築52年の中古住宅購入し、リノベした記録です。
これまでの話はこちらから。
以前このような記事を書きました。
ダイキンのうるさらX(我が家はうるさら7)は、加湿と換気が出来る珍しいタイプのエアコンです。
しかし、ネット上ではこの加湿機能が微妙と、あまり評価は良くないようです。
加湿器並みの加湿量をうるさらXに期待して購入した人が、思ったより加湿されないと不満を抱いてる様子です。
というこで我が家の実験データをアップしてみたいと思います。
当日の気温や湿度
この日は今年一番の寒さで、実験を開始した21時台は外気温1.5℃
外はみぞれから雪に変わり、湿度は86%
積雪のある地域では外はこれくらいの湿度になります。
ちなみに同じ時間の東京は湿度45%
ではさっそく実験データを公開。
部屋の広さや断熱性能は過去の記事をご参考に。
この日の室内湿度は40%前後。
いくら外が86%の湿度でも、エアコンで暖房しているとこれくらいの湿度になりますね。
21時に加湿モードON
設定湿度は50%
風速は常にしずか(最弱)にしていますが、風量を上げると加湿量も多くなります。
そして1時間経過。
データを見てわかる通り、ほぼ湿度変わってません。笑
こりゃ不満も言いたくなります。
この温湿度計使いました。スマホと連動し便利。
22時から加湿モードを美肌に切り替え。
その後すぐに湿度が上昇します。
30分程度で湿度45%に到達。
しかしここで想定外の出来事が。
妻がリビングで洗濯物を干し始めます…
そうすると湿度は58%まで急上昇。
ある意味よい実験になりました。
では続いて電気料金。
この日エアコンは24時間フル稼働。
外出や就寝に合わせて設定温度を変えています。
そして加湿実験を始めた21時台。
他の家電も含めてますが、1時間あたりの消費電力は約1.2kWhで31.8円
(我が家は楽天でんき、基本料金なしで電気単価は26.5円)
同じ設定温度で加湿OFFにしてると1時間あたり約0.8kWhなので、
その差は0.4kWh、電気代にすると10.6円
要するに今回の条件下では、1時間あたりの加湿にかかる電気代は約10円
これを高いとみるか安いとみるか、それは人それぞれかと…
ただこのうるさらXは外の湿度が低いと、加湿能力も落ちます。
(当たり前といえば当たり前ですが…)
なので不満を抱いてる方は太平洋側など、乾燥が厳しい地域の人ではないかと推測します。
【結論】
積雪のある地域では、それなりに加湿してくれるが過大な期待は禁物。
乾燥する地域ではこのエアコンだけでの加湿は厳しい。
洗濯物をリビングで干す、が最強。
ということで前回の記事「うるさら最強説」は「洗濯物が最強説」に訂正いたします。
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