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ぱちここと柏木むつきです。
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最近の職場では組織を創る際に「適材適所」という視点を取り入れ、
「○○さんはこれが得意」
「△△さんは※※ができる」
ということが以前より評価される機会が多くなったように思います。
学校現場も同じことで、
いわゆる生徒指導が得意な先生、
いわゆる生徒会活動が得意な先生、
いわゆる進路事務が得意な先生…。
手先が器用な先生や、集会の進行が上手な先生、行事のしおりを作ることが好きな先生もいます。
もしかしたら、
そんな視点から分掌や分担が決まることも多いかもしれません。
もちろん得意を活かすことは素敵なことですし、
得意を活かせる社会も素敵なことだと思います。
でもその一方で、
「何もできない私は役立たずだ」
「突出した「得意」がないなんて中途半端な自分に落ち込む…」
そんな声も在るように思います。
究極「できないことはだめなこと」。
そんな風潮が拡がってしまうのではないか…とも思ってしまうのです。
私はもっともっと「弱さ」でつながる社会を創りたいと思っています。
できないことを笑って話せる社会。
「実は私も苦手なんだよね」と共有し合いながら生きていける社会。
「できないことがあって良いんだ」と誰もが安心できる社会。
「らしくなくて良いんだ」「弱くても良いんだ」と誰もが思えることで、
そんな「弱さ」でつながる社会はきっと「強い」と思う。
このブログでも何度か書いているのですが、
「弱さ」をみせられることは「強さ」だと思います。
「弱さ」を知っている人は「強い」人なのだと思います。
「弱さ」でつながる関係は、
きっと温かく、そして優しい、そんな関係なのだと思うから。
安心して「弱く」なりたいですね。
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