大切なことほど「視点」を変えてみる。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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先日、知り合いから勧められてこの本を読みました↓

 

 

樹木希林さんと内田裕也さんの長女である内田也哉子さんと、

脳科学者の中野信子さんのお二人の対談形式で構成されているのでとても読みやすい。

目次から少しだけ抜粋すると…内容はこんな感じ↓

(目次の項目が多かったので割愛しています)

プロローグ「家族のカタチ」 
はじめに 晒された家族 内田也哉子 

第1章 What is Family!? 
  アホウドリのカップルの三分の一はレズビアン
  みんなが存在すると思っているから存在する
  血のつながりは大事なのか   など

第2章 毒親、不倫。そして私たちの結婚 
  「いい人たち」の結束についていけない
  選べるのなら「会話のない親」より「ケンカの絶えない親」
  同調圧力のゲームからそろそろ自由になりたい   など

第3章 出産、子育ては女が担うものなの? 
  日本の母親は誰しも毒親予備軍
  脳が子育てに適した状態になるのは四十代
  母親がお腹を痛めない出産   など

第4章 女をやめたくなったことある? 
  九十九人の絶賛より一人の攻撃が堪えてしまう
  脳は環境でモードが変わる
  羽生善治と藤井聡太が目をつぶって話す理由  など


第5章 イエ制度と夫婦別姓とドラッグと 
  結婚と「姓」
  イエ制度とパトリアとオキシトシン
  イエは貧しい国の子育てユニット  など

第6章 What is Happiness!? 
  幸せのカタチを微分で知る
  親しい人にだけイラッとする
  「美しさ」と「正しさ」は脳の同じ領域で判断する  など

おわりに 脳科学から見た家族  中野信子 
ただ一緒にいるだけじゃダメなのか?

目次も含め、動画などもこちらのページから見ることができます↓

 

 

「家族」をテーマにしつつも、

一人ひとりの「生き方」とか「在り方」にまで踏み込んだ深い内容。

それでいて、也哉子さんの素朴な疑問な感想から「問い」が始まっており、

それを中野さんが脳科学的に(時にご自身のエピソードを踏まえながら)説明していくので、

一気に読めてしまいます。

(中野さんが科学を扱う研究者でありながらも、

「科学でわからないことはまだわかってないだけである」というスタンスも私的に心地良い。)

 

その中でも私が特に印象に残ったのは中野さんのこの一言

(きっと読んだ人それぞれに心に残る部分は違うのだろうし、それだから良いのだと思う)。

大切なのは、相手が自分にリスペクトと好意を持っていてくれると信じられることだと思う。

私も含めて、多くの人が

「相手“を”リスペクトする」

「相手“に”好意を持つ」ことにフォーカスしてしまいがちだと思うのですが、

中野さんのおっしゃる

「相手が自分にリスペクトと好意を持っていてくれる」ことを信じるというのは、

究極の「信頼」なのだということに気づかされました。

 

それに「相手を信じられない」って

本当は「相手」に問題があるのではなく、

信じられない「自分」に課題があるのだと思うから。

うーん、まだまだ反省することばかり!!

 

読み終わった後に、

「じゃあ自分なりの「在り方」は?」

「自分にとっての「幸せの定義」は?」

と考えてみたくなる、そんな一冊でした。

おススメです。

 

 

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