東吉野村に行って来ました。(3)ついでに大宇陀に寄りました。
今日は東吉野村に行ったついでに、大宇陀にも寄りました。
大宇陀は南北朝時代以来の城下町で、とても風情のある街並みが特徴的です。
初霞は以前に一度飲んだことがあり、とてもおいしかったので、
今回は造り酒屋の直販でないと買えない原酒と、普段あまり見かけることのないにごり酒を購入しました。
下に写っているのは酒ゼリーです。
その後、大宇陀銘菓の「きみごろも」を買いに、松月堂に行きました。
きみごろもはふわふわのメレンゲを黄身で衣付けして焼き色をつけたものですが、すべて手作りで作られています。
一見すると卵焼きのようですが、とても上品な甘さのお菓子です。
他にも随所に風情のある建物があり、街歩きをしてても飽きることがありません。
大阪からは少し遠いですが、ちょっとしたドライブには良いところだと思います。
東吉野村に行って来ました。(2)遅い目の春と自然とのふれあい
今日は東吉野村にピースフィールド家の所有の山林の視察に伯父や従兄と行って来ました。
林業に関することを書いていると、暗い話題ばっかりになってしまうのですが、山に行き、自然とふれあう事は、日頃都会で過ごす私達にはとてもリフレッシュできて癒されます。
マイナスイオンが出まくりで、癒されます。
この辺一体の山が今回視察に行ったピースフィールド家の所有林です。
あとで聞いたのですが、わらびに似てますが、どうやら違うようでした。
左は山桜で、右はソメイヨシノだと思います。
視察だけじゃつまらないので、自然の中で遅い目の春を感じてきました。
東吉野村に行ってきました。(1)山林の視察
今日は東吉野村にピースフィールド家の所有の山林の視察に伯父や従兄と行って来ました。
遊歩道など無く、全く整備されてない道を地下足袋を履いてひたすら登り、山林の視察をしてきました。
杉と桧が植わってるのですが、山の中はうっそうと茂っていて、薄暗い感じです。
風も吹き込まないので、だいぶ汗をかきました。
トレッキングや森林浴とは全く異なる、労働作業に近い感覚です。
さて山林の所有者として、現在の林業に対する感想ですが、はっきり言って厳しすぎです。
昔はお金になった木も、今では全く売れません。
産業構造の問題だと思いますが、日本の木材の需要が神社仏閣以外ではほとんど無い状態で、住宅用の木材はほとんど値段が付きません。
そういえば、最近立派な床柱を使った和風建築の家は見なくなりましたね~
そんな訳で、切り出す経費も出ないので、木を切らないで放置しておくと、山は荒れるし、山守さん達は仕事が無くなります。そうなると後継者が育たないので、林業はますます廃れるばかりです。
おそらく林業はこのままだと消滅するでしょう。
単純に木を切り出すのは、ビジネスモデルとして成り立たないのですが、何かいい方法はないのでしょうか?エコに関わるビジネスが林業を新たに変えていけば良いのになぁって思いました。