【2024.10.13-14】
 
久しぶりのロイ山行!
 
連休前にロイさんから
「東北の山でまったり紅葉山行でもどうですか」
と連絡があった。
紅葉、まったり山行という言葉に惹かれた。

三石山から八幡平を経由し
茶臼岳まで縦走しようというのだ。
 
そう言われても岩手の山はよく分からない。
三石山の名を聞いてもピンとこなかったが
「まったり紅葉登山」とのことなので
行程などあまり気にせず二つ返事を返した。
 
が、
 
待ち合わせなど詳細計画を詰め、
最後の最後になって
「コースタイムは12時間くらいです」
ときたもんだから参った。
 
12時間って、どこがまったり山行なのよ!
 
またやられた。
ロイさん基準の「まったり」とか「軽く」というのは全くあてにならないのだ。
今回は東北の山というのと紅葉登山ということで
それほどきついコースを想定しなかったのだが、甘かった。
まったり山行詐欺にやられてしまった。
 
いつもの如く「ロイめ〜!」とぶつぶつ文句いいながら
とりあえずロイさんが指定する茶臼岳登山口駐車場へと向かった。
 
13日の朝4時に茶臼岳登山口Pでロイさんと合流。
ここが縦走のゴール地点となるので
ロイさんの車をここに残し、
私の車でスタート地点の松川温泉へと向かった。
 
車の中の会話
私「12時間とか、全くまったりじゃねーじゃん」
ロイ「長めのルートを歩いておきたかったもんで」
私「だからまったりじゃねーじゃん」
ロイ「折角東北まで来たんだからしっかり歩きましょう」
私「ま、ま、まったりじゃねーじゃん」
ロイ「北アに比べたら物足りないくらいですよ」
私「まったりじゃねーじゃんよー(泣き)」
 
全く噛み合わない会話が続いたのだった。
 
松川温泉駐車場に到着し
ロングコースに備えてしっかり準備運動して
5時過ぎにスタート。
 
最初のピークとなる三石山に着くと
紅葉景色が広がった。
天気も良く奥には岩手山が望める素晴らしい景色。

 

 

ロイさん

「先週はもっと綺麗だったんですけどねー」

私「先週?、えっ!先週もここに来たの?」

ロイ「来ましたよ。ガスガスでしたけどね」

 

なんと、ロイさんの家からここまで750kmもあるっていうのに

2週連続でこんな遠いところに来るなんて!

ロイさんの変人ぶりには毎度驚かされる。

この人、先週は三石山と鳥海山をやったらしい。

 

 

因みにロイさん、一昨日は北アの奥穂高を日帰りでやり

昨日は秋田に移動し乳頭山に登り

今日は岩手のここでロング縦走してるのだ。

 

狂ってる!

「カラムーチョはやめて辛イカに変えたんですよ」って、そこはどうでもいい。

 

 

紅葉は素晴らしかったが、

紅葉景色が霞むほどロイさんの話はインパクトがあった。

 

 

 

ロイさんのぶっ飛んだ話と紅葉景色を楽しみながら長い縦走路を歩き続けた。

 

 

 

5時間、6時間と歩き、当然ながら疲れが出てきた。

私は歩くのが精一杯だったが

ロイさんはずーーーっと喋っていた。

これくらいのコースは屁でもないかのように。

 

 

ロイさんが長い距離を歩きたいというのには理由があった。

なんとロイさん、

今度トレランの大会に出るというのだ。

 

そのために日々ランニングなどトレーニングしてるらしい。

なんてこった!

 

 

私は還暦を過ぎてどんどん体力が落ちているが
ロイさんはどんどん進化している。
 

なんだかロイさんが他の惑星からやってきた

異星人のように思えてきた。

異星人ロイ

 

 

最後のピークの茶臼岳山頂に立った。

正確には立ったのはロイさんだけで

私は疲労困憊で山頂でひっくり返っていた。

いいコースだったなぁ、なんて言いながら歩いてきた縦走路を振り返ってる。

 

 

 

11時間歩き続け無事ゴールすることができた。

行程はハードだったが、

素晴らしいコースだったことは間違いない。

 

また紅葉の時期に訪れてみたいと思った。

勿論コースはもっと短縮して。

 

なんだかんだ言っても

紅葉の素晴らしい縦走山行に誘ってくれて

更には道中バテてる私の気を紛わらせようと

喋り続けてくれたロイさんには感謝!

(バテてなくても喋ってただろうけど・・・)

 

松川温泉の湯に浸かり疲れを癒し

八幡平の街で夕飯を食べながら

翌日の山行計画について話し合った。

私はチゲうどん大盛り、ロイさんはステーキ定食

 

 

今日はかなりハードだったので

明日は軽めの山行にしてとロイさんに頼んだ。

 

そうしてロイさんが提案してきたのは、

紅葉で有名な栗駒山。

あそこなら行程も楽なので助かる。

秣(まぐさ)岳から栗駒山を周回する縦走コースを歩くことに。

流石に山頂ピストンというような最短コースではなかったが、

一般的なコースだったので良かった。

ロイさんにとっては物足りなかもしれないが

私の体力を気にして楽なコースを選定してくれたのだ。

その気遣いが嬉しかった。

 

夜のうちに一関まで移動して車中泊。

翌朝5時に須川温泉登山口へ向かい山行開始。

 

この日も抜群の天気!

 

 

朝日、雲海、紅葉!

私は秣岳からのコースを歩くのは初めてだったが

とても素晴らしいコースだった。

 

 

 

今日のルートはコースタイムで5時間半くらい。

なのでゆっくりのんびり山行でいいのだが

ロイさんの歩みが思いのほか早い。

 

 

今日の行程が短いのでスピードを上げているのだろう。

更には、下山後はロングドライブで家に帰らなければならないので

出来れば早く下山したいのだろうと思った。

 

 

 

ロイさんのスピードに必死について行った。

 

それにしても今日の景色は見事だった。

ただでさえ素晴らしい紅葉なのに

雲海まで広がっているのだ。

 

 

 

秣岳周辺では静かな山行を楽しむことができた。

 

紅葉の時期の栗駒山は、

メインルートとなるイワカガミ平からのルートはとても混雑するが

別ルートに外れると

人はまばらでゆっくり紅葉を楽しむことができる。

歩いてきた秣岳の稜線を振り返って
 

 

それにしてもロイさん、

様々な良いコースを知っている。

こういうところは流石300名山サミッターだと思わせる。

 

 

秣岳からの稜線を下り栗駒山への登りに入った。

昨日同様、ロイさんは相変わらず喋り続けている。

 

 

ロイさんは四日連続で異なる山域を歩いているのに全く疲れている様子がない。

 

 

 

やっぱりロイさんは異星人なんだと思いながら

喋り続けるロイさんの後を必死に追った。

 

山頂まであと少し。

そのときだった。

突然ロイさんが変なことを言い出した。

 

「イワカガミ平にも寄りますよね?」

 

ん? イワカガミ平?

そこって我々が登ってきた須川登山口と

栗駒山を挟んで反対側にある登山口でしょ。

イワカガミ平に下ったらどうやって須川登山口に戻るの?

また登り返すってこと?

いやいや、無いっしょ。

 

ロイ

「やっぱり栗駒山の紅葉のメインはイワカガミ平コースからの景色ですからねー。中央コースを下って東栗駒山コースを登り返しましょう。」

 

ちょっと何を言ってるのか分からなかった。

イワカガミ平からの景色は外せないんだなぁ

 

 

 

イワカガミ平に一旦下ってまた登るなんて

まるでトレーニング山行じゃん!

と不安がる私のことなどお構い無しに

軽快に進んでいくロイさんなのだった。

どうりで今日はサクサク歩いているわけだ。

 

 

夕べ、私のために軽めのコースを選んでくれたと思っていたが、

間違いだった。

 

最終日なので早めに下山したいのかと思ったが

間違いだった。

 

私の疲れを紛わらせるために喋り続けてくれたと思っていたが、

とんでもない間違いだったのだ。

 

よく考えてみれば

ロイさんがそんなチョロい山行をやる訳がないのだ。


まったり山行詐欺にまたやられたのだ。

異星人、確定!

 

 

ロイさんは私の疲れっぷりなど全く気にすることなく

人混みの栗駒山山頂をさらっとスルーし

中央コースを下って行ったのだった。

 

私は半ばヤケクソになって泣きながら山を下っていった。

 

 

だが、ロイさんの言うとおり、

このコースの紅葉は見事だった。

 

これぞ栗駒山と言わんばかりの素晴らしい紅葉景色だった。

ね!来て良かったでしょ?

 

 

登山口まで下ったらまた登り返さなければならないのだが、

そんな憂鬱な思いを忘れさせてくれるほど見事な紅葉だった。

 

 

 

1時間ほど山を下りイワカガミ平登山口に到着。

グッタリ疲れて草の上に倒れ込んだ。

どこまでも余裕のロイさん

 

 

 

しばし寝転んで休んでいたのだが

気づけばロイさんの姿がない。

 

辺りを見回すとロイさんがいた。

 

なんと、

レストハウスでちゃっかり豚汁買って食ってるし!

美味い美味い!

 

 

こっちは疲れ果てて食欲ないのに、

これから2時間かけて登り返さなきゃならないっていうのに、

余裕こいて豚汁を食ってるのだ。

 

でもって食べ終えると

「さあ行きましょう!」

と言って軽快に東栗駒山コースを登り始めたのだ。


そんなロイさんの背中を見て

軽く殺意を抱いた。

あの稜線を登るだけですよ。なんて、ロイめ〜!

 

 

ロイさんは疲れることはないのだろうか?

四日も続けて山を歩いてるのに。

 

初日の奥穂日帰りだけでもとんでもないのに

そのあと車で長野から秋田に移動して山に登り

更に岩手に移動して12時間の縦走コースを歩き

最後に宮城に移動して栗駒山を2往復し

下山後は700km運転して帰るっていうんだから。

 

 

しかも歩いているときはずっと喋っているのだ。

 

ロイさんってやっぱり異星人詐欺師とんでもない人だ。

ロイさん、所々で動画撮影してる。インスタに載せるらしい。どこまでも余裕だ。

 

 

1時間半かけて栗駒山を登り返し

更に1時間以上かけて須川温泉登山口に下り

東北紅葉登山トレーニングを終えた。

 

 

この二日間でかなりの距離を歩いた。

いや、歩かされた。

とてもハードな山行だったが

コースとしては素晴らしかった。

登山口近辺の登り降り以外は樹林帯は殆どなく

これぞ東北の紅葉!と思わせる見事な景色を見続けながら歩くことができた。

 

ロイさんが2週連続で来るのも頷けた。

私も来年はコースを短縮してまた歩きたいと思った。


 

ロイさんが誘ってくれなかったら

このような素晴らしい紅葉を見ることができなかった。

三石山や秣岳の紅葉の素晴らしさを知ることはなかった。

 

ロイさんは本当に山をよく知っている。

花や紅葉、積雪期など、

その時期に適した良い山、良いルートをよく知っている。

ハードな部分を除けば、

ロイさんについて行けば間違いなく素晴らしい山行となるのだ。

 

いつもながらロイさんに感謝。

 

 

トレランを始めたロイさん、

これから益々山行がハード化していくだろう。

今後はそれをよく頭に入れておこう。

奴は異星人であることを忘れずにおこう。

そして、まったり山行詐欺に引っかからないようにしよう。


 

かなりハードな二日間だったが

総じて振り返れば、とてもいい山行だった。

 

 


お次は、いずこの山へ

 

 

 

 

 

【2024.10.2-3】


香港の山友、シャーリー&チーさん夫妻が来日し

ジャンダルムに一緒に登ることになった。

二人は去年もジャンダルムに挑んでいるが

その時は悪天のため途中敗退となってしまった。


今回こそはどうしてもジャンに登りたい、

できればチビさんが眠る前穂にも登りたいとのことで、

トータル11日間の日本滞在のうち

10/2から6日までの5日間をジャン登頂のための日にあててきたのだ。

5日もあれば1日くらい晴れるだろうという考え。


だが直前の天気予報を見れば

5日間のうち晴れるのは初日のみ。

2日目以降は曇りや雨の予報。

ならば、初日にジャンをやるしかない。


ジャンに登るにはいくつかのルートがある。

その中でも初日にできるだけ楽にジャンに登れる天狗沢ルートを選択。

2日目は吊り尾根で前穂に登り重太郎新道で下りれば、

ジャンと前穂に登りたいという希望に応えられる。


2日目にもし天候が崩れれば涸沢経由で上高地に戻ることもできる。

とりあえずこの案で行こうと二人に連絡した。


そして10/2日の朝、沢渡バスターミナルで二人に再会。

積もる話になる花を咲かせつつ、タクシーで上高地へ向かった。

シャーリー&チーさん



予報通りいい天気!

だが、天気が良くても昼頃からガスが沸くのがアルプスの常。

ガスが湧く前にできるだけ早くジャンに登りたいところだ。

二人には晴天のジャンに登頂してもらいたい、

青空の下で天使に会ってもらいたい。

そんな思いで、6時に河童橋をスタート。




頑張れば12時くらいにはジャンに登頂できるとの算段だが、

私自身、天狗沢を登ったことがないのでどうなることやら。


1時間半で岳沢小屋に到着。

いいペース。

一休みして天狗沢へと向かった。




天狗沢の最近のレボを見ると、最上部のガレ場がかなり悪いらしい。
どの程度の悪さなのか、ちょっと緊張しながら登り進んだ。




花畑エリアを過ぎるとガレ場が現れた。

マーカーもしっかりあり

今のところそれほどガレ岩も悪くない。

だが、まだ中盤だ。




天狗のコルが見えてきた。

あと少しだ。

が、ここからが悪かった。

急傾斜のガレ場、ザレ場はまるで蟻地獄。

どうやっても落石を起こしてまう。


三人とも結構必死になってなんとかコルに登り上げた。




時刻は10時。

ここからジャンまではCT2時間なので

予定通り昼にはジャンに辿り着けそう。

今のところ天気も良くガスが沸き上がる様子はない。

このまま天気がもってくれるとを願いながら先へと進んだ。

トレイルランナーでもある二人、体力的には全く問題ない。




長い岩壁を登り切ると

ついに目の前にジャンが現れた。


青空の下、念願のジャンダルムを目にし

二人はとても嬉しそう。




そして興奮しつつジャンを登り

ついに天使とご対面!




いやー良かった。

好天のジャンダルムに登ってこられて

ホント良かった。

私も一安心。



天気はしばらく持ちそうなので

じっくりたっぷりジャンダルムを楽しんでもらった。




30分ほど貸切のジャンを楽しんだ後、奥穂に向かった。



私はこれまで何度もここを歩いている。

今までここは楽しい岩稜ルートだと思っていたが、

今回は初めて怖さを感じた。

岩に対する適応力が弱くなっている。

それがちょっと悲しかった。

馬の背ってこんなに怖かったっけ?



シャーリー、チーさんのことを気にする余裕などなく、

結構必死こいて奥穂までやってきた。



奥穂の山頂から、この時期ならではの全く雪のない北アルプスの景色をじっくり楽しんだ。




その後奥穂山荘にチェックインし

ゆっくりと休んだ。


翌朝は朝食を済ませ6時にスタート。

予定通り前穂経由で重太郎新道を下る。


歩き始めは風が強く霧雨も降っていたが、

奥穂山頂まで来ると風も雨も止んで

高曇りの空となり展望も良くなった。




私は吊り尾根を歩くのは初めて。

前穂北尾根がこんなに近くで見れるとは思ってなかったので、

ちょっと驚くと同時に悲しい記憶が蘇ってしまい

足取りが重くなってしまった。

前穂北尾根



シャーリー、チーさんも前穂北尾根に向かって手を合わせてくれた。




その後、重太郎新道を下って上高地へ戻り

ジャン、前穂の周回縦走を終えた。


ジャンのために5日間日程を組んでいたが

初めの2日で目標を達成したので

残りの日はひたちなかの私の家に泊まってもらうことにした。


のんびりショッピングしたり、

ひたち海浜公園のコキアを見に行ったり、

バイクで海沿いをちょいツーリングしたりして過ごした。

私の2台のバイクでちょいツーリング。

シャーリーのヘルメットは登山用‼︎


チーさんは香港では1200ccのバイクに乗るライダー。




来年もまた一緒に山に登ることを約束し

6日の午後にシャーリー夫妻と別れた。

二人は7日から北海道へ行くとのこと。

そのアグレッシブさは流石だ。



今回の山行を終えて

自分の岩場歩きの対応力の衰えを感じてしまった。

還暦も過ぎたことだし

もうバリエーションや点線ルートには挑まず

一般ルートの山登りに留めておくのがいいのかもしれない。


そんなことを感じさせられた山行だった。




お次は、いずこの山へ




【2024.09.23-24】

最近涼しくなったおかげで
夜はぐっすり眠れるようになった。
久しぶりに布団を出したのだが
布団で寝るのってホント気持ちがいい。
それは猫も同じようで、
朝起きると私の布団の中にちゃっかり入りこんでいる。
ニャンコって可愛くてたまらん。


10月初めに香港の山友のシャーリー夫妻が来日し
北アのハードコースを一緒にやる予定が入っいる。
それに備えて体力的準備をしておこうと
先日筑波山でひと登りしてきた。

が、やっぱり筑波山じゃトレーニング登山としては物足りず
もう少し標高差のある山に登っておこうと思い
日光の女峰山に登ってみることにした。

女峰山は累積標高差が1400m以上あるので
そこそこ登山トレーニングになるだろうし、
更には
周囲には霧降高原や日塩もみじラインなど
バイクツーリングに適した道もある。

ツーリング&登山&キャンプにはいいんじゃね⁈
ってことで
天気の良い23日に荷をバイクに積んで日光へ向かったのだった。

計画としては、23日に日塩もみじライン〜霧降高原をバイクツーリングして
その日は日光でキャンプ泊。
翌日に女峰山に登って帰るという一泊二日の旅程だ。

私の住んでいるひたちなか市からは
那須や日光はそれほど遠くない。
距離にして120kmほど。
なので初日の朝はゆっくりと家を出て
のんびりツーリングを楽しむ、
というつもりだったのだが
那須塩原に着くと何やら雲ゆきが怪しい。

ワインディングロードをヒラリヒラリと走り抜けることにバイクツーリングの楽しみを感じている。
雨のウエットコンディションだとビビりながらの走りとなり楽しめないのだ。

日塩もみじラインを走っているときは雨に降られることはなかったが
霧降高原に入るとポツポツ雨が降り始めた。


バイクを停めたらウッシー達が近づいてきた。



こりゃまずいと、

急いで日光市内へ向かって下っていくも

途中でガッツリ雨が降り出した。

気温もぐっと下がり革ジャン着てても寒いほど。


路面はウエットだし寒いし、

霧降高原のワインディングを全く楽しむことができずに日光市街まで下ってきた。

市街まで来ると雨は上がってくれて一安心。

だが、すっかり体が冷えてしまった。


なので先ず向かった先は温泉。

じっくり風呂に入って冷えた体を温めた。


温泉に入って生気を取り戻し

街中で飯を食ってから今宵の宿地のキャンプ場へ。


フリーサイトは今回も私だけの貸切だった。

おやつをポリポリ食べながらのんびりしてキャンプライフを楽しんだ。


キャンプといっても、タープや椅子はないし

焚き火もしなけりゃキャンプ飯も作らない。

ただテント張って寝るだけの登山テント泊スタイル。


それでも愛車を眺めながらキャンプできるのって

いいもんだ。

日光だいや川キャンプ場。設備や環境などとてもいいキャンプ場だった。



翌朝は4時起床。


朝飯を食べ登山準備を整え

テントを撤収してバイクに荷を積み

5時過ぎにキャンプ場を後にした。


今日は快晴無風、絶好の登山日和!

の予報のはずなのに

登山口のキスゲ平へ向かって登っていくと

またもや雨!

なんで?

まさかの雨。登山をやめて帰ろうかと本気で思った。



この雨はきっと朝だけですぐにやむだろうと思い

更に山を登っていく。

が、どんどん雨!

登山口に着いても小雨だし寒いし。


全く山に登る気にならない。

けど

どの天気予報見ても「今日は晴れる!」

と言ってるので、

それを信じてカッパを着て6時丁度に登山開始。

ガスだし雨だし寒いし!何度帰ろうかと思ったことか。



女峰山名物の1440段の階段を登り始めた。


でもって

階段を登っていくと

青空登場!

キター!



下界は雲に覆われているが

山の中腹から上は晴れている!

帰らなくて良かった〜



更に登り進むと完全に雲を突き抜け

眼下には雲海が広がった。

山の上はド快晴! 天気予報的中。



予報通りの天気に気分を良くし

ガンガン登り進んだ。

アップダウンが多くて意外とハードだった。



3時間で山頂到達。

快晴無風!

ポカポカと暖かく、眼下には大雲海が広がる素晴らしい山頂だった。




三日前の筑波山登山の効果もあって

今日は体調、足取りとも調子が良く

サクサク登ってくることができた。

登山トレーニングの成果としても満足。

北アの準備は整った。



おにぎりやチョコを食べてエネルギー補給しつつ

山頂からの景色をのんびり楽しんだ。

日光ファミリーと奥に白根山


それにしても見事な雲海だ。

周囲360°ぐるりと雲海に覆われている。

これほど見事な雲海はなかなかない。

凄い雲海だけど、下界の天気がちょいと心配。



40分程女峰山山頂を楽しんでから下山開始。


下山もサクサク進んだ。


赤薙山を過ぎると再び雲の中に入った。

登ってくる登山者がちらほら現れ始めたのだが、

みんなカッパ着てるし!


すれ違いざまに聞いてみたら、

登山口付近は小雨が降っていたとのこと。


下界は今日は一日中雲の中らしい。


下るにつれ寒くなってきた。

山頂はあれほど暖かかったのに。



12時に駐車場に戻った。
雨は上がっていたが寒い。
体が冷えないうちなバイクで山を降りていった。

その後、温泉に入って体を温めた。
いつもなら下山後って汗ダクだけど
今日は汗はすっかりひいて冷えきってしまっていた。

じっくり湯に浸かり
十分に温まってから家路についた。

この日は下界も気温が低く
家までずっと革ジャンを着て帰った。
革ジャン大活躍だった。

無事家に着いてニャンズにご挨拶。
留守番ご苦労様!

誰? なんだ、父ちゃんか




急な気温の変化や予想外の雨にちょっとあたふたしたけど
バイクツーリング&キャンプ&登山って
やっぱり面白い。

これから紅葉シーズンになるので
色々計画してまたやってみよう。

走って登って泊まって!
楽しいもんだ。



お次は、いずこの山へ


【2024.09.05-07】


バイクに乗り始めると、当然ながらバイク用のウェアなども欲しくなる。ライダーウェアの三種の神器とも言える革ジャン、グローブ、ブーツ。やっぱりこれは必要でしょ!ってことで、物欲を抑えられずわざわざ都内まで出かけて買い揃えてしまったのだ。


このクソ暑いのに革ジャン⁈


まぁ、着るのはもう少し涼しくなってからか、

と思っていたのだが、

やっぱり買ったら着たくなるわけで、

革ジャンを着たいが為に涼しい山へツーリングに行くことにしたのだ。


向かう先は、ライダーの聖地と言われる長野のビーナスライン。標高1300〜1800mほどの高地を走るビーナスラインなら革ジャンも有りでしょ?と考えたのだ。


天気予報を見れば、翌日の5日から3日間は晴れ予報!

天気に合わせていつでも行動できるのがリタイア生活者の強み。

という事で急いで計画を練った。


折角晴天の長野まで行くんだから、

ツーリングのついでに北アの山にも登っちゃうか⁉︎

宿泊はキャンプなんかいいんじゃね?

ビーナスラインの起点は茅野!ならば帰りに鴨汁せいろ食って、お土産にベーグル買えるじゃん!

などなど、お楽しみ案が湧き上がった。


急いであれやこれやをパッキングし

5日の早朝、ひたちなかの家を出発。

北関東道と上信越道で佐久までサクッと移動し

ここでいよいよ革ジャンを着て霧ヶ峰へ。


ここからビーナスラインに入って、美しいワインディングロードをヒラリヒラリと走り抜けた。

革ジャンを着るためにわざわざここまでやって来た。



天気は良く空気は冷んやりして、素晴らしい革ジャンツーリング日和。

あまりに気持ちが良かったので、霧ヶ峰 - 美ヶ原間のビーナスラインを2往復してしまった。

素晴らしい景色のビーナスライン。ライダーの聖地といわれるだけのことはある。



革ジャンを着てビーナスラインを走れたことに満足した後は、今宵の宿地へ。

この日から二日間、三城牧場のキャンプ場でテント泊する。この日は平日という事もあり、フリーテントサイトは私だけの貸切だった。

三城いこいの広場。30年前、ファミリーキャンプで来たことがある。



近くに温泉もあり、快適なキャンプを楽しむことができた。

キャンプと言ってもテント張って寝るだけね。

毎日家で料理してるので、キャンプに来てまで料理する気にはならない。


翌朝は4時に起床。

この日は登山デー! 

北アルプスの常念岳に登る。

身支度を整えて三脵登山口へ向かった。


途中で朝飯を食って、6時過ぎに登山口に到着。

車は第二駐車場まで満車状態だったが、バイクなので第一駐車場のちょっとしたスペースに駐車することができた。バイクってホントいい。


準備して6時半に駐車場をスタート。


今回の旅のメインは革ジャンツーリングを楽しむ事で、登山はオマケ的イベント。

なのでキャンプ地からできるだけ近い北アの山がいいと思い、常念岳を選択したのだ。


燕岳や、常念、蝶といった常念山脈系の山々は、アルプスの山の中でもアプローチが楽で日帰りしやすい所が魅力。

そこそこ標高差もあってトレーニングにもなるし、稜線に上がれば展望も抜群だし。

なので常念山脈は実は大好き。



樹林帯を抜けると岩場が現れる。

三脵コースの魅力はこの岩場にあると思ってる。

登山道に変化があって面白い。


手足を使って岩を乗り越えると、いよいよ山頂が見えてくる。


山頂の左奥には穂高岳、


右奥には槍ヶ岳。



これぞ北アルプスって感じがしてとてもいい。


北アの雰囲気を満喫しつつ9時50分に山頂到達。



快晴微風、暑くも寒くもない正にThe day!といった感じ。

前穂北尾根をバックに。



小一時間ほど常念山頂からの景色を楽しんで下山した。

下りは結構疲れが出てしまい、小まめに休憩とりながらの下山となった。


13時過ぎに駐車場に戻り、麓にあるほりでー湯へ直行!

たっぷり湯に浸かり疲れを癒した。


風呂から上がり、食事をしてキャンプ地へ戻った。

風呂上がりにバイクで風を受けて走るのはとても気持ちが良かった。山に登った達成感と疲労感、飯を食った満腹感が加わり、なんとも言えぬ心地よさを感じた。

帰り際に常念岳を振り返って。



おやつと飲み物を買い込んでキャンプ地へ戻った。

この日も私だけの貸切。

バイクツーリングや常念登山の余韻に浸りながら

夕暮れのソロキャンプを楽しんだ。




翌朝はのんびり起床。

この日は再びバイクツーリングを楽しむ。

ビーナスラインを走って茅野まで下り、

メルヘン街道、コスモス街道を通って下仁田に抜けて高速で帰る予定だ。


朝のビーナスラインを気持ちよく走るも、

この日は土曜とあってライダーが沢山。

流石ライダーの聖地!

しかも皆さん飛ばす飛ばす!

朝の交通量の少ない時間を狙って走り屋さん達が集まっているようだ。


自分も40年前はそんな感じだったなぁ、

なんて思いつつ

後方からくるライダーに道を譲りながらのんびりツーリング。

お爺さんなのでゆっくり走る



ビーナスラインのライディングを楽しみ

蓼科湖まで下って一休み。

のんびり珈琲をのみながらくつろぐ。

いい時間。


一休みした後、朝飯を食いにみつ蔵へGO。

10時開店の10分前に着くも、既に先客がいるし!




それでも開店と同時に入店することができた。

今日の遅い朝食は鴨汁せいろと玉子焼き。

この鴨汁せいろが大好き!毎度汁は飲み干す。



贅沢な朝食を済ませ満腹満足!


お次はベーグル屋さんのパンセへ。



ここはベーグルの人気店。

土日は早く来ないと売り切れてしまう。


流石にこの時間はまだ沢山あって選びたい放題。

新作のトマトパジルチーズとか、聞いただけでヨダレもんのベーグルなど数種類のベーグルを購入。

満足して店を後にした。



今回のツーリングの最後のお楽しみは

メルヘン街道のワインディングロード。


ワインディングロードって車で走ると厄介な道でしかないが、

バイクで走るとホント楽しい。

このメルヘン街道は私好みのタイトコーナーが多くて特に面白かった。

道端にはコスモス。秋だねぇ。



メルヘン街道を走り終えると、今回の旅のお楽しみイベントは全て終了。ここで革ジャンもお役御免。


佐久からコスモス街道で下仁田に抜け、そこから高速に乗って帰って行った。

が、ここからが大変だった。

下仁田まで下ってくると暑いのだ!

この日の群馬は35度の猛暑日。

PAに寄って涼まないと熱中症になりそう。


PAに入ると、他のライダー達も皆んな暑さでグッタリびっしょり。

酷暑のバイクはまさに地獄。

Tシャツ一枚で走っても暑くてたまらない。

1時間前まで革ジャン着て走ってたのが嘘のよう。


その後も何度もPA休憩とりながなんとか無事帰宅。


家に帰れば可愛いニャンズがお出迎え。

父ちゃんやっと帰ってきた!お土産くださいな。



今回の旅ではバイクと山の両方を楽しむことができ、とても面白かった。

今までの車で行く登山とは違った楽しみを味わうことができた。

是非またやってみよう。


これから秋になればいよいよ革ジャンの季節だ。

東北の方にも行ってみようかな。

バイクって楽しみが広がってホント面白い。



お次は、いずこの山へ







 

天気が悪い日は何もせず家で体を休める事にしている。

今回の台風の時も家でのんびり休養していた。悪天候が長引き家籠りの生活に飽きてしまったので、久しぶりにブログを書いてみたりした。(前回投稿)

はよ晴れろ!と思いつつ何度も何度も天気予報を見ていたら、ついに9/2の月曜日に晴れ予報が出た。

 

海はまだ波が荒れ気味でサーフィンはできそうにないので、山かバイクだ。どっちだ? いや、どっちもだ。1日で山もバイクも楽しもう!ということで、茨城低山’sの奥久慈男体山に行ってみることにした。

 

この男体山は標高六百数十m(詳細知らん)ほどの低山で、登山としてみるとさほど面白みはない。だが、バイクと組み合わせるにはお手頃な山なのだ。

男体山周辺には気持ちいいワインディングロードがあり、バイクで走ると結構楽しめる。

バイクで楽しんで、おまけにちょい登山も!となると、男体山は行程的にもロケーション的にも塩梅がいいのだ。

 

月曜の8時過ぎに家を出発し、1時間ほどで登山口の大円地に到着。登山ウェアに着替えてスタート。

 

 

 

山頂までは健脚コースと一般コースの二つのルートがある。

岩場歩きを楽しめる健脚コースを登って、一般コースをトレランっぽく走って下りてくる。そんな計画で挑んでみた。

 

30分ほど登り進むと鎖が掛けられた岩場が現れる。

 

 

 

少しルートを外して、敢えて難しそうな岩をクライミングっぽく楽しみながら登り進む。

 

 

ちょいスラブや、なんちゃってクラックがあったりして結構楽しめる。

 

 

 

だが、今日は岩場が濡れていて難度アップ!

スラブなんかテカテカだし。

鎖を使わずにここを登るのは結構大変。

 

 

難度がアップするとテンションも上がる。

滑って落ちても1、2mくらい。擦り傷で済むだろう、なんて考えで岩場に挑んだ。これが面白かった。岩場が現れる度に、右の壁から、左のスラブからなどと、自ら難しいルートを探って登るのが面白かった。途中で何度か滑って少し落ちたりしながら登り進み、最後の岩場にやってきた。

 

本来のルートの右側には岩の壁が立ちはだかる。この壁を高巻いてへつりながら行ってみることに。ちょっと高度感があって緊張するけど、ラスボス的存在感があって面白そう。登ってみると、これがなかなか難しい。これは落ちるかもしれないと思ったが、最後だし落ちたところで大したことはないだろうと思い、思い切って進む。岩登りの緊張感を味わいながら慎重にトラバースしていく。中間点まできたところで行き詰まった。いいホールドがない。落ちてもいいやと思い、小さなカチホールドに指を掛け、じわりと体重を移動したら滑って落ちた。あら〜!と思った瞬間、強い衝撃が。落ちた真下に木が生えており、木に跨るように乗っかり滑落停止。股間を強打した! 木に跨った状態でしばし悶絶。こりゃ参った。痛みが落ち着いたところで木から降りた。足や手は擦り傷だらけだが大したことはなかった。

 

 

 

 

それより気になるのは強打した股間のお宝だ。

一応触手チェックしてみたが、大丈夫そうなので一安心。(← ここ大事)

 

気を取り直し山頂へ。

お宝の無事が確認でき安堵する、の絵。

 

 

その後は一般コースを走って下って登山口に戻った。

 全行程2時間半。丁度いい。

 

 

 

これにて山遊びは終了。

お次はバイクでちょいツーリングを楽しむ。

だが、山を終えて全身汗だくでパンツまでびしょびしょ。着替えたいのだが着替える場所がない。どうせ誰もいない山奥なので、その場で全部脱いで着替えた。スッポンポンになったついでに強打したお宝もチェックしたが、安心して下さい、異常無いっす!(誰も心配してねーし)

 

バイクに跨りエンジン始動。軽快に山道を走り抜ける。

登山で火照った体に風が当たりとても気持ちが良かった。

 

R461からグリーンふるさとラインに入る。この道はちょっとしたワインディングロードになっており、交通量も少ないのでライダーには人気がある道だ。

 

 

 
全長30kmのグリーンふるさとラインを軽快に走り終えたあと、帰路についた。最後に温泉に入って汗を流したいところだが、この辺りにはいい温泉がない。これまでにこの辺りのいくつかの温泉に入っでみたが、いい値段の割に設備、雰囲気がイマイチ。 これならタカの湯(自宅の風呂ね)でいいんじゃね?と思ってしまう。(基本セコイ)

まぁ、家まで40分程で着いてしまうので、無理に入らんでもいいわけで。

 


家に帰ればニャンズがお出迎え。


父ちゃん、なんじゃその傷は!



 



こんな感じで、月に2、3度はバイク&登山を楽しんでいる。

 



9月になり夏休みシーズンも終わったので、今度はバイクでロングツーリング&キャンプ&登山なんて事もやってみようと考えている。

 

 

 

さてさて、また天気予報と睨めっこだ。

 

 

 

お次は、いずこの山へ