幸楽苑中田店

幸楽苑は前身の味よし食堂から数えると1954年創業の老舗ラーメンチェーン店。2024年現在総店舗数は400点を超える（幸楽苑ホールディングス公式サイトより）。現在は「プレシデント幸楽苑」がタイでの店舗拡大にチャレンジ中。2024年4月現在の価格だと人気メニュー上位のねぎらーめん系に不可思議な事が起こっている。

「みそねぎらーめん」。2024年4月現在の価格は税込630円。あっさり油分少なめの味噌味スープは少し甘めに仕上げてある。具材はシンプルな千切りネギとチャーシュー2枚。だいぶ昔からメニューにある幸楽苑のスタンダードな安心安定の味わいでこのみそねぎを目的に幸楽苑へ訪問する方は少なくない。

上記のねぎみそらーめんと比較する為に同日同時刻同店で注文した「みそらーめん・千切りねぎトッピング」。2024年4月現在の価格は490円+130円の計620円。ねぎみそらーめん単品を注文するよりみそらーめんに千切りネギをトッピングした方が10円安い上にチャーシュー2枚（ただし少し小さめ）、ナルト、海苔、メンマ、小口切りネギが多いと言う現象が発生する。みそねぎらーめんの方が千切りネギが多いと言う事もなく麺や味の違いもない。これは2023年10月に千切りネギが20円値下げされてみそらーめんとみそねぎらーめんが価格据え置きだったのでこの様な事が起こってしまっている様子。

麺はいつもの幸楽苑の多加水中太麺ちぢれ麺。前回は別日に違う店舗での検証だったが今回は同日同時刻に2杯注文しているので店員さんによるムラもなく純粋に違いが比較できている。と、言うことで幸楽苑の価格改定が起きない限りねぎらーめん系を単品注文するより中華そば（しお・みそらーめん）に千切りネギをトッピングした方が何かとお得と言うことがきっちり証明されたであろう。この注文方法を覚えておくとねぎらーめん系を少しお安くしつつグレードアップさせて楽しむことができる。

夏季限定メニューの「冷し担担麺」。よく冷やされた胡麻ドレッシングの様な白胡麻ベースのスープにピリ辛の肉餡と千切りネギ、きゅうりに砕いたピーナッツといった具材が載っている一杯。見た目は辛そうだがそこまでの辛さではなく食しやすい。

幸楽苑の麺は冷やされるとかなり強いコシが生まれる。

「餃子・極」。キャベツの糖度に拘っている。お値段は単品でも280円とお得で小ぶりだが味は⚪︎。餡にしっかりと味付けがなされているのでプレーンで食すのが好み。お持ち帰り冷凍生餃子・極が5月15日までの期間限定で100円引の30個560円なのでかなりお買い得感がある。折角なので購入し家で冷凍餃子を焼いてみたのが3枚目の写真。