【私の質問】
「4 戦後70年を迎えるにあたって。
①二度にわたる世界大戦の悲惨を経て、国際政治において戦争は違法な行為とされ、日本においては侵略戦争への反省から憲法9条が定められました
ア 戦後70年を迎えるにあたり、平和宣言都市の市長として憲法9条を守り、市民の平和的生存権を守る立場を改めて表明してください。いかがですか。
イ 平和都市宣言を市庁舎をはじめとした公共施設に掲示するよう求めます。いかがですか。
②戦争する国づくりに向かういかなる兆候とも厳しく対決することこそ、平和な日本と世界を建設する務めだと考えます。集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求め、これを具体化する一切の法改定に反対すべきです。市長の見解を伺います。」
【答弁】を聞いての感想。尾崎保夫市長は、4月の市長選挙への出馬を表明していますが、自民党から推薦を受けています。戦争する国づくりへ安倍政権が暴走するもとで、自民党から推薦を受けるということは、やはり、平和を守る明確な立場を表明することなどできないということなのだと思いました。
憲法を順守することは大変重要だと答弁し、「日本国憲法」の冊子を公共施設などに配置するといいます。
東大和市は大変素晴らしい「平和都市宣言」を持っているのですが、なんと、平和都市宣言碑どころか、市内のどこにも掲示していないのです。戦争遺跡である旧日立変電所の保存に比べれば、ほとんどお金のかからない、宣言の公共施設への掲示について、「やる」と答弁しませんでした。暴走する安倍政権与党への「配慮」でしょうか?
そして、集団的自衛権の閣議決定に基づく法整備については、今後の審議を「見守りたい」との答弁です。「注視」でなく見「守る」という言葉を使ったところに、政府寄りの姿勢を感じるのは、深読みしすぎでしょうか?
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