「ひとり」だからこそ「ひとりじめ」しない。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、YOU(あなた)とYOU(あなた)を繋ぐYOUKYOUカフェを主宰しています。

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ぱちこと柏木むつきです。

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(YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)

 

「いつどうなっても良いように…」

実は新任で採用された当初から、私がずっと考えてきたことです。

 

養護教諭として採用されたその年から、

いつか異動する時のことを考えて仕事をしていました。

 

異動する時のことを考えて、

保健室の片づけをし、書類の整理をしていました。

備品や消耗品の一覧を作り、カタログには付箋をつけて。

パソコンの中のフォルダもちょこちょこ整理。

時間がある時に、不要なものをまとめては大掃除。

誰が見ても、どこに何があるのかが分かるように目印をつけていましたし、

中学校だったので、委員の生徒たちにも大まかにどこに何があるかを伝えていました。

職員室の救急セットも暇さえあれば整理整頓。

「最後の一個を使った先生は教えてくださいね!」の一言も忘れずに(笑)

 

(その時にこのハンコがあれば…!このハンコに言わせたのに(笑))

 

 

そのおかげで、本当に退職する時の準備にかけた時間は少なかったように思います。

そして何より、「異動」を見据えて準備していたおかげで、

出張や急な休みで不在にしていた時にも気持ちが楽でした。

 

「自分がいないと保健室が機能しない…」

と思ったことはほとんどなく、

「私がいなくても皆さんを信頼しているので安心」

という気持ちが強かった。

 

もちろん、「皆さん」の中には生徒も含めて。

私にとって生徒は本当に頼もしい「仲間」でしたから。

私は「仲間」とともに歩いてきた養護教諭だったと思っていますし、

「仲間」のおかげで「養護教諭になれた」と思っています。

(このお話もまた別の機会に…)

 

 

 

「ひとり」だからこそ「ひとりじめ」しない。

 

自分一人で抱え込むことが「専門家」ではないと私は考えています。

それは自分の責任を放棄することでも決してなく、

周りの人と手を携え合える関係を創ることが、「専門家」としての責任なのだと私は考えます。

プロとしての姿勢を問われるのであれば、

ぐっと握りしめた手の中に「専門」や「肩書き」を握りしめるのではなく

ふわっと手を開くことが大事だと私は答えます。

 

手を開けば、

誰かと手を繋ぐこともできるのだから。

 

 

肩の力を抜いて、もっと「自分」のままで。

 

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