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加湿器が手放せない季節になりましたね。
そこで今話題の加湿機能付きエアコンってどうなの?
と疑問を抱いてる方の参考になるよう、あくまでも個人的見解ですが述べさせていただきます。
現在国内で販売されている加湿機能エアコンはダイキンのうるさらとパナソニックのエオリアの2つだけです。
加湿エアコンといえばダイキンの代名詞でしたが、今年ついにパナソニックからも発売されました。
同じ20畳タイプを比べてみましたが、それにしてもこの価格差は何なのでしょうか…
ではさっそく結論から、
加湿機能付きエアコンに
過度の期待は禁物です。
いわゆる一般的な加湿器並みの効果を期待して購入したら、後悔する可能性が高いです。
その理由は加湿量です。
例えば楽天で上半期加湿器ランキング1位を獲得したこちらの商品
1時間あたりの最大加湿量は約550mlとなっています。
ではダイキンの加湿エアコンはと言いますと
20畳タイプで850mlと記載されています。
この数値だけを比べたら、加湿エアコンすごい!となるのですが、話はそう単純ではありません。
条件として、上のほうに(風量「5」時)と書いてります。
エアコンの風量MAXで長時間使うことってあります?
うちは普段強くでも「2」くらいですよ…
そして一番下には
※外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません。
※外気相対湿度が20%低下すると加湿量は20%低下します。
との記載が。
要するに、外の湿度が低い時は加湿能力落ちますよ、ということです。
いやいや、乾燥してる時こそ加湿してほしいんですけど…
ではこの加湿量850mlという数字、外気相対湿度は何%の時の話?ってなるわけです。
湿度なんと約86%時だそうです。
(カタログにちゃんと分かり難く記載されています。笑)
東京の冬の平均湿度って40~50%程度ですよ。
ということは加湿量も40%くらい低下しますし、さらに風量を「2」で運転してたら…
1時間あたりの加湿量は200mlくらい?(これはあくまでも推測)
ダイキンはどんだけ有利な条件で実験してるんですかね、これじゃ勘違いする人続出です。
しかもこの程度の加湿量なのに電気代はバカ高い。
(加湿機能1時間あたり最大約38円)
このおかげでダイキンの加湿エアコンはネット上でかなり評判が悪いです。
私も当初はこの加湿機能を過大評価してました。
しかし1年使ってみて真実が分かりましたね。笑
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ここまで文句ばかり言ってきましたが、最後には少し良いことも。
例えば外気導入(しかし音はうるさくなる…)してくれますし、雪の積もる地域は冬でも外の湿度が80%超えることも多いのでそこそこ加湿もしてくれます。
また加湿器と違って給水する必要もありません。
とはいえやはり冬に乾燥する地域の方にはオススメできませんね。
結果、素直に加湿器に頼るのが一番です。
またそれ以外にも浴室の湿気を利用したり、部屋干ししたりと、暮らし方次第で湿度はある程度調整できます。
パナソニックのエオリアついては詳しく調べてませんが、おそらくダイキンと同じなのかなと…
皆さんのエアコン選びの参考になれば幸いです。
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