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一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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古材ってご存じですか?
その名の通り古い材料のことなんですが・・・(そのまんま;)
例えば、解体現場から出てきたものや倉庫で何十年も眠ってた木材のことで
見た目は新品の木材とは明らかに異なります。
傷が付いてたり色あせしてたりと。
悪く言えば廃材
良く言えばヴィンテージ材
そんな古材ですが近年人気で、住宅や店舗などの内装に使われることが増えてきて私もこれまで何度となく使ってきました。
こちらでは玄関入って正面の壁に張ってみました。
塗装では出せない絶妙な色あせ具合がなんともかっこいいんです。
アートワークスタジオの照明も良い感じ。
クリアガラスのシェードにフィラメントLED電球の組み合わせです。
こちらは縦張り。
様々な種類の古材を混ぜているので印象的な仕上がりになりますね。
「古い材料だから安いんだよね?」
とよく思われがちなのですが・・・逆です!
新品の木材よりも高いんです;
なので全ての壁に古材を使うと膨大なコストがかかってしまいます。
でも古材をたくさん使いたい!
というあなたにちょっとした裏技を…
ネットやインテリアショップで買うとめちゃくちゃ高いので、材木屋さんなどに直接問い合わせて古い材料がないか聞いてみてください。
もしかしたら処分価格で手に入れられるかも・・・
好きな人にとっては貴重なヴィンテージ材ですが、一方では廃材扱いですので。
古材は壁に張るだけではなくて他にも色々と応用できます。
こちらはキッチンカウンターに使ってみました。(一般住宅です)
カウンターには通常であれば「集成材」という材料が使われることが多いですが
古材(足場板)で作るとなんとも言えない味が出ます。
レンガとの相性も抜群でした。
こんなカウンターで飲むお酒は美味しいに決まってます。
後ろにメーカーズマークが見えますね。
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