3月は決算月、パチンコ店は回収するのか? | 元パチンコ店長が語る「業界話」

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3月と言えば、決算

パチンコ店に限らず、3月が決算月という企業は多いです。

一般的に、決算月は回収モードだと思われがちなのですが、そんな事もないです。

もちろん、その会社の財務状況などによるので、一概には言えませんが、

少なくても自分が勤めていた会社では、

決算月は売上げをあげる

ことが至上命令で、回収ではありませんでした。


売上げをあげることと、回収する事って同じような印象を持たれるかもしれませんが少し違います。

回収する=(釘を)締める・(スロットは)低設定

ということなので、あからさまな回収モードにしてしまうと、お客様は諦めて帰ってしまうので、売上げってあまりあがりません。


では、売上げをあげるためにはどうしたらいいかというと、

射幸心をあおる事です。

つまり、見せ台(高設定)を作る事

見せ台(高設定)

見せ台を作る事で、それを見たお客様が現金を使ってくれます。

だから、自分が店長をしていたときは、比較的、決算月は高設定が入りやすかったです。

とは言っても、赤字に出来るわけではないので、その分、中間設定を排除して低設定も入ってます。


お店の規模や、入客状況によって戦略が変ってくるので一概には言えませんが、

通常、パチンコ店は、

お客様に長く遊技してもらう

ための調整をすることが多いので、メリハリをつけるよりかは、均等に回収できるような調整を好みます。

その為、決算月は、通常より、甘い調整、高設定台に座れる可能性が高い月だと思うので、そういった視点で設定を読んでみるといいかもしれません。

終わり。


[ 補足 ]
自分が店長をしていた時は、パーソナルシステム導入前だったので、(警察からの指導で、ドル箱に札を刺すのはNGでしたが、)ドル箱を積むのは問題ありませんでした。

その為、高設定台などを入れることは有効だったのですが、パーソナルシステムが導入されているホールが全盛となっている今は「どうなんだろう?」という疑問はあります。
(私の価値観はすでに過去のものです)

[ 補足2 ]
今期はコロナウイルスの影響で、経営的に逼迫しているホールは多いので、機械代を払うのに困窮しているといったホールだと、決算の数値なんかより、鬼のような回収モードだと思います。

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