一昨日から東大和市議会が始まりました。
昨2月21日に提出された一般会計補正予算(第6号)に賛成しました。
昨年の第4回定例市議会や、予算要望でも要求してきた物価高騰対策が盛り込まれました。
【賛成討論の原稿】
令和6年度東大和市一般会計補正予算(第6号)に、共につくる東大和を代表して、賛成討論を行います。
本補正予算は、基本的には、市民の暮らしを支えるために必要な事業を計上したもので、賛成です。
東大和病院に対する市の補助金は5年前まで全額が国の特別交付税で賄われていましたが、5年前からは6割=約2000万円は市の一般財源の支出です。救急病院である東大和病院は大切な施設ですが、全額を国が担ってきたものが変わったわけですから、市民へのていねいな説明が必要です。
自治体の情報システム標準化によって経費が3割削減できると国は説明してきましたが、経費は2倍以上に膨れ上がっていることが明らかになっています。立ち止まって再検討すべきです。
先の第4回定例会でも、また、昨年の予算要望でも、物価高騰で市民の暮らしが追い詰められており、国の物価高騰対応重点地方創生臨時交付金の推奨事業メニューなどを活用して、暮らしを支援する施策を速やかに講じるよう求めてきましたが、この補正予算で具体化されました。
子育て世帯への応援給付金については、電子マネーで受け取れない方を含め、とり残される方が出ないよう迅速で丁寧な取り組みを求めます。
また、介護事業者や障害福祉事業者への給付も、事業者を励ます貴重なものです。国・東京都と連携して従事者の待遇の抜本改善と事業所への報酬の引上げを求めます。
小中学校の照明のLED化が計上されました。気候危機対策は最重要課題です。来年度に向け抜本的な強化を求めます。
学校給食無償化に1月から踏み出したタイミングで、給食食材費が引き上げられたことを歓迎します。物価高騰がなお続いているもとで、今後とも、子どもの健康の維持・増進にふさわしい食材費を求めます。
この補正予算で、財政調整基金は30億円を超え、一般会計で99億円、たぶん決算では100億円を初めて上回ることになるのではないでしょうか。地方消費税交付金の項で質疑した通り、物価高騰にくわえて税負担の増大も暮らしを脅かしています。
いっそうの市民サービスの向上を求めて賛成討論とします。