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ご覧いただきありがとうございます。

一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。

自己紹介はこちらから

 

 

 

壁紙選びって家づくりの中でも、特に楽しいですよね。

クロスのカタログを見始めると、種類が多すぎて決められなくなります;

 

日本の住宅で一番使われている壁の仕上げが、「ビニールクロス」です。

 

 

しかし今回は「板張りの壁」について書いていこうと思います。

 

 

板張りと言ってもその種類は多く、

塗装や板の張り方も組み合わせたら、ほんと無限大ですね。

 

 

なので板張りの壁は、

家にオリジナリティ出しやすいポイントでもあります。

 

 

 

まずはパイン材羽目板(はめいた)の無塗装仕上げ。

 

低コストで気軽に温もりのある空間が作れます。

スウェー〇ンハウスさんなどが、内装でよく使っているイメージです。

 

天井、壁、床まで全て板張りにするとログハウスのようなテイストになります。

 

 

 

 

 

こちらは杉板のヘリンボーン(フレンチヘリンボーン)張りの壁。

 

西海岸スタイルやサーファーズハウスでは定番ですよね。

インパクトが強いので壁の一面だけでも、十分なアクセントになります。

 

 

 

材料はそこまで高くないのですが、

施工が大変なので、追加費用は間違いなく発生すると思います。

 

事前に相談してみてくださいね。

 

 

 
 

 

 

ヴィンテージスタイルには欠かせない、古材仕上げの壁。

 

その名の通り色あせたりした古い板材です。

 

古い材料だからと言って、決して安いわけではありません…

近年人気で古材の価格はどんどん上がっています。

 

レトロな家具やインテリアを合わせたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉板の横張りをホワイト塗装で仕上げました。

 

木目が見えないくらいのべた塗りです。

一言に塗装と言っても木目を出すか、出さないかで雰囲気は大きく変わってきます。

 

スタイルに合った塗装を施すことで、インテリアの完成度を高めます。

 

 

 

 

 

ログウッドパネルというパイン材の壁。

 

最初に登場したのも同じパイン材ですが、板の幅や厚みが異なります。

 

無塗装のままでは明るすぎて、この空間には合わないので塗装しています。

床はオーク材、天井は杉板。

 

3種類の木材を使い分けています。

 

 

 

 

 

 

最後はうちで定番の貫(ヌキ)材のホワイト塗装仕上げ。

 

本来、ヌキは壁の内側に隠れる構造材料なのですが

それを室内の壁に張っていきます。

 

板と板の隙間を2mm程度空けることで、絶妙なラフ感が出ます。

 

様々なスタイルに合わせることでき、低コストなので使いやすいですね。

 

 

 

 

色々な板張りの壁を紹介してきました。

 

板張りと聞くと大幅なコストアップを想像すると思いますが、

パイン材の羽目板なら、ビニールクロスとの差額はそんなに大きくないはずです。

 

 

 

 

板張りの壁はもちろん、無垢材自体の使用を制限しているハウスメーカーもあります。

それ比べ工務店は柔軟な対応してくれるはずです。

 

自分に合った住宅会社をよく検討してくださいね。

 

 

 

 

 

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