やか。四阿から見下ろす沖の島――と、

 

  反対側に見える千貫岩。極力放映と同じアングルで撮るように心掛けたが、ビミョーに違う。

 

実は監督が歩いて行った杣道も歩いてみようと思ったが、想像以上に危険な道で、1m足らずの道の両側は切り立った断崖w。身の危険を感じてやめにした。あれでは火野さんがビビるのも無理はない。

 

 

最後はお手紙を読む火野さんと・・・

 

誰もいない四阿、誰もいない海。

 

 

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