前回、自分の周りの管理職クラスだった人は、パチンコ業界以外の業種に転職した場合、ほとんど失敗したという話でした。
その続きです。
では最初は、
"お金を扱わない一般社員の転職について"です。
(役職によって、年齢やスキルが変わってくるので分けて書きます)
通常、どこのホール(会社)も、ホールスタッフからスタートすると思います。
(女性の場合、カウンターからスタートする場合もあります)
そして、接客をしたり、台トラブルに対応したりなどを主な仕事にしていると思います。
残念ながら、このレベル(一般社員)での転職は、転職市場で評価される要素は0(ゼロ)です。
3年やってようと、5年やってようと、評価は変わりません。
というか、年を取るほど、転職市場では不利になるので、
「パチンコ業界で長く働かない!」と決めたのであれば、早めに転職するべきです。
なお、自分の周りの一般社員で、パチンコ業界以外の道を選んだ人の7割は、工場に転職しました。

残りは、配送ドライバーや営業、サービス業の店員などです。
多くの社員は、
「もう、サービス業はやりたくない・・・」と言って、
サービス業以外の職種を目指すのですが、
結局、一般社員が面接でアピールできることが、
「お客様からのクレームを上手く収めました」とか、
「いつも笑顔を心がけていたので、お客様からお礼を言われました」とか、
接客に関連する事柄しかありません。
その為、一般社員の方が他にも強みを持って転職したいのならば、
簡単なパソコンスキル(資格)を習得してから、転職活動をすることを勧めます。
なお、取得するスキル(資格)としては、多くの企業で使われているエクセルがいいでしょう。
頑張って、下記1冊をやり切れば、面接で多少、突っ込まれても対応できると思います。
続きます・・・。
[ 補足 ]
"エクセル"や"ワード"のメジャーな資格として、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)というのがあります。
多くのパソコン教室で、(そこの生徒でなくても)試験を受けることができる(と思う)ので、転職活動を始める前に取っておくと、履歴書の資格取得欄に書けますし、
「在庫一覧表を作って、ロスをなくしました」とか、
「アルバイトのシフト表を、関数を使って視覚化(グラフ化)して見やすくしました」とか、
面接のアピールとして有効だと思います。
(資格を取得していると、真実味が増します)
なお、MOSの試験対策は、パソコン教室に通わなくても、下記の書籍でいけると思います。
[ 補足2 ]
なお、工場に転職していった人たちは、時間通りに働けるし、残業代も計算されるので、
最初は「転職してよかった!」と、言っている人が多かったです。
ただ、5、6年後には、
「給与が増えない(少ない)」
「残業がなくなった」
と、再度、転職活動を始めたり、副業でアルバイトをする人が多いので、そこでキャリアプランが描けるかを考えておいた方がいいと思います。
