こころ旅トレースの二回目。7月15日の記事と順序が逆になってしまったが、今回は秋田県の旅の初日をトレースしてみた。649日目（7月4日放映）、「大仙市・羽後長野駅とすぐ近くにある農協の倉庫」編。
はたと困ったのは、テレビて1回見ただけだったのでスタート地点がどこだかよく分からなかったこと。田沢湖畔なのは間違いないが、上から見下ろす感じだった。はてどこだったのか。
あれこれ考えた挙句、たぶんここじゃないかと一応二ヵ所ほどアタリをつけて行ってみた。自信はなかったのだが……。
最初に行ってみたのは「潟前山森林公園」という場所。たつこ像のある潟尻地区から湖畔を離れるように少し下ると、右手に細い登坂路がある。曲がりくねった急坂を登っていくとキャンプ場や小公園があり、さらに登ると公衆トイレ（w）と駐車場。そのすぐ上に管理棟があって、その横が展望台になっていた。放映で記憶に残っていた木の柵もある。
幸運にもどうやら一発目で当たったみたいだ。これで旧スイス村の跡地まで行かずに済んだw
のちに各所のブログやインスタなどで確認したが、火野さんはここの木のベンチに座ってお手紙を読んだようだ。上の写真は知らずにそのベンチに上がって撮ったもの。もちろん靴はちゃんと脱いで上がりましたぉ。
山道を一気に下り降りる。このあたりも放映の最初のほうにあったはずだ。
途中の田んぼで火野さんは尻尾の残ったカエルを捕まえていたが、もちろん場所は分からない。何となくこの辺のような気がするので一応写真を撮っておいたw。
すぐ105号線に出るが、国道バイパスを延々走るはずはないので旧道を選ぶ。潟前山からこのあたりまでは旧西木村になる。キジのつがいに遭遇した場所もはっきりしないが、このへんだったような気がする。（頼りなくてすいませんw）
角館に入り、武家屋敷通りをゆっくり進む。ここは好きな街で土地鑑もあるので、一行がどのコースを通っていったかよく分かる。
一行が昼食をとった中華料理店。「祐楼」と書いて「ユーロ」と読むらしい。うーん微妙w。
駐車場が空いていたので、少し早いが私もここで昼食にする。
火野さんの昼食シーンは私は見なかったが、朝版で放映されたようだ。お店の二階で火野さんに倣って冷し中華をいただく。冷し中華にしては高級な感じだった。料理の写真は遠慮して撮らなかったけど、階段近くに下（↓）のようなものが飾ってあったのでパシャリ。
初めて通る細い道をしばらく進むと突き当りに市営住宅団地。この風景もトレースの手掛かりになった。このあたりで火野さんは上品な中年女性に声を掛けられていた。
「前にお会いしていますよね。中野で」、「えっ、東京の？」といった会話を記憶している。
105号線に出て玉川の岩瀬橋を渡る。一行もこの橋を渡っていた。ここまでが仙北市（旧角館町）、ここから大仙市（旧中仙町）になる。
目的地に近づいた。再び旧道に入る。火野さんはこのあたりで口うるさいオバハン 明るく元気な女性につかまっていたw。
ここで農協倉庫は移転してしまったとの情報を得る。
移転先の農協倉庫。「中仙町」の文字がそのまま残っている。旧倉庫はかつては駅正面にあったが今は更地になっていると教えられ、一行は再び駅方向に戻る。
踏切を渡る直前、新幹線が通過。車窓越しに慌てて撮ったのでヒドイ写真になっているw。火野さんも駅近くで新幹線に遭遇していたのでイメージの重ね合わせということで。
羽後長野駅の駅舎。当然だが当時に比べて新しくなっている。
投書子の「こころの風景」はここの斜向いにあったらしい。「とうちゃこ」である。
更地になってしまった旧農協倉庫跡地。火野さんはここに座って再びお手紙を読んだ。
何ということのない風景だが、「こころの風景」は人それぞれの記憶の中にある。観光地や名所旧跡より、こうした何気ない風景のほうが感情移入できるような気がする。
田沢湖畔・潟前山からここまで実に29キロ。火野さんにとって久々のロングツーリングだった。翌日の寒風山～滝の頭水源の旅で脚に来ていたのも仕方ないかも。本当にお疲れさまでした。
さて#1で「四日分全部やるつもりはない」と書いたけど、地元から一番遠い羽後長野編をやってしまったので、県北部の残り二日分をやらないわけにもいかないなと思い直した。
実はすでに「取材」も済ませてあったりして。
あと二日分、「音楽夜話」の合い間に小出しにしていきますw
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