【定年退職】

5月末で38年間勤めた会社を定年退職した。

仕事では辛いことや苦しいことも多かったが、総じて今振り返ってみれば、いい職場、いい会社で働くことができたと思う。私のようなお気楽サラリーマンを雇い続けてくれた会社には感謝しかない。

私の職場はテレワーク勤務が基本なので、普段は会社に出社する人はごく僅か。なのでテレワーク時の退職って、最終日に出社してPCと携帯を返却して、一人ひっそり会社を後にするものと思っていた。だが、私の退職のためかどうかは分からないが、退職の日には意外にも出社される方が多く、皆さんに見送られて職場を後にすることとなり、ちょっと嬉しかった。


退職した今はとても清々しい気持ちだ。退職して10日ほど経ったが、生活的には退職前と何も変わりはない。退職前に有給休暇を使ってプレリタイヤ生活を経験できていたので、すんなりとリタイア生活に入れている。毎朝早起きしてサーフィンして、天気が良い日は山に登り、家の中では猫に遊んでもらう。そんな気持ち良い日々を送っている。


私は50歳の時に会社で「定年後のライフスタイルを考える」というセミナーを受けた。その時の学びが今の生活にとても役立っている。

セミナーの内容を要約すると、

「定年間近になって退職後の準備をするようでは遅い。50歳になった今から準備、計画しなさい」

というものだった。

私は60歳で退職してフリーダムな生活を送りたかったので、この教えに従い10年前からコツコツ貯蓄し資産運用も始め、遊びの面でも幅を広げて生活基盤を整えてきた。セミナーのおかげで、今はスムーズに無収入生活に入ることができている。といってもまだフリーになって10日しか経っていないけど。


兎にも角にも、そのようなセミナーを企画、開催し、学ばせてくれたて会社には感謝しかない。他にも仕事や人間性など、色々な面で自分のスキルをアップさせてくれた、ホントいい会社だったと退職してつくづく思う。


この先どんなリタイア生活が待っているのか、とても楽しみだ。生活面での不安はない。この先病気になるとかボケるとか、体調面では様々な事が起こるだろうが、それは防ぎようがない事なので心配してもしょうがない。平均寿命でいえば私の人生はあと20年ちょっと。それで終わり。既に人生は最終章に入っているので、終わりをしっかり意識し、会社で身につけてきた様々なスキルを活用しつつ、日々過ごしていきたい。


老いに抗いながら、残り少ない人生を思うがままに気持ち良く過ごしていこう。



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おまけのニャンズ


アタイ達はお気楽ニャンコ



お次は、いずこの山へ