スロット 設定 決め方 ① | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

約6年間、スロットの設定を決めてました。

スロットの月間アウト平均19,000という超人気店の維持や、月間アウト平均が3,000しかなかった店を、1年で8,000まであげた経験(実績)もあります。
(お店の予算は、前年と変わりません)

そんな自分がやってきたスロットの設定の決め方や戦略について。

こんな感じで決めているんだという参考までに・・・。

スロット


では、お店の繁盛具合(稼働率)で、設定を入れる戦略(方針)が違うので、まずは、稼働が低い店について書きます。


【稼働率が低いお店の場合】

月間アウト平均が、10,000以下のお店は、

まずは、お客様に遊技台を打ってもらうことを優先するべき」です。


月間アウト平均が3,000しかないお店に異動した時、そこの設定担当者が、

高設定(5、6)台を入れた設定シートを見せながら、、

これは、(お客様)は読めないな!」と語っていましたが、この戦略は誤りです。

何故、誤りなのかは、次回に続きます・・・。


[ 補足 ]
スロットのアウト平均について・・・

例えば、アウト平均が3,000だった場合、1台あたり、約3,000枚のコインが使われたということを表しています。

ということは、スロットの場合、3枚がけでプレイするので、

3,000(枚)÷3(枚)=1,000(回転)

となり、1台あたり、平均1,000ゲーム回されたことになります。
(実際には、ボーナス中は1枚がけになるので、おおよその数値です)

つまり、月間アウト平均3,000のお店は、ガラガラのお店だということです。

逆に、月間アウト平均19,000のお店は、ほぼ全台6,000ゲーム以上回っている、超人気店ということになります。